2013年4月17日 18:55
宮本亜門「見所は首切りでしょ! 違った!耳切りだ(笑)」、山本裕典主演舞台『耳なし芳一』
山本裕典主演、宮本亜門演出の舞台『耳なし芳一』がKAAT 神奈川芸術劇場で上演中だ。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『耳なし芳一のはなし』を原作に、平家物語弾き語りの名手、盲目の琵琶法師・芳一の運命を描く舞台。開幕直前の4月11日、宮本と山本に加え、出演の安倍なつみ、益岡徹によって行われた会見を、以下レポートする。
舞台『耳なし芳一』チケット情報
舞台の見所は?
宮本「『耳なし芳一』の見所と言えば…首切りでしょ!」
キャスト一同「え!? 」
宮本「あ、違った!耳切りだ(笑)。あとはやはり、芳一が体にお経を書く場面でしょうかね。今回の舞台では、原作者の小泉八雲も登場しますし、安倍さん演じる亡霊とか、本来目に見えないものが舞台に立ちます。そういったものをあえて登場させ、共に生きているという事が伝わればと思います」
山本さんを選ばれた理由は?
宮本「役者として面白いと思ったんです。稽古に対しては非常に誠実ですしね。
今回の舞台では、彼の従来の明るさ元気さではなく、ぐーっと入る役をどう演じるのか見てみたかったんです」
劇中で琵琶を弾かれるということですが、大変でしたか?
山本「琵琶を弾くのは初めてで、稽古に入る前から琵琶の練習は始めていたのですが、なかなか琵琶の先生とスケジュールも合わず…。