と話す。
稽古中は、「英治伯に“芝居がんばれ”って言ったら“はい!”って脱ぎだしたのにはびっくりした」(シャトナー伯)、「最近オラキオ伯は急にお腹を出す習性がある」(平野伯)など、異文化圏ならではのエピソードも。オラキオ伯は「心許してるシグナル」だと説明した。
紳士が集う稽古場は“お茶会”も多いそうで、佐藤伯が「それも作品に反映されてる気がしますね」と話すと、シャトナー伯は「俳優の人生丸ごと、センスとか感覚とかいうものを芝居に押し込もうとしていますから。お茶会が必要なんです」と解説した。
本作について宮下伯は「密室劇で、男5人がいろんな会話をする。暗転もないし、あっという間。こういう演劇のスタイルを初めて観るお客さまもいるんじゃないかな。
新しい世界、新しい生き物を見る感覚で観に来てほしいなと思います。前作はアトラクションに乗ったような勢いのあるものになっていましたが、今作はいろんなものを構築しながら作っていく物語。また違ったものが観られると思います」と語る。会見後は公開稽古も実施。公開されたのは短いシーンではあったが、オラキオ伯によるアドリブには記者たちから笑いが漏れていた。会見中に滝川伯が「各々の生き様、強い魂を感じていただきたい」