くらし情報『ベッド&メイキングスが円形劇場をまっぷたつに!?』

ベッド&メイキングスが円形劇場をまっぷたつに!?

でも、もともと双数姉妹の小池竹見さんが作った仕組みも、福ちゃん(福原)が手を加えたところの面白さも、両方が体験できるから。贅沢だなって思ってます」(富岡)と、新『サナギネ』への手応えを感じている。

舞台上では、片側で田舎町に暮らす14歳の少女・ヨシノの物語が、もう一方で都会に出た24歳のヨシノの物語が演じられる。ベッド&メイキングス版には、そこに福原なりの“時間”を捉える目が加わった。「これは両方でひとりの女の子の成長を描く物語ですけど、そこから、人にとっての過去・現在・未来というものが見えてくる気がするんです。科学的解釈では“時間は過去から未来へ流れているのではなくて、未来から過去に流れている”とか。確かに、現在の積み重ねで過去はできるわけで、そう考えると、未来がなければ現在も過去もないっていうことになりますよね」(福原)。その話に、「本当だ。
そういう芝居になってる!」と応える富岡。きっとそれは、両方を観ることでより納得できるのだろう。が、「片方だけでも、こっち側を楽しもうと集中していただけると(笑)、絶対に面白くなるはず」(富岡)と付け加える。「面白い芝居は演劇界共通の財産として、いろんな人が再演したほうがいいと思う」

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