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俳優の市村正親が、きょう4日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』(毎週日曜後10:00)に出演。76歳となった今も輝きつづける市村が、自身の家族に対する思いを明かすほか、埼玉・川越市で過ごした両親との思い出を振り返りつつ、母に対する感謝を口にする。番組では、市村の普段の表情や私生活の様子について特集する。ミュージカルで市村の息子役を演じたこともあるSixTONES・京本大我は、市村が見せるおちゃめな一面について披露する。私生活では、59歳で初めて父となり、今では息子2人の子育てに励んでいる。輝き続ける原動力には「ママの支え」があると語り、良好な関係性のまま家族4人で過ごす日々の様子を明かす。市村家がたどり着いた、“新しい家族の形”を話す。市村が芸能界入りするまでの足跡を辿るべく、番組では市村が高校生まで過ごした川越市の様子を紹介。そして市村なじみの中華料理店に仲良しな同級生が集結し、演劇や体操に打ち込んだ日々など、若かりし頃の市村について語る。同級生たちは、俳優の道に進むため上京した市村の活躍を喜んでいた“市村の両親”の様子を明かし、市村は両親との思い出を振り返る。「人に気を遣うところは母親(ゆずり)」と明かした市村は、番組の取材を通して、毎晩遅くまで居酒屋を切り盛りしながら、息子に愛情を注ぎつづけた亡き母・こうさんの想いに触れる。川越の人々から明かされる、息子の活躍する姿を喜ぶ母の様子に、市村は思わず目頭を熱くさせ、山崎育三郎も涙を流す。両親との数々の思い出を振り返り「親があって自分がいる」と感謝を口にしつつ、父となった今、息子たちに対して「かけがえのない存在でありたい」と語る市村。最後に、番組では25年前に放送された番組の映像に残されていた生前の母の姿が紹介され、市村は「いつも心配してたんだろうな」と声を詰まらせながら、改めて母への思いを口にする。そして、市村が母から向けられていた“情”を子どもたちに託すべく、これからの家族に対する率直な気持ちを語る。
2025年05月04日明治座にて『屋根の上のヴァイオリン弾き』が始まった。帝国劇場の建て替えにより、東宝作品を明治座で上演するという画期的な企画の第一弾。『屋根〜』は1964年ブロードウェイで初演、日本初演は1967年。それから繰り返し上演され、愛されてきた、まさに恒久の名作だ。そんな『屋根〜』のクラシックな趣きは明治座にピッタリといえるだろう。現在、明治座の周りには、タイトルや出演者の名前が書かれた、色とりどりののぼり旗がはためいている。早速、初日を観劇した。冒頭のナンバー「しきたり」から鳥肌が立つ。東欧系ユダヤ人の民族音楽クレズマーをベースにした独特な曲調は、『屋根〜』ならではの醍醐味だ。コーラスが分厚いことも、多幸感をより増幅させる。やはりミュージカルは楽曲が命。その楽曲を最大限に聴かせてくれようとする、カンパニーの意気込みが伝わってくる。酪農業を営み、5人の娘を持つ主人公テヴィエを演じるのは市村正親。この市村のテヴィエが実に素晴らしい。娘たちへの愛情を存分に注ぐパパであり、強い妻ゴールデには敵わない恐妻家。人がよく、村の人たちからは信頼され、ロシア人巡査とも民族が違えど上手くやっている。コミカルでチャーミングな感じは市村の真骨頂。その分、シリアスな場面では切なく苦しくときっちりメリハリをつけ、涙を誘われること間違いない。テヴィエはほぼ出ずっぱりで、神様に問う、自問自答するなど、独白や一人芝居的なシーンも多い。それを説得力たっぷりに、ダイナミックにやり遂げてしまう、市村の役者力たるや!2004年から今回で7演目、既にテヴィエという人物が市村の血肉となっているのだろう。円熟を重ね、今なお進化する市村のテヴィエをできるだけ多くの方に目撃していただきたいと心から願う。そんな市村のスケール感に、妻ゴールデ役の鳳蘭が見事に呼応しているのが見どころだ。鳳のゴールデは凛として鮮やか。本当に素敵な夫婦像なのだ。取材の際、市村は鳳について「派手で独特の美しさがあり、大好きです。俳優としての度量もすごい」と語っていたが、めちゃくちゃ納得である。テヴィエがゴールデに怒られるのが嫌で必死に言い訳を考える姿は微笑ましく、また愛について妻に問いかけるナンバー「愛しているかい」での絶妙なやりとりは、キュンとくること請け合いだ。そして『屋根〜』は父娘の話でもある。大人数の姉妹は物語になりやすいのか、日本でも「細雪」「渡る世間は鬼ばかり」「阿修羅のごとく」と名作揃い。それも恋愛や結婚が絡むとドラマが急展開するもので、『屋根〜』では、親が決めた男と結婚するという“しきたり”を破り、惚れた男と結婚したい娘たちにテヴィエは振り回される。美弥るりか演じる長女ツァイテルは大らかでお姉さんらしい懐の深さを感じる。上口耕平が演じる幼馴染みのモーテルがあまりにも気弱そう、でも優しそうで、ゴールデ同様に夫を尻に引くタイプだろうなぁ、と思ったり。