姿月あさと&伊礼彼方「自分たちにしか出来ないライブを」
左から姿月あさと、伊礼彼方撮影:本房哲治
宝塚歌劇団宙組の初代トップとして絶大な人気を博した姿月あさと。『エリザベート』のトート役を本場オーストリア、ハンガリー、日本と3ヵ国語で演じ、日本でも根強い人気を誇るマテ・カマラス。そして同じく『エリザベート』ルドルフ皇太子役でミュージカル界の本流に躍り出た伊礼彼方。この3人がタッグを組んで贈るスペシャル・ライブ「姿月あさと×マテ・カマラス×伊礼彼方 -Musical Songs and Pop Galore!-」がこの秋、開催される。姿月、伊礼に話を聞いた。
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彼らの出会いは、日本ミュージカル界から3名、ウィーン・ミュージカル界から3名が出演し、2009年に上演されたコンサート『LOVE LEGEND』。この時も出演者の素晴らしい歌唱力とともに、息のあったトークや、彼らの個性的な素の表情が堪能でき、大いに盛り上がった。「マテさんはマツケンサンバをやっていましたね(笑)。
あの時は彼自身が、テレビでマツケンサンバを見て『これがやりたい』って言ったんですよ」と姿月が振り返る。確かに、ウィーン・ミュージカルの貴公子がマツケンサンバを歌い踊る姿は衝撃的だった。