くらし情報『左手ピアノが紡ぐ新たな音楽の地平... 舘野泉フェスティヴァル「左手の音楽祭」の全貌が明らかに』

左手ピアノが紡ぐ新たな音楽の地平... 舘野泉フェスティヴァル「左手の音楽祭」の全貌が明らかに

(全7回)、演奏者の息遣いも感じられるリサイタル「響きあう小さな部屋で」(全4回)、演奏機会の少ない名曲にも焦点を当てる室内楽公演「坂の上のコンサート」(全4回)。そして井上員男の版画『平家物語』とNHK大河ドラマ『平清盛』の音楽などを併せて鑑賞する「光が丘美術館コンサート」(全1回)。全16回が約2年をかけて開催される。

記者会見には、舘野泉と東京芸大の同級生で、長年の友人でもある作曲家・末吉保雄も同席。「舘野さんの演奏は今まさに熟練の域。左手で演奏する時に、鍵盤を折り返してくる時のテクニックなど、新しい世界、地平が開いているのを感じます」と舘野を称賛。「取り上げる作品、共演者は、非常に多岐多様。さらに委嘱作品の世界初演もある。
時代、国境、世代を越えた音楽は、新たな指標を示してくれることでしょう」と期待を寄せる。

音楽祭完結後には77歳を迎える舘野泉。「いずれは左手のピアニストや作曲家たちのための左手ピアノのコンクールをやりたい」と、まだまだ新たな夢にも思いを馳せる巨匠が贈る「舘野泉フェスティヴァル ―左手の音楽祭 2012-2013」。第1回公演は、5月18日(金)に第一生命ホール(東京都)

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