このふたりの結婚式では名曲「サンライズ・サンセット」が歌われ、その美しいメロディーと重唱にグッとくる。数あるミュージカルの中でも大好きなシーンのひとつだ。次女ホーデルは唯月ふうか。かつてチャヴァを演じ、前回からホーデルを続投しているが、唯月の芯の強い感じがホーデルに合っている。学生パーチックを追って旅立つ時、アナテフカの駅で歌う「愛する我が家を離れて」は必聴だし、ここの父娘の別れは胸にくる。パーチック役の内藤大希も革命に燃える熱さ、その魂を存分に見せてくれた。三女チャヴァの大森未来衣はフレッシュで愛らしく、歌も上手。ロシア人のフォートカと恋に落ちる、その無鉄砲さがよくわかる。フョートカ役の神田恭兵とラブラブかわいいカップルで、反比例してテヴィエの辛さが増している。肉屋のラザールは今井清隆。今井自身の人柄と重なるのか、結構人の良さそうなラザールなのが面白い。そして忘れてはいけない。この作品のツボは振付だと個人的に思っている。頭の上にボトルを乗せて踊る「ボトルダンス」のような超絶技巧も楽しいし、オリジナルプロダクション演出・振付のジェローム・ロビンスを彷彿させる独特の形を随所で見ることができるのもシビれるポイントだ。何度観ても飽きないし古びない、いつでも発見がある。それが『屋根〜』の名作の証。筆者もかつては娘たちに感情移入していたのが、歳を重ねるにつれ、母ゴールデの気持ちがわかるようになり、最近では父テヴィエのやることなすことに共感するようにもなった。1905年、帝政ロシアの寒村アナテフカを舞台とし、時代も土地も遠いのに、全く他人事とは思えない。現在の社会情勢、ウクライナのことも重なるところが多い。何より人間、家族、地域、民族、そして家族の絆は時代や土地を超えて共通なんだと実感する。辛く貧しい日常でもくじけない、そんなテヴィエ一家の心意気。観劇後、帰り道でミュージカルっていいなぁとしみじみ。今もこの観劇で聴いた歌が頭の中をぐるぐる回っている。取材・文:三浦真紀写真提供/東宝演劇部<公演情報>ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』台本:ジョセフ・スタイン音楽:ジェリー・ボック作詞:シェルドン・ハーニックオリジナルプロダクション演出・振付:ジェローム・ロビンス日本版演出:寺﨑秀臣日本版振付:真島茂樹出演:市村正親 鳳蘭美弥るりか 唯月ふうか 大森未来衣 上口耕平 内藤大希 神田恭兵 今井清隆 他【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月29日(土)会場:明治座【富山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:オーバード・ホール 大ホール【愛知公演】日程:2025年4月11日(金)~4月13日(日)会場:愛知県芸術劇場【静岡公演】日程:2025年4月19日(土)・20日(日)会場:富士市文化会館ロゼシアター大ホール【大阪公演】日程:2025年4月24日(木)~4月27日(日)会場:梅田芸術劇場メインホール【広島公演】日程:2025年5月3日(土・祝)・4日(日・祝)会場:上野学園ホール【福岡公演】日程:2025年5月9日(金)~5月18日(日)会場:博多座【宮城公演】日程:2025年5月24日(土)・25日(日)会場:名取市文化会館【埼玉公演】日程:2025年5月31日(土)・6月1日(日)会場:ウェスタ川越 大ホールチケット情報:()公式サイト:
2025年03月12日2025年7月にロングラン4年目に突入する舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演において、ダンブルドア役の市村正親をはじめとする、7月からの新キャスト22名が発表された。今年76歳を迎えた市村は、これまでにミュージカル『オペラ座の怪人』のファントム役、ミュージカル『ミス・サイゴン』のエンジニア役など、世界の名優が演じる難役を数々演じてきたが、今回、魔法界において20世紀で最も偉大な魔法使いと言われているダンブルドア役に挑戦することに。東京公演の初日を観劇し、子どもがハリポタの大ファンだと明かしていたという縁もあり、「子どもたちは『ハリー・ポッター』の映画、舞台を網羅しているので、ダメ出しをもらわないように、良いタンブルドア先生を演じようと思います」と意気込みを語った。そのほか、ハーマイオニー役を松井玲奈と奥村佳恵、ロン役を上山竜治と関町知弘(ライス)が務めるほか、ハリー・ポッター役として約1年ぶりに大貫勇輔のカムバックが決定。すでに発表されている新ハリー・ポッター役の稲垣吾郎・平岡祐太とともに、トリプルキャストで舞台を盛り上げる。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』4年目新キャストのコメント■アルバス・ダンブルドア役:市村正親いつお呼びがかかるかと思っていた“ハリポタ”……ついにお呼びがかかりました。