暗い冬を照らす、アドベントの光。【森と湖とストックホルム vol.8】
1年で最も憂鬱な11月。
日照時間が短くなり、本格的な厳しい冬に突入していく11月。
光を反射する白い雪が降れば、少しは明るく感じるのですが、雪にはまだ少し早く、空を覆う重たい雲からは、冷たい雨が降っています。
しかし、1年で最も憂鬱なこの季節を乗り越えれば、クリスマスシーズンの到来です!
11月末頃からアドベントが始まり、街はクリスマスの装飾で彩られ、明るく賑やかな雰囲気となっていきます。
クリスマスまでの日々を数える粋なアイテム
アドベントはクリスマスから4週間遡った日曜日に始まります。
(今年は12月2日とやや遅めで少し残念ですが...。)
アドベントには4本のロウソクを用意し、毎週1本ずつロウソクに火を灯していきます。4週間後のクリスマスには4本全てに光が灯るという仕組み。
甘いお菓子を少しずつ楽しみながら、クリスマスまでの日々を数えるアドベントカレンダーは、日本でも既におなじみかもしれませんが、それと似たコンセプトですね。クリスマスまでの日々をより一層楽しくする粋なアイテムです。
暗い冬を照らす、窓辺の光
アドベント以降、人々はクリスマスの装飾を始めます。