464年の歴史を誇るドレスデン国立歌劇場管弦楽団、名匠ティーレマンと来日ツアーを開催
世界屈指の古い歴史を誇るオーケストラ、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)が、今年9月に首席指揮者に就任したばかりのクリスティアン・ティーレマンとともに来日。10月21日(日)より日本ツアーを開催する。
「クリスティアン・ティーレマン指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団」の公演情報
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団は、1548年にザクセン選帝侯の宮廷楽団として設立され、現存するオーケストラとしては世界で2番目に古い歴史をもつ。ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスらの大作曲家が、指揮者として度々共演して自作を演奏しており、ドイツ音楽の伝統を築きあげてきた楽団として広く愛されている。
今回、首席指揮者に就任したクリスティアン・ティーレマンも“ドイツ正統派音楽を継承する”指揮者として楽壇の期待を一身に背負う存在だ。ポスト就任決定が発表された2009年秋から、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団とは精力的に共演を続け、すでに実施したアメリカ・ツアーは大成功。コンサートマスターのヴォロングが「(ティーレマンが)思い描き、引き出そうとしている音をほとんど感じることができる。精神的にも音楽作りにおいても、本当に調和している」