何が嬉しいって、子どもたちがめっちゃくちゃ喜びそうです!子どもたちは『ハリー・ポッター』の映画、舞台を網羅しているので、ダメ出しをもらわないように、良いタンブルドア先生を演じようと思います。■ハーマイオニー・グレンジャー役:松井玲奈学生時代、通学用の手提げ鞄の中にはいつも『ハリー・ポッター』シリーズが入っていました。お気に入りのキャラクターはハーマイオニー。彼女のようにいつも本を読んでいた私は、友人に「本ばっかり読んでいてハーマイオニーみたいだね」と言われていました。幼い頃の“いつかなれたらいいな”という空想が、まさか現実になるなんて!今はこれから飛び込む魔法の世界への期待で身体中が満たされています。これまで作品を繋いできた皆さんからのバトンを受け取り、素晴らしい魔法体験をしていただけるよう作品に向き合っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。■ハーマイオニー・グレンジャー役:奥村佳恵私の青春は、『ハリー・ポッター』と共にありました。どうかホグワーツの入学許可証が届きますように、そして絶対グリフィンドールに入れますようにと願っていた11歳の私。将来はきっと闇払いとして活躍するんだ、、!と、なんなら最近まで夢見ていました。そんな私が19年後のハーマイオニーとしてあの世界を生きることになるなんて。私も彼らのように、勇気をもって大胆に、思いやりの心を忘れず、仲間を信じて挑みます。■ロン・ウィーズリー役:上山竜治この度、ロン役を演じられること本当に光栄です。初めてこの作品を観劇したとき、演劇の可能性を遥かに広げた魔法の演出に感動し、また親として子どもとの向き合い方に葛藤するハリーたちの姿に心を打たれ、客席で号泣したことを覚えています。不器用だけど、家族や仲間を全力で愛しながら生きる、優しくてお茶目なロン。いつも周りに笑いとスパイスを届けてくれる彼を繊細かつ大胆に演じたいです。ぜひ劇場に遊びに来てください!■ロン・ウィーズリー役:関町知弘(ライス)舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の世界に新しく仲間入りさせていただきます、関町です。合格の知らせを受けた時は、興奮してかなりの距離を家まで歩いて帰ったのを覚えています。ロン・ウィーズリー役を演じさせていただくということで、重圧はもちろんありますが、キャスト・スタッフの方々の力を借りて、皆様に愛されるロンになりたいと思います。よろしくお願いいたします。■ドラコ・マルフォイ役:渡辺邦斗本作に出演する機会をいただき、大変光栄です。私は『ハリー・ポッター』の物語の中で、特にドラコに惹かれていました。まさか演じる機会があるとは思わず、オーディションではドラコになれる時間を純粋に楽しみました。合格の知らせを受けた時、それが大きな使命へと変わり、身が引き締まりました。4年目のキャストとして歴代の想いを受け継ぎ、丁寧に物語を紡いでいきます。皆様と魔法の世界を旅する日を楽しみにしています!■ジニー・ポッター役:安藤聖物凄く華やかで沢山の夢が詰まった本作品に、ジニー・ポッターとして参加させていただきます、安藤聖です。魔法を使えるようになれるなんて!世界的ヒーローであるハリー・ポッターの妻を演じられるなんて!しかも世界的ヒーローのハリーを一番近くで叱咤激励できちゃうなんて!なんてこと!!40代に突入し、ジニーという女性を演じられる巡り合わせに大興奮しております。人間味溢れるドラマをしっかり演じたいと思っています。よろしくお願いします!■ジニー・ポッター役:吉井怜映画『ハリー・ポッター』シリーズを観終えた時、まだその先が観たい!と強く思いました。時を経て舞台を観劇した際には、その続きを体感することが出来たようで興奮し感動が止まりませんでした。憧れ続けた『ハリー・ポッター』の世界でしたので、合格の連絡をいただいた時は跳び上がるほど嬉しかったです。これまで繋がれてきたバトンをしっかり受け取り、愛情深く芯が強いジニーを精一杯演じたいと思います。■アルバス・ポッター役:原嶋元久アルバスの台詞たちが自分の元から去っていったら、消えてしまったら、もう生きていけないのではと思うほどに、「何がなんでも!」とオーディションに臨んでいたので、出演決定時には嬉しいと感じるより先に涙が。あの日からずっと今日を心待ちにし、ようやく実感がわいてきました。先輩方からしっかりと学んでバトンを受け取り、色褪せない素敵な魔法の世界を皆さまにお届けできるよう、アルバスとして生き抜きます。■スコーピウス・マルフォイ役:大久保樹スコーピウス・マルフォイ役を演じさせていただきます、大久保樹です。小さい頃から観てきた大好きな作品に携われることを本当に嬉しく思います。舞台を観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるようこれから邁進してまいります。是非、劇場でスコーピウスの苦悩・成長を目に焼き付けてください!劇場で皆様にお会いできる日を楽しみにしてます!