『新語・流行語』年間大賞に『ふてほど』 主演の阿部サダヲがぶっちゃけ「正直『ふてほど』って1度も言ったことない」
『2024ユーキャン新語・流行語大賞』発表・表彰式に出席した阿部サダヲ(C)ORICON NewS inc.
2024年に最も話題を集めた言葉を決める『現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞』が2日に発表され、「年間大賞」に今年1月期に放送されたTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』が選出された。主演の阿部サダヲらが同日に都内で行われた授賞式に出席した。
TBS系「金曜ドラマ」枠で放送された『不適切にもほどがある!』は脚本を宮藤官九郎が務め、主人公を阿部サダヲ、娘役を河合優実が演じた。1986年と2024年をタイムスリップしながら、コンプライアンス社会をストレートに批判するのではなく、時代や世代、個人間にギャップがあるのは当たり前で、どんな時代でも差異を否定しあうのではなく、差異の存在を前提に話し合いを重ね共通解を探るというテーマだった。
受賞理由について「大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券収入の収支報告書不記載など、2024年は不適切事案が目白押しであった。一方、昨今強化されているのがコンプライアンス。企業は顧客・株主への社会的責任はもちろん、従業員一人ひとりにもハラスメントだ、働き方改革だと配慮が求められる。