ダンスや歌うシーンなども多いこの作品は俳優のキム・スヒョンにとって“新たな挑戦”となった。そんな彼に、同じ年代の仲間たちはアドバイスを贈り、大きな手助けをしてくれたそうだ。「僕は、歌やダンスに自信がなかったので、“宿題”がたくさんありました。今でも、(歌やダンスのレベルは)スタートラインから首ひとつ出たくらいかな。(日本語で)まだまだです」と振り返る。また、同作のプロデューサーであり、所属事務所の会長でもあるペ・ヨンジュンはいつも激励し、徹夜で体調が悪い時にはビタミン剤を差し入れしてくれたそうだ。
ドラマのメッセージは、「夢をあきらめない」。彼自身の“ドリームハイ”はズバリ、「一生俳優として演技をしていたい」だそうだ。
「10年後、ただ座っているだけでも“男のオーラ”が出るような俳優になりたいです。“雄の演技”というか、男らしい演技をしていきたいですね。今、それを叶える途中にいることが幸せ」と人懐っこい笑顔で抱負を語った。黒目がちな柔らかな眼差しの中に、未来を見据えたかのような静かな意志が感じられた。韓国ドラマ『ドリームハイ』DVD BOX I&IIは発売中。