■デルフィー役:野邑光希小さい頃、『ハリー・ポッター』の映画を観ては割り箸を振り回しながら呪文を唱えていたことをよく覚えています。まさか私があの魔法の世界を生きる一員になるとは……!今から胸が躍ります。この出会いにとびきりの感謝を。そして先達の方々からのバトンをしかと受け取って、エンジン全開で参ります。よろしくお願いします!■マクゴナガル校長役:岡まゆみさぁ!いよいよ待ちに待った「ホグワーツ魔法魔術学校」の一員になります。4年目キャストとして今までしっかりと素晴らしい舞台を守ってきてくださった皆様に感謝し、大切なバトンをいただき、次なるステージに向かって歩みます。少し前まで日本で専用劇場が作られて、ロングラン公演ができるなんて夢のようなことでした。大好きな『ハリー・ポッター』の舞台!何度観ても発見のある面白い舞台です。頑張りまーす!■マクゴナガル校長役:白木美貴子「ひとつだけ願い事を叶えてあげよう」目の前に突然魔法使いが現れた時にすぐ答えられるよう、子どもの頃から答えを用意していました。「魔法使いにしてください!」そして遂にこの願いが叶う時がきました。魔法使い、それも魔法学校の校長先生。子どもの頃からの夢ですもの、今から楽しみで仕方ありません。全てに感謝し、先輩たちから受け継いだ素晴らしい舞台を誠心誠意務めたいと思います。■その他の新キャスト浅野郁哉・古沢朋恵・肥田野好美・石原健太郎・加茂享士肥塚綾子・森田万貴・坂入美早・田口遼<公演情報>舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演中~2025年10月31日(金)会場:東京・TBS赤坂ACTシアター上演時間:3時間40分 ※休憩ありチケット情報:()公式サイト:
2025年03月10日HKT48の市村愛里が10日、自身のXを更新した。【画像】HKT48メンバーが今季初のドーム観戦報告!「まけほーだったけど」と現地の雰囲気を堪能HKT48グッズ公式の「『#市村愛里ソロ公演 ~継続と愛は力なり~』特別衣装着用グッズのデザインを公開しました❣️」というポストを引用リポストし、「ソロ公演記念グッズは今日の20時まで!よろしくお願いしますもう買ってくれたかなあ…??」と綴り、自撮り写真をアップ。ピンク色のベレー帽をかぶり、ピンクのフリルが付いた衣装を身につけた市村が、キュートなポーズをとる一枚だ。ソロ公演記念グッズは今日の20時まで!よろしくお願いしますもう買ってくれたかなあ…?? pic.twitter.com/zxY2U8tVLL — 市村愛里 (@airi_213_hkt48) March 10, 2025 この投稿には「もちろん可愛すぎるよ♥️」「勿論初日に申し込んだよ」「注文しました!可愛すぎる」など、フォロワーから購入報告や応援のコメントが寄せられている。
2025年03月10日東京・TBS赤坂ACTシアターで上演されている舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の新ハリー・ポッター役として、稲垣吾郎が2025年7月公演より、平岡祐太が2025年8月公演より登場する。また、公演期間を2025年10月まで延長する。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』とは?東京で2022年に開幕して以来、多くの観客を魅了してきた『ハリー・ポッターと呪いの子』は、総観客数110万人を突破、通算公演数1,100回を達成したロングランの舞台作品だ。「ハリー・ポッター」シリーズの原作者・J.K.ローリングが、自ら演出家のジョン・ティファニー、脚本家のジャック・ソーンとともに作り上げたオリジナル・ストーリーが繰り広げられる。物語は『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後を描いており、37歳になったハリー・ポッターと、その次男アルバス・ポッターを軸に物語が動いていく。舞台上で次々に魔法が登場!ハリー・ポッターの世界に没入ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、オーストラリア・メルボルン、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロント、そして東京で上演された『ハリー・ポッターと呪いの子』は、英国演劇界の最高名誉ローレンス・オリヴィエ賞、米国演劇界最高名誉トニー賞を含む60以上の演劇賞をこれまで世界中で獲得。大きな見所となるのは、次々と舞台上で繰り出される魔法の数々だ。また、作り込まれた舞台美術や衣裳、ドラマティックな音楽も相まって、まるで魔法ワールドの中に足を踏み入れたような感覚を体験することができるのが醍醐味となっている。稲垣吾郎、平岡祐太が新ハリー・ポッター役に東京での上演4年目を迎える2025年、新たにハリー・ポッター役として、稲垣吾郎がキャスト入りを果たす。