お客さんも、最初は地元の方たちがメインでしたが、今では日本全国からも海外からも来てくださるようになりました」
11~12月にはパーヴォ・ヤルヴィ率いるドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の来日公演にゲストとして参加し、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を演奏する。「今年は運命的な年で、ベートーヴェンのソナタ全集をリリースして、ベルリン・フィルでもベートーヴェン・ツィクルスをやり、ドイツ・カンマーでもベートーヴェンをやります。きっかけは、パリ管弦楽団で来日していたパーヴォさんに、バーで飲もうと誘われたことで、そこで共演が決まってしまった。パーヴォはとても優しくて、面倒見がよくて、みんな巻き込まれてしまうんです。ドイツ・カンマー・フィルは彼が大切にしているオケで、彼らもベートーヴェンの交響曲全集をリリースしている。僕が理想と思っている音楽との向き合い方をしている指揮者ですから、共演できるのはとても嬉しいです」年末まで大進イヤーの勢いは止まらない。ル・ポン音楽祭10周年記念東京特別公演は10月17日(月)東京・サントリーホールにて。チケットは6月11日(土)より発売。
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団は11月27日(日)