3 stories_LES TOILES DU SOLEIL篇——第2回「その美しい色彩で無限に生み出されるテキスタイル」
、東京は新丸ビル店のための「マルノウチ」などがそう。
「サクラ」は、オーナーデザイナーのアンリ・キンタさんが2、3年に一度は訪ねているという、京都の寺院で感銘を受けた桜に美しいイメージを描き、クリエーションされたもの。
他にも、「ヨコハマ」や「キチジョウジ」なども土地や場所から着想を得たものであり、「キチジョウジ」は井の頭公園の季節の移り変わりをピンクや赤、黄色などの色を用いて生地に表現されています。
オーナーのアンリ・キンタさん
43cm幅のテキスタイル
ストライプの生地は、43cm幅。その生地の表情余すところなく生かして表現できる、ブランド唯一のアイテムが「木底トートバッグ」です。端から端までフルに用いられることで、テキスタイルの魅力である色彩がもっとも生かすことのできるアイテムなのです。
ブランドを象徴するアイテムであり代名詞でもあるのが「木底トートバッグ」です。このバッグに使われているテキスタイルは、今ではフランス人だけでなく、オーストラリアにロシア、ニューヨーク、そして日本とたくさんの国の人たちに愛されていますが、中でも日本での人気はとても高く、フランスで生み出されるテキスタイルの半分ほどは日本で展開しているそう。