これまで稲垣吾郎は、4度目の再演となった舞台『No.9 ー不滅の旋律ー』で主演を務めた他、映画『正欲』『半世界』『あんのこと』にも出演し、多彩な作品で独特の存在感を放ってきた。稲垣は出演に向けて「ハリーは多くの方が演じてきた役ですので、世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい『ハリー・ポッター』をお届けしたいと思います。回を重ねて自分のライフワークの作品にできたら嬉しいです」と意気込みを語っており、どのようなハリー・ポッターを見せてくれるのか、今から期待が高まる。さらに、2025年8月公演からの新キャストとして、平岡祐太もハリー・ポッター役を演じる。映画『忌怪島/きかいじま』『夏目アラタの結婚』などの話題作に出演してきた平岡は、元々観客として舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観劇していたという。「観劇した際、息子のアルバスとどんな親子関係を築けるかによって作品が大きく変わってくるとも感じたので、アルバス役の方々や共演者の方々とコミュニケーションを重ねながら、自分ならではのハリー像も見つけていきたいです」とコメントを寄せている。大貫勇輔がハリー・ポッター役でカムバック加えて、2025年7月公演からは、約1年ぶりに大貫勇輔がハリー・ポッターとしてカムバック。2025年夏以降は、稲垣吾郎・平岡祐太とともにトリプルキャストで舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を盛り上げていく。25年7月公演に新キャスト集結、ダンブルドア役に市村正親ハリー・ポッター役の他にも、2025年7月公演から新たなキャストが仲間入り。魔法界の偉大な魔法使い・ダンブルドア役は、これまでミュージカル『オペラ座の怪人』のファントム役や『ミス・サイゴン』のエンジニア役など数々の役柄で活躍してきた市村正親が演じることとなった。また、ハーマイオニー役は松井玲奈と奥村佳恵、ロン役は上山竜治とお笑いコンビ「ライス」の関町知弘が演じる。さらに、ジニー・ポッター役の大和田美帆が約1年ぶりにカムバックする。なお、2025年6月公演までは、ハリー・ポッター役の平方元基、吉沢悠をはじめとする3年目キャストで上演を継続する。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』あらすじハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった。二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく。公演詳細・キャスト一覧・チケット情報舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演期間:~2025年10月31日(金)会場:TBS赤坂ACTシアター住所:東京都港区赤坂5‐3‐2 赤坂サカス内上演時間:3時間40分※休憩ありオリジナル・ストーリー:J.K.ローリング、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニー脚本:ジャック・ソーン演出 :ジョン・ティファニー〈2025年7月以降の新キャスト〉ハリー・ポッター:稲垣吾郎/大貫勇輔/平岡祐太〈トリプルキャスト〉※平岡祐太のみ、2025年8月以降から登場エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ:市村正親ハーマイオニー・グレンジャー:松井玲奈/奥村佳恵ロン・ウィーズリー:上山竜治/関町知弘ドラコ・マルフォイ:渡辺邦斗ジニー・ポッター:安藤聖/吉井怜アルバス・ポッター:原嶋元久スコーピウス・マルフォイ:大久保樹ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:倉澤雅美デルフィー:野邑光希マクゴナガル校長:岡まゆみ/白木美貴子その他 新キャスト:浅野郁哉、古沢朋恵、肥田野好美、石原健太郎、加茂享士、肥塚綾子、森田万貴、坂入美早、田口遼〈2025年10月までの出演キャスト一覧〉 ※2025年6月以前からの続投キャストを含むハリー・ポッター:平方元基/吉沢悠/稲垣吾郎※/平岡祐太※/大貫勇輔※ハーマイオニー・グレンジャー:木村花代/豊田エリー/酒井美紀/松井玲奈※/奥村佳恵※ロン・ウィーズリー:石垣佑磨/ひょっこりはん/矢崎広/上山竜治※/関町知弘※ドラコ・マルフォイ:内田朝陽/永井 大/姜 暢雄/渡辺邦斗※ジニー・ポッター:白羽ゆり/大和田美帆/大沢あかね/安藤聖※/吉井怜※アルバス・ポッター:藤田ハル/福山康平/佐藤知恩/渡邉 