とはにかみ、会場を沸かせた。
他にも、「今回のツアーのために練習してきた」という、前アルバムのタイトル曲『手と手』のピアノ弾き語りや、パンデイロというブラジルのタンバリンの演奏にあわせて歌った3rdシングル『キセキ』、情感を込めて歌い上げたヒット曲『トイレの神様』など、いろんな表情で観客を魅了した。
アンコールの時に、客席から「結婚おめでとう!」と祝福の声があがると、アメリカの一人旅でパートナーと出会ったことを報告。「出会ってちょうど1年。一人旅の最後の1週間にニューヨークに立ち寄って。縁はどこに転がっているかわかりません」と話し、会場は再び温かい歓声に包まれた。ラストは、ステージに一人残り、自身の原点であるアコースティックギターによる弾き語りで『My Favorite Songs』を披露。これからも歌を歌い続けることを誓った。
今後、植村花菜は、8月19日(月)音霊 OTODAMA SEA STUDIO(神奈川県逗子海岸)で開催されるイベント“ある朝の風景”に出演する。
取材・文:門 宏
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