くらし情報『マーラーの世界的権威インバルと都響による新たな「マーラー・ツィクルス」がスタート』

マーラーの世界的権威インバルと都響による新たな「マーラー・ツィクルス」がスタート

マーラーの世界的権威インバルと都響による新たな「マーラー・ツィクルス」がスタート
19世紀末のウィーンで活躍した後期ロマン派の大作曲家グスタフ・マーラーの作品を取り上げる注目の企画。エリアフ・インバルと東京都交響楽団による「マーラー・ツィクルス」が、9月よりスタートする。

「インバル=都響 [新]マーラー・ツィクルス 第I期ラインナップ」の公演情報

※ツィクルス=特定の作曲家の作品を連続して演奏する音楽会の意。

本企画を指揮するエリアフ・インバルは、マーラー作品演奏における現代の権威として世界的に名声を得ている巨匠。1980年代にフランクフルト放送交響楽団(現hr交響楽団)とマーラーの交響曲全集録音をリリース。複雑なスコアの細部まで漏らさず表現された精緻な演奏で、今日ではマーラー演奏の名盤のひとつに数えられている。また、都響とは1994~96年にマーラーの全交響曲ツィクルスを行ったほか、2008年のプリシンパル・コンダクター就任以降も、マーラーの交響曲を積極的に演奏。いずれも非常に演奏水準の高い名演として人気を博している。


マーラーの音楽について「単なる繰り返しも、スタンダードな演奏法も存在しない」と語るインバル。2007年から都響と再びいくつかの交響曲を取り上げた際、素晴らしい変化を感じたという。

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