蒼/原嶋元久※スコーピウス・マルフォイ:西野遼/浅見和哉/久保和支/大久保樹※嘆きのマートル:出口稚子ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:飛香まい/倉澤雅美※デルフィー:鈴木結里/乃村美絵/高山璃子/野邑光希※組分け帽子:尾尻征大エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ:間宮啓行/市村正親※マクゴナガル校長:榊原郁恵/高橋ひとみ/岡まゆみ※/白木美貴子※秋山和慶/安藤美桜/荒澤恵里奈/浅野郁哉※/チョウヨンホ/古沢朋恵※/半澤友美/隼海惺/肥田野好美※/久道成光/星郁也/石原健太郎※/伊藤優佑/亀井陵市/加茂享士※/柏村龍星/北代祐太/肥塚綾子※/小結湊仁/倉澤雅美/黒田陸/松尾樹/馬屋原涼子/森田万貴※/仲本詩菜/小川 希/岡 直樹/織詠/大竹尚/坂入美早※/篠原正志/田口遼※/髙橋英希/手打隆盛/上野聖太/薬丸夏子/横山千穂ルード・バグマンの声:吉田鋼太郎※「榊」は正しくは“木へんに神”と表記※「※」のキャストは2025年7月以降に登場、各キャストの出演時期の詳細は公式サイトを参照■チケット情報金額:・平日:SS席 17,000円、Sプラス席 16,000円、Sプラス席(6歳~15歳) 12,000円、S席 15,000円、S席(6歳~15歳) 12,000円、A席 13,000円、B席 11,000円、C席 7,000円、9と4分の3番線シート 20,000円(特典付き)、ゴールデン・スニッチ チケット 5,000円・土日祝日:SS席 19,000円、Sプラス席 17,000円、Sプラス席(6歳~15歳) 12,000円、S席16,000円、S席(6歳~15歳) 12,000円、A席 14,000円、B席 12,000円、C席 7,000円、9と4分の3番線シート 22,000円(特典付き)、ゴールデン・スニッチ チケット 5,000円・夜得(ナイトク)料金:SS席 13,000円、Sプラス席 12,000円、Sプラス席(6歳~15歳) 8,000円、S席 11,000円、S席(6歳~15歳) 8,000円、A席 9,000円、B席 7,000円、C席 6,000円、9と4分の3番線シート 16,000円(特典付き)、ゴールデン・スニッチ チケット 5,000円※全席指定※未就学児入場不可※ゴールデン・スニッチ チケットは前週に抽選販売、各公演枚数限定で座席は選択不可■2025年7月~10月公演 チケット販売詳細〈先行発売〉・TBSチケット受付期間:2025年3月29日(土) 11:00~4月11日(金) 9:59・ホリプロステージ受付期間:3月29日(土) 11:00~4月11日(金)23:59〈一般発売〉発売日:4月12日(土) 10:00~チケット販売場所:TBSチケット、ホリプロステージ、その他 各プレイガイド※いずれも購入には事前の会員登録(無料)が必要※2025年6月公演分までのチケットもTBS チケット、ホリプロステージ、各プレイガイドにて販売【チケットに関する問い合わせ先】ホリプロチケットセンターTEL:03-3490-4949(平日11:00~18:00/定休日 土・日・祝)
2025年03月02日2月28日、俳優の市村正親(76)、堂本光一(46)、井上芳雄(45)がMCを務める特別番組『さよなら帝国劇場 最後の1日 THEミュージカルデイ』(日本テレビ系)が生放送された。1966年に開場した東京・帝国劇場だったが、建て替えのため同日をもって114年の歴史に幕をおろした。ゲストには鹿賀丈史(74)、大地真央(69)、上白石萌音(27)、斎藤司(46)、新妻聖子(44)、平野綾(37)、宮野真守(41)などミュージカル界の錚々たるメンバーが集まった。同番組では「帝劇レジェンドヒストリー」として森繁久彌さん(享年96)、西田敏行さん(享年76)らが紹介される中、2021年に亡くなった歌手で俳優の神田沙也加さん(享年35)の映像も公開された。沙也加さんは大地を「ママ」と呼ぶほど公私ともに親交が深かった大地は、必死に涙をこらえながら思い出を語った。その姿にネットは、《大地さん、泣かずにモニターみていたけど、沙也加さんとの思い出話すときに涙ぐんでいた…》《なんとも言えない気持ちになったな》《もらい泣きした》そんな中、感極まる大地に対する堂本のコメントに注目が集まっている。「堂本さんは『僕の周りには沙也加ちゃんを目指してミュージカルをはじめた子がいる』などと話していました。沙也加さんは大地さんに憧れてミュージカルの世界に入っていますから、連綿と受け継がれる思いを伝えた堂本さんのコメントは感動的でしたね」(テレビ誌ライター)ネットも称賛の声が多く、《光一くんが帝劇の特集番組で沙也加さんの名前を出して触れてくれた》《神田沙也加さんの映像、大地真央さんがコメントに詰まるところ、堂本光一さんのコメントの流れがもう大号泣…》《光一くん沙也加ちゃんに憧れてってやつ麗乃ちゃんの話かな??ありがとう》麗乃とは、乃木坂の中村麗乃(23)のこと。昨年、帝劇で行われた堂本主演の舞台『Endless SHOCK』に中村が出演。その大千穐楽で沙也加さんへの思いを語っていた。中村は「憧れていた女優さんがやられていた役をやりたいという思いがあった」と打ち明け、光一が「神田沙也加さんだよね」と明かしたのだ。思いは受け継がれる――。
