でも今回は過去の自分だったら陳腐に感じて没にしてた言葉でも、曲にハマっていたら使おうって思ったのが大きい」と振り返る。また、曲については「2曲目の『象の街』は、前にライブでやった時、イントロが暗すぎて客席から笑いが起こって(笑)、それは凄くカタルシスを感じた。でも今回の4曲はサウンドの作り方も曲の世界観もそれぞれ違う表現ができて、しかも全てのバランスが良いって感じてる。作る前は、前のアルバムと地続きになるかなって予測してたんだけど、それよりもこれまでの昆虫キッズの曲が全て反映された作品になったなって。それが良いのか悪いのか分からないけど」と語った。
クレヨンで書かれた男女が印象的なジャケットは「1stと2ndでもジャケットで男女が描かれているんだけど、そのストーリーに戻そうかと思って」と明かした。最後に「今回ツアーで色々な土地に行って、各地にコアからライトまでファンの人や、応援してくれたCDショップの人がいるって事を改めて実感できたのは良かった。最後のツアーだけど自分もお客さんも感傷的な雰囲気は全然無くて、むしろもう少しなってほしいって思ってるぐらい(笑)。
バンドは最後まで更新して行きたいから、それを見に1月のライブはぜひ来てほしい思ってますね」