くらし情報『年末年始の風物詩!  冬の選手権、4175校の頂点はどこだ』

年末年始の風物詩!  冬の選手権、4175校の頂点はどこだ

昨年は名門・市立船橋(千葉)が5度目の優勝を果たしたが、84~89回大会はいずれも初優勝の高校が頂点に立っている。四中工・樋口士郎監督も「昨年の準優勝のプレッシャーがある中、三重県予選を勝ち抜いたのは自信になる。他県を見ても、本命と言われる高校が結構負けているので」と語った。四中工・田村大樹主将の準優勝の捉え方は少し違った。前回大会決勝で四中工は1-0とリードしながら、市船に試合終了間際に追いつかれ、延長戦で敗れたのだが、「最後の1分間を守りきれなかったのが、逆にチームのいいモチベーションになっている」と明かした。

強豪校には強豪校ならではの経験値があり、新興校には新興校ならではの勢いがある。八千代・柳育崇主将のように、「千葉県代表に恥じない戦いをしたい。千葉を勝ち抜いてきたので、どこが相手でも負けない。
目標は全国制覇です」と激戦区を制した自信を持つ高校もある。91回目を数える『冬の選手権』、4175校の頂点を目指す戦いは予測不可能。ただ、これだけは言える。あのメロディに乗って、年末年始の関東でいくつもの激闘、ドラマが繰り広げられることだろう。主な1回戦は修徳(東京A)×鳴門(徳島)、前橋育英(群馬)

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