と語る。
本作はかつてアメリカで行った出来事を描いた作品だが、自分たちが不当に扱われていることに抗議し、外部だけでなく自身の中にある恐怖にも立ち向かって、正当な権利を得ようとする人々の姿は現代にも通ずるものがある。映像に登場するキャスト、スタッフたちはみな、言葉は違うが、本作に“現代の観客に伝えるべきメッセージがある”ことを訴える。かつてアメリカで世界を変えようと立ち上がった人々の強い意志と、何としてもこの映画を作り上げたいと思ったフィルムメイカーの意志は、日本の観客にもスクリーンを通じて伝わるのではないだろうか。
『グローリー/明日への行進』
公開中
ゼンデイヤ演じる天才テニスプレイヤーを愛した2人に迫る『チャレンジャーズ』