2025年03月01日歌舞伎俳優・市村竹松が母校・早稲田大学にて、“Feel the world of Kabuki: Discover the timeless art”(時代を超えた芸能“歌舞伎”を再発見してみませんか? / 早稲田大学ICC主催)と銘打った参加者体験型の歌舞伎解説イベントに登壇。歌舞伎座『十二月大歌舞伎』(12月3日(火) 初日~26日(木) 千穐楽)の第一部で上演される『あらしのよるに』を解説した。きむらゆういち原作の絵本『あらしのよるに』(講談社刊)は、平成6(1994) 年の発売以来、高い人気を誇り、続編を含めた累計発行部数が350万部を超えるベストセラーシリーズ。平成27(2015) 年9月に、京都・南座で新作歌舞伎として上演されると、狼と山羊の迫力満点の立廻りや群舞、義太夫や長唄など、歌舞伎ならではの演出や技法を取り入れた舞台が大きな話題に。今回、絵本発刊30周年を記念し、狼のがぶと山羊のめいがはぐくむ友情を描く感動作が、歌舞伎座で8年ぶりに再演される。『あらしのよるに』ビジュアル竹松は、初演時より山羊のはくを演じており、12月の歌舞伎座での上演でも竹松が5度目となるはく役を勤める。はくは冷静沈着ながら、熱い心を持つ仲間思いの山羊。めいの窮地を救うなど、物語の随所で重要な働きをみせる役となる。平成27年9月(2015年9月) 京都南座『あらしのよるに』はく=市村竹松(C)松竹2013年に早稲田大学国際教養学部を卒業し、父・市村萬次郎が主催する“みんなの歌舞伎”公演プロジェクトを通じて、国内外に向けた歌舞伎及び日本の伝統文化を発信する事業に携わってきた竹松。歌舞伎の歴史や文化との関わり合い、隈取など独特の演出方法に至るまで幅広い内容を、古典の演出手法がちりばめられた『あらしのよるに』の写真や映像を交えながら、留学生を中心とした参加者に全編を英語で解説した。イベント後半には、見得や立廻りを実演。解説ののちに参加者が実際に見得をしたり、二人一組になって立廻りを体験したりするパートでは、歌舞伎の型を丁寧に解説。実際に体を動かしながら、会場を大きく使っての体験は、会場のあちこちから笑い声が聞こえる和やかなひとときに。参加者からは歌舞伎をより身近に感じることができたという声も聞こえた。立廻りの実演立廻りの体験さらに、藤浪小道具株式会社の協力により、実際の舞台で使用される小道具の体験も。普段は間近で見ることのできない和傘などの小道具に直接触れ、雨の音を模した団扇や、浪籠(かごに入れた小豆を動かし、波音を模した小道具)など、参加者たちは先人たちの創意工夫を体験した。差し金の解説和傘・刀(小道具/藤浪小道具提供)イベント終了後も長時間にわたって参加者からの熱心な質問に回答した竹松。「みなさんに熱意をもってお話を聞いていただき、大変意義深い会になったかと思います。多くの海外からの留学生の方、若い方たちが歌舞伎や日本文化に大きな関心を寄せていただいていることがわかり、『あらしのよるに』に向けて身の引き締まる思いです」と公演に向けた決意を語り、イベントを締めくくった。終了後、参加者らの質問に答える竹松<公演情報>歌舞伎座『十二月大歌舞伎』第一部『あらしのよるに』作:きむらゆういち脚本:今井豊茂演出・振付:藤間勘十郎出演:中村獅童、尾上菊之助、坂東亀蔵、中村米吉、市村竹松、市村光、中村陽喜、中村夏幹、澤村國矢改め澤村精四郎、市村橘太郎、市川門之助、河原崎権十郎、市村萬次郎、尾上松緑2024年12月3日(火) 初日~26日(木) 千穐楽会場:東京・歌舞伎座
2024年11月26日俳優・市村正親の長男で俳優の市村優汰が19日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」に出演した。市村は、「LAGUA GEM」のステージに金髪姿で登場。デニムにパーカー、アウターというコーディネートでランウェイを歩き、抜群のスタイルで観客を魅了した。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。26回目の開催となる今回のテーマは「Neo Future Lab」で、さまざまなファッションスタイル、トレンドがある中で、GirlsAwardのステージで新しい「自分」や「好き」を見つけ、ハートが赴くまま自由にファッションを楽しんでほしいという願いが込められている。(C)Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER
