PaniCrewの植木豪の構成、演出による『WASABEATS』が4月22日、Zeppブルーシアター六本木にて初日の幕を開けた。
日本の心を通じて、ヒップホップやストリートダンスに新たな地平を拓きたい、そんな植木の思いから始まった『WASABEATS』。ダンスには定評のあるw-inds.の千葉涼平が前回から引き続き出演。そして今回より新たに、若手俳優としても進境著しい平間壮一が参加。このふたりが現代都市を生きる若き忍者となって登場。彼らが経験する忍者修行とその先に待ち受ける戦いを、多彩なパフォーマンスによって表現していく。
彼らとともにパフォーマンスを展開するのは、前回に引き続き、植木豪を始めとするストリートダンスの名手たちだ。逆立ちで踊るハンド・スタンド・ロッキング、頭を床につけたまま高速回転するヘッドスピン、時間を止めるようなロックダンスなど、多彩なダンスが登場。
さらに今回からは、コンテンポラリーダンスの要素も取り入れられた。
フィーチャーされるのはダンスだけに留まらない。格闘技と体操を組み合わせた、トレッキングと呼ばれるアクロバット、そして空中パフォーマンスなど、多種多様な技を持つパフォーマーが集まり、ダンス公演の枠を超えたショーが展開される。