優れた若手映画作家の発掘と育成を行うプロジェクトから誕生した短編映画を一挙に上映する「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」が今週末の5日(土)から東京・渋谷のユーロスペースで、19日(土)から大阪のシネ・リーブル梅田で開催される。
その他の情報
「ndjc…」は文化庁の委託事業で、映像産業振興機構(VIPO)が2006年から行っているもの。団体から推薦を受けた作家の中からワークショップ参加者を決め、同一の課題・条件下で短編を制作。その中から製作実地研修に参加する作家を決定し、35ミリフィルムを使った25分以上30分以内の短編映画を制作する。
昨年も4人の監督が実地研修を行い、4本の短編映画が誕生。イベントでは藤井悠輔監督の『罪とバス』、ふくだももこ監督の『父の結婚』、堀江貴大監督の『はなくじらちち』、佐藤快磨監督の『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』を上映する。選ばれた監督は、ショートショート実行委員会、日本映画大学、TAMA映画フォーラム実行委員会、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザが推薦し、選考をくぐり抜けてきた実力派で、明日の日本映画界で活躍する存在として期待されている。