2012年10月29日 17:00
第25回東京国際映画祭、グランプリは『もうひとりの息子』 仏映画が2年連続の受賞
審査委員長を務めた映画プロデューサー、ロジャー・コーマン氏は「グランプリは満場一致で決まった。それぞれの作品が信念、宗教、文化、政治的な価値観を表現しており、国際映画祭にふさわしいラインナップだった」と総評を述べていた。
第25回東京国際映画祭では、112本の作品が上映され(総上映回数は278回)、劇場動員数は3万9786人を記録した。また、今回をもって依田巽チェアマンが退任し、後任に角川書店の椎名保取締役が就任すると発表された。
【主な受賞結果】
東京サクラグランプリ:『もうひとりの息子』/審査員特別賞:『未熟な犯罪者』/最優秀監督賞:ロレーヌ・レヴィ監督『もうひとりの息子』/最優秀女優賞:ネスリハン・アタギュル『天と地の間のどこか』/最優秀男優賞:ソ・ヨンジュ『未熟な犯罪者』/最優秀芸術貢献賞:撮影監督パンカジ・クマール『テセウスの船』/観客賞:『フラッシュバックメモリーズ 3D』
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