だがそのハードさが俳優たちのリミッターを外すのか、汗とともに俳優たちから溢れんばかりの魅力がほとばしる。今回も玉野、東山、西村らベテラン陣が様々な得意技で自分のフィールドに空気の流れを持っていけば、負けじと中河内、相葉、佐々木、大山ら若手が瞬発力良くハジケていて、素敵な表情を見せていた。アドリブ性も高く、真剣勝負でありながらも俳優たちの素の表情も垣間見れるのも、ファンにとっては嬉しいところ。
2003年から始まり、今回で記念すべき10回目の公演を迎えるが、玉野によると今回は節目であり集大成とのこと。どんなジャンルであれ、ライブ・エンターテインメントが好きな人は観ておくことをおススメする。
公演は4月20日(月)まで同劇場にて。その後4月23日(木)に福岡市民会館 大ホール、4月27日(月)に愛知県芸術劇場 大ホール、4月25日(土)・26日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。チケットは発売中。
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