くらし情報『エリザベス・ホワイト監督が語る『フローズン プラネット』で描きたかったこと』

2012年12月25日 18:49

エリザベス・ホワイト監督が語る『フローズン プラネット』で描きたかったこと

エリザベス・ホワイト監督が語る『フローズン プラネット』で描きたかったこと
『ディープ・ブルー』(03)『アース』(07)に続くBBC EARTH製作のネイチャー・ドキュメンタリー第3弾、『フローズン プラネット』のエリザベス・ホワイト監督が来日。専門家も驚愕した北極と南極の現在の事実を語った上で、自然環境の変動にアラートを鳴らした。

予告編

日本でも大ヒットした前述の2作品に続く本作は、南極と北極に特化した意欲作。製作期間4年。北極圏内だけでなく、広範囲を網羅した前人未到の南極圏の映像を収めることに成功した唯一の作品だ。2007以降、同プロジェクトに専門家として積極的に関わるホワイト監督も、「つららが海底に向かって伸びてヒトデなどの生物を瞬殺で冷凍する光景や、シャチがチームワークでオットセイを仕留める行動に驚いたわ」と撮影現場では相当興奮したそう。「特にシャチの生態は学会で発表したほどで、学者としては大変な発見なの」と専門家レベルでも感嘆する貴重な映像集に! 将来の研究の資料にもなるという。

総撮影日数2,356日、世界初映像の数々を収め、大自然の真実を描く。
膨大な時間と予算、人間を割いてまで同プロジェクトを進める目的には、次の2点があるとホワイト監督は説明する。

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