しかも、指先や関節まで意識が行き届いた細かい表現をしている。そういう繊細なところはアスリート以上に優れているかもしれないとも思いましたね。僕が参加させてもらったのはハイスクールのナンバーだったんですけど、スクールボーイとスクールガールがちょっとからかい合ったり、恋をしたりと、ダンスでいろんな表現がなされていく。台詞はないけど、ドラマを観ているような感覚になってワクワクできるのも、楽しかった」
最新作は、舞台、楽曲、衣装を一新。日本公演に向けてさらに構成を練っているとの情報も。「世界のどこよりも日本公演は盛り上がるそうで、ダンサーたちもいちばん楽しい街だと言ってました。観客の盛り上がりがダンサーたちを燃えさせるので、客席でどんどん踊っちゃってください。そして、“NEW HORIZON”とタイトルにあるように、新しい地平線に向かって走り出したくなるような力をもらえますから。
これを観たあとはきっとそれぞれの目標へ向かって一歩踏み出せると思います!」。いつもエネルギッシュな武井をも力づけた公演。そのパワーをぜひ感じたい。
公演は4月9日(土)から東京・東急シアターオーブ、4月15日(金)から大阪・フェスティバルホールにて。チケット発売中。
取材・文:大内弓子
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