沢村一樹が主演! 畠中恵のベストセラー小説『しゃばけ』を初舞台化
2002年にラジオドラマ化、2007年にはフジテレビ系列でドラマ化され話題となった、畠中恵のベストセラー小説『しゃばけ』が、来年4月赤坂ACTシアターにて初の舞台化決定。
虚弱体質で外出もままならないが明晰な頭脳で怪事件の謎を解く若だんなと、若だんなの手足となって探偵活動をする妖怪たち……。一見、おどろおどろしい世界を独特のユーモアで舞台上に再現するのは、『焼肉ドラゴン』で第8回朝日舞台芸術賞グランプリ、第16回読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞など数多くの演劇賞を総なめにし、話題作を生み続けている脚本・演出家の鄭義信。主演の一太郎には、テレビドラマ『浅見光彦シリーズ』の主演を務め、NHK『サラリーマンNEO』では三枚目役を演じるなど俳優活動のみならず、バラエティ番組の司会までこなし、近年では絵本作家としてもデビューするなど幅広い活躍をみせる沢村一樹。本作品で、2002年上演の『ゴーストニューヨークの幻』以来、約11年ぶりに舞台に立つ。
舞台化にあたって、脚本・演出家、主演コンビから以下のようなコメントも寄せられている。
鄭義信(脚本・演出)
「一見、おどろおどろしい世界を持つ『しゃばけ』ですが、ミステリーのおもしろさ、江戸の粋な情緒、そして、ファンタジーとしての奇想天外さ……『しゃばけ』につまったモザイクのような要素は、映像よりも舞台でしか再現できないのではないかと思いました。