ピアニストとその家族 − 家族へ贈るコンサート。【OLEA DIARY from LONDON vol.10】
私は中学生の頃、12歳から音楽専門の学校に通っています。
小学5年生の時、普通校の中学を受験しようとしていた矢先、その当時のピアノの先生から音楽専門の学校への受験を勧められました。そうして選んだ、音楽大学付属の中学校への受験。
音楽専門の中学校へ通う生徒さんは、両親が音楽家の人や、小さい頃から受験を見据えて練習している人がほとんどです。私の両親は音楽には無縁、私も趣味程度でピアノを弾いていたので、進路にたくさん悩んだことを今でも覚えています。
音楽大学附属の学校は雰囲気も独特で、音楽の世界に馴染みのない私や私の家族はとても戸惑いました。その独特な世界で大変なことも、辛いこともたくさんありましたが、今私がここロンドンで音楽を楽しめているのは家族の支えがあったからこそです。
あの時から11年。
大学のすぐそばにある素敵な教会St. Alfege Church Greenwichでコンサートをやらせていただく機会を頂きました。
そして今回のコンサートは日本から家族を招待してのコンサート!!
とってもドキドキでした。
今日はその様子をちょこっとご紹介したいと思います。