リーアム・ニーソンが主演する映画『誘拐の掟』が30日(土)より公開される。本作では主人公の私立探偵スカダーが、謎の凶悪犯を相手に迫っていくが、彼に調査を依頼する麻薬ディーラーのクリストを、人気の英国人俳優ダン・スティーヴンスが演じている。甘いルックスで人気を博す“王子さま”キャラのスティーヴンスがなぜ麻薬ディーラー役に? 本人が語るインタビュー映像が公開になった。
インタビュー映像
『誘拐の掟』は、ある事件をきっかけに警察を引退し、ひっそりと私立探偵を営んでいるスカダー(ニーソン)が、麻薬取引の関係者の身内ばかりを狙った猟奇的な連続誘拐殺人事件に関わり、人質を救出するため、知恵と交渉テクニックを駆使して、殺人鬼に挑んでいくクライム・スリラー。スティーヴンスはTVシリーズ『ダウントン・アビー』で英国の巨大なカントリーハウスを相続することになった青年マシューを演じて大ブレイク。『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』では騎士ランスロットを演じるなど活躍の場を広げている。
スティーヴンスは舞台で研鑽を積んだ確かな演技力と、さわやかなルックスが魅力の俳優だが、本作を手がけたスコット・フランク監督は、主人公が誘拐殺人事件に関わるきっかけを持ち込む麻薬ディーラー役には“意外性”を求めていたという。