大作ミュージカルに挑むダイアモンド☆ユカイの心意気!
「ミュージカルは憧れでしたが、別世界」と思っていた彼が、前回の『ミス・サイゴン』を観て「雷に打たれた」。
「ベトナム戦争時代は、ロックが最も熱い時代でもありましたよね。作中の音楽は素晴らしくて、どれもすごい曲。戦争の中で打ちひしがれていく切ないストーリーと、音楽にどんどん引き込まれていって。その中でエンジニアという、一見とんでもないヤツの人生を観ているうちに、オレがここにいる、ダイアモンド☆ユカイそのものじゃないか、と。で、“アメリカン・ドリーム”を歌うシーンで、もう雷に打たれちゃって。今まで自分が30年間ロックをやってきて、表現したいことがこのミュージカルに詰まってる、歌いたい!と思ったんです」。が、できるのか?という葛藤を乗り越え「50才過ぎても挑戦する気持ちはロックだ!」とオーディションに挑戦、見事役を勝ち取った。
「うれしいプラス、プレッシャーの固まりです。“ザ・エンジニア”の市村さんと、ベテランの駒田さん、その中でオレ。先輩ふたりと同じことはどう頑張ってもできない。ダイアモンド☆ユカイにしかできない何かで、思いっきり“アメリカン・ドリーム”を歌い倒したい。歌で表現できる喜びを感じながら『ミス・サイゴン』に賭けます」。