男性俳優陣は僕も含めて、一見チャラい感じで世の中を渡っていそうに見えるけど(笑)、作品創りへの姿勢は、みんなものすごく真剣なんです。びっくりするくらい真面目。それでいて俳優が持つ魅力はみんな違いますからね。若い俳優たちの真剣さに応えるように、自分が伝えられることは伝えていきたい」と明かした。
本作特有のシステムであるランキングはすでに投票を受付中。自分の好きなキャストを主役に押し上げようと、熱狂的なファンたちは今もランキングに目を光らせている。ただ松岡はフィナーレの行方も大きな見どころではありつつも、舞台全体の演劇としてのクオリティを上げることが自らの使命だと話す。「ランキング結果に盛り上がる楽しみもこの作品の大きな魅力ですが、その熱狂の先にある、ランキングの向こう側を目指すために、僕はこの作品に呼ばれたのだと思っています。
チームとして一丸となってこの作品を昇華させたいですね。純粋に面白い舞台が観たいと思われている演劇ファンの方にも観て頂きたいですね。舞台上での僕らの芝居と、それを応援してくれている客席のファンの皆との関係性とか。『何かに打ち込むっていいな』『誰かに夢中になるって素敵だな』と思っていただけたら。