チェコで出会うお茶。ハーブティーのある暮らし【いろどりのチェコ vol.15】
「お茶」の定義は?!
日本で「お茶」「ティー」と言うと、茶葉で淹れるもの、日本茶か紅茶を思い浮かべる方が大半ではないだろうか。
チェコでは、茶葉を使わないいわゆる「ハーブティー」がお茶市場の主役だと言える。
スーパーマーケットのお茶コーナーでは、茶葉系と同じかそれ以上のスペースを占めている。コーヒーでさえも肩身が狭そうである。
お茶売り場は花や果物の絵柄が多いので必然的にカラフル
ハーブティーは、嗜好品としてだけでなく、自然治癒を助け体調を整える飲み物としても頼りにされており、
「風邪気味かも」
「ジンジャーティー飲んで暖かくしときなさい」
「あぁ食べ過ぎた」
「ペパーミントティーたっぷり飲んどきなさい」
「寝つきが悪くて」
「夜にカモミールティー飲めば良いよ」
多くの家庭でこんな会話がされているのは想像に難くない。
ハーブティーのストックから症状に合ったものを飲んでとりあえず様子を見てみる。軽い病気ならハーブティーで医者要らずである。
パッケージに具体的な効能が書かれている商品。
ハーブ畑。自宅の庭でハーブを育てている人も多い。
日本人の常識を覆す緑茶の頂き方
チェコでは緑茶も人気はあり、多くのカフェで注文出来るし、どのスーパーでも買える。