中国戦で大会に弾みをつけ、優勝したい」(黒田)
大会はグループリーグ、順位決定戦を6日連続で戦うタフな日程である。魚住監督は「しっかり走れる選手が必要になる。誰が出ても同じポテンシャルのサッカーができるようにしたい。8人フルで使えるような試合展開にしたい」と青写真を描く。さらに「日本はまだ圧倒的な攻撃力で戦う試合はできていない。粘り強い守備から勝っていく試合をする。今は相手エリアでボールを奪い速い攻撃をする、その攻撃の回数を増やすことに取り組んでいる」と説明した。
『パラリンピック』への思いは並々ならぬものがある。
黒田は言う。「今まで3回『パラリンピック』に挑戦した。1回目は(『アジア大会』に優勝しながら)参加できなかった。2回目は僕のファウルでPKを与えた。3回目は大会直前でケガもあり万全の体調ではなかった。本当に悔しい思いをした。今度こそという思いは誰にも負けない」。
指揮官は2020年『東京パラリンピック』があるからこそ、今回の『リオパラリンピック』が重要だと言う。
「パラリンピアになることは重要な意味を持つ。特別な思いを持って、勝ち取りたい。(開催国出場ではなく)勝ち取らないといけない」。