くらし情報『勘三郎、「大変なものが出てきた!」と貴重な資料の発見に大喜び』

勘三郎、「大変なものが出てきた!」と貴重な資料の発見に大喜び

昔からの夢だったから感無量ですよ。これからもずっと続けていきたいね」と感慨深げに語る。12年前、『法界坊』で幕を開けた同劇場だが、ここにも秘話があった。天保13年(1842年)10月5日に初日を迎えた中村座もこの『法界坊』で開幕していた。勘三郎はこの事実を後から知り驚いたそう。「隅田川(が舞台の話)でご当地ものだからと思ってたけど、こんな偶然があるんだね」。思い入れのある同演目は今年4月に上演する。勘三郎は、女好きで悪事にも手を染めるが憎めない破戒僧の法界坊を演じる。


5月、ロングラン公演のラストを飾るのは、勘三郎が上演の機会を待っていた『髪結新三』。季節的にも“初鰹”が出てくるのでぴったりだと話す。自身の襲名披露公演以来7年ぶりの新三役に、例の覚書も参考にしたいと意気込む。また60歳の還暦にはこの劇場で『助六』をやりたいと将来の夢も話していた。

平成中村座の公演も残すところあと2か月。『四月大歌舞伎』は4月2日(月)から26日(木)まで。『五月大歌舞伎』は5月3日(木)から27日(日)まで開催する。チケットは発売中。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.