それでいて、第20節・浦和レッズ戦で見せた相手ボールの時は自陣から出ない超守備的な5-4-1もある。
G大阪もかつてのポゼッションサッカー至上主義ではない。3ボランチ気味の守備ラインを作り、堅守をベースにパトリックへのカウンターから活路を見出すことも多々ある。もちろん、長短織り交ぜたパス交換から宇佐美貴史や阿部浩之が仕掛けるのが鉄板だ。
守備的か、攻撃的か。カウンターか、ポゼッションか。局面、時間帯、流れによって、両クラブとも器用に戦術を変えてくるだろう。そのタクトを振るうのが、広島の青山敏弘とG大阪の遠藤保仁である。
日本を代表するゲームメイカーは、ピッチを俯瞰で見渡し、いるべき場所にいる。森保一監督、長谷川健太監督の命を受け、青山と遠藤がチームを動かす。
『ナビスコカップ』決勝・サンフレッチェ広島×ガンバ大阪は11月8日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフ。一般発売は10月25日(土)10:00より。
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