フランスを代表する彫刻家が愛したアトリエ美術館へ。【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.18】
フランスを代表する彫刻家、ブールデル。
彼が実際に使用していたアトリエ美術館は、パリ15区、モンパルナス駅から徒歩2分、自身の名前を冠したアントワーヌ・ブールデル通りの18番地にあります。
実際に、ブールデルはこの場所をラボラトリー兼彼のサンクチュアリとして、約45年もの長い間居住し、ひたむきにこの地で制作を続けました。
パリの有名なミュージアムはどこも広大で、さらに展示数も多いので数時間で見終わるというのはとても難しく、終わった後にはぐったりとしてしまうのですが、、
この美術館は数時間で鑑賞できるちょうどいいキャパシティーのうえ、見ごたえもしっかりある。
さらに、パリ市が運営しているから無料なのです。
20世紀を代表する芸術家が集ったアトリエ
©Benoît Fougeirol / Terra Luna
当時のままのアトリエ。
制作の際、細部を見落とすことのないように、光をふんだんに取り込むことを意図して作った窓。