愛する娘をバルジャンに託し、病に倒れたファンテーヌ。彼女は『人生はやり直せる』『明日は必ず来る』という大きなメッセージを伝える大事なピースのひとつ。今回もきちんと伝えたいですね」と力強いメッセージを。
知念を上回る「レミゼ歴18年」の森公美子は「マダム・テナルディエは、貧困の中でも生きる強さを持った女性。『人のものは私のもの』というような酷いところもありますが(笑)、そうでないと生きていけなかった時代背景も。大切な事はお金のあるなしではなく、生きる事。その強さを感じてほしいですね」と語りつつ「実は他の場面でも、ちょこちょこ出てます。探せば解るかもしれませんが、探さないで」と笑わせた。
革命を志す青年・アンジョルラスを演じる上原理生は「観る時々で、感情移入する役柄や共感できる部分が変わって、いろいろな見方ができる事も人気の理由なのかな。オリジナルの演出家が『日本のレ・ミゼラブルは世界レベルだ』と言ってくれたんです。どんどん演出も変わったりしてるので、世界最新の『レ・ミゼラブル』を観ていただけると思います」とアピール。世界が認める注目ミュージカルを、ぜひこの機会に体感したい。公演は6月30日(火)