今週末のゲームは、両軍にとって大きな意味を持つ。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第10節で、鹿島アントラーズとガンバ大阪が激突する。鹿島にとっては真価が問われる、G大阪にとってはV戦線に踏みとどまるための90分間となる。
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1stステージで8位に甘んじた鹿島は、トニーニョ・セレーゾの後を受けた石井正忠監督のもと、強さを取り戻した。2ndステージは7勝1分1敗・勝点22で首位に立つ。現在6連勝中。1stに25失点を喫した守備は、リーグ最少タイの8失点と再建した。アタッカー陣も3試合連続3得点と上げ潮にある。
だが、9月12日(土)・G大阪戦に向けて不安要素もある。鹿島は9月9日に『天皇杯』2回戦・FC琉球戦を戦っている。FC琉球戦は主力の大半を温存したとは言え、9月2日・6日『ナビスコカップ』準々決勝・FC東京戦からの過密日程はボディブローのように選手たちの足を止める危険性をはらんでいる。G大阪も『ナビスコ杯』4強入りを果たしたが、『天皇杯』はシードされ、9月9日に試合はしていない。
また、ここまで5得点を挙げているMF・柴崎岳を出場停止で欠く。CB・昌子源も負傷した。