Jリーグ王者・サンフレッチェ広島が出場中の『FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015』が盛り上がっている中で恐縮だが、年末年始にはサッカー界の風物詩が控えている。2年ぶりに元日決勝を迎える『第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会』だ。前回のラウンド16から、約1か月半を経て12月26日(土)にキックオフを迎える準々決勝の組み合わせは以下の通り。
天皇杯全日本サッカー選手権大会
【準々決勝組み合わせ】
ヴィッセル神戸×浦和レッズ・ヤンマースタジアム長居
ベガルタ仙台×柏レイソル・ユアテックスタジアム仙台
ガンバ大阪×サガン鳥栖・万博記念競技場
FC東京×サンフレッチェ広島・長崎県立総合運動公園陸上競技場
ここで、準々決勝に進出した各クラブのラウンド16の戦いぶりを振り返りたい。
神戸は、横浜F・マリノスを相手に苦戦を強いられたが、森岡亮太が75分に決めた虎の子の1点を守り切り、12年ぶりにベスト8へ進出を果たした。対する浦和は、来季J2に昇格するFC町田ゼルビアに、主力を温存しながらも格の違いを見せつけた。DF・橋本和の先制ゴールを皮切りに、李忠成、関根貴大と立て続けに得点を決め、7-1と難なく試合を終えた。