左から、渡辺和貴、和田雅成、植田圭輔、秋元龍太朗、荒牧慶彦、猪野広樹
人気ゲーム『戦国無双』シリーズを原作にした舞台、『戦国無双』~四国遠征の章~が開幕した。昨年5月に上演した『戦国無双』~関ヶ原の章~から1年、今回は石田三成を主人公に、乱世を生きる武将たちをノンストップのアクションと共に描き出す。
舞台『戦国無双』~四国遠征の章~ チケット情報
波音が響く幕開け、戦乱の魔王・信長が「地獄の幕開けぞ!」と雄叫びをあげ、武士(もののふ)たちの戦いの火ぶたが切られる。信長、秀吉、家康の動きを軸に、彼らに仕える武将たちそれぞれの生き様を描くのが見どころだ。
「皆が笑って暮らせる世に」という秀吉の大望のため、三成は義に燃え知将として成長していく。毛利元就・小早川隆景の親子は知略をめぐらせ、四国の雄・長宗我部元親は反骨の魂を貫く…。本能寺の変から長久手の戦いへ、物語は歴史の変わり目をしっかりと押さえながら展開。ひとつ争いが終われば新たな戦いへ、武士たちは友のため、己を信じ、戦いに身を投じていくのだ。
殺陣とダンスのオープニングに始まり、戦局はめまぐるしく動き、知恵と力がぶつかり合う。怒濤の物語がスピーディに展開するなか、安西慎太郎(真田幸村)