エスファハーン - 世界の半分と言われた街で出会ったものこと。【イランとヒジャブとわたし vol.5】
そしてここはペルシア絨毯屋さん。エスファハーンはペルシア絨毯も有名とのこと。
チャイ飲む?と何杯も紅茶を頂きながら、色んなペルシア絨毯を見せていただきました。
「ペルシア絨毯の柄には意味がある。」
お店のお兄さんは日本語とペルシア語を織り交ぜつつ丁寧に話を聞かせてくれます。
織り手が生活の上で大事にしているもの、それが愛であったり、平和だったり。
時にはそれが麻薬であったり、ラクダであったり。ザクロの模様で食べ物を表現していたり。
これはラクダをモチーフにしたもの。 いつか王様が求婚してくれないかな?という妄想を表現した絨毯、なんてのもありました。ユニークな絨毯たちを眺めていると、あっという間に半日がたってしまうから不思議です。
他にも、銅細工に加工を施した置物を販売しているお店や
イランの伝統工芸ミーナーカーリー(全部手で模様を描いているというから驚き。)のお店も。
普段見慣れないお店に足を止め、心をとらわれてしまうため、大きなバーザールの入り口で1日が終わってしまうほど。