2024年10月20日実写映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作へとつながる知られざる伝説の戦いを描くアニメーション映画『THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)』の邦題が『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』に決定。今年12月27日に劇場公開されることも決定した(吹替版/字幕版同時公開※一部劇場除く)。そして、日本版予告編と海外版予告編の2種が全世界同時に公開。また、市村正親、小芝風花、津田健次郎ら日本語吹替版声優も発表された。○■『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の物語を初映画化J.R.R.トールキンの傑作原作を基に、ピーター・ジャクソン(監督/共同脚本)によって映画史にその名を刻んだファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。日本を含め全世界でも空前の大ヒットとなり、「王の帰還」では米アカデミー賞歴代最多11部門を受賞する快挙を達成、未だにその記録は破られていない。そして2004年の「王の帰還」日本公開から20年の時を経て、『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の物語を初映画化。このハリウッド超大作の監督に大抜擢されたのは『東のエデン』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『精霊の守り人』で知られる神山健治氏。製作総指揮には『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作全てを手掛けたピーター・ジャクソン、同じく『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの脚本を手掛けたフィリッパ・ボウエンもプロデューサーとして名を連ねる。本作は、小説『指輪物語追補編』に描かれる騎士の国ローハン最強のヘルム王についての記述を膨らませたオリジナルストーリー。世界初のお披露目となった映像では、懐かしのテーマ曲が鳴り響き、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作につながる200年前の物語であることが明かされる。新たな物語の主人公は、美しくも力強い瞳で敵に立ち向かう若き王女ヘラ。彼女の父であり偉大な王ヘルムの守護のもと、誇り高き騎士の国ローハンは長らく平和を享受していた。しかしヘラの幼馴染であるウルフが敵として現れ、王国の平和が脅かされる。ローハンの民を守るために、ヘラは国の命運のために戦う宿命を背負うことに。怒涛のバトルシーンと共に、中つ国の運命を左右する、伝説の戦いが幕を開ける。映像内には、『ロード・オブ・ザ・リング』ファンにはお馴染みの角笛、大鷲、ムマキル、オーク、さらには白のサルマンや角笛城もお目見え。最後にはあの“一つの指輪”を思わせる、金色の指輪を集める“何者”かが登場。この伝説の戦いが、どのように壮大な冒険譚『ロード・オブ・ザ・リング』へとつながるのか、本作への期待が高まる映像となっている。○■ヘルム王に市村正親、王女ヘラに小芝風花、ウルフに津田健次郎本作の日本語吹替版声優も発表。騎士の国ローハンの偉大なるヘルム王を市村正親が演じる。市村は、「このような長編アニメーション大作にぜひ出演してみたいと思っていたので、とてもうれしく思います」と喜び、自身が演じるヘルム王について「拳ひとつで敵をなぎ倒す“槌手王(ついしゅおう)”と呼ばれるほど強いキャラクターです。今回の予告のアフレコ収録だけで、声がこんなにも枯れてしまうほど全身全霊で演じるパワーが必要でした」とコメントしている。そして、王国の運命を託される主人公の王女ヘラを演じるのは小芝風花。長編アニメーション映画への声優初挑戦となる小芝は「世界中で多くの方に愛され続けるシリーズの新たな物語の主人公としてヘラ王女に挑戦できることに、とても大きなプレッシャーを感じ、そして一生懸命にやり遂げたい気持ちでいっぱいです」と意気込み、自身が演じるヘラについて「父親のヘルム王に愛されまっすぐ育ち、馬を乗りこなし剣技にも長けた凛々しい女性。最初は戸惑いながらも、王女として民を守るために王国の危機に立ち向かう、責任と覚悟がある芯の強いキャラクターです」と明かす。さらにヘラの幼馴染であり王国の脅威となるウルフは津田健次郎が務め、「神山健治監督の魅力は、複雑で哲学的な要素を持ち合わせながら、誰でも楽しめるエンターテイメント作品に仕上げていること。私が演じるウルフは、ただの悪役ではなく彼なりの理由とドラマを抱えているキャラクターです。現実にも通じるテーマで、神山監督がどんな作品に仕上げていくのか、今からとても楽しみにしています」と期待を寄せている。また『ロード・オブ・ザ・リング』の旅の仲間たちも再び集結。王女ヘラを支えるオルウィンを演じるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』でローハンの国に登場するエオウィンの日本語吹替を担当した本田貴子。字幕版では、同じくエオウィンを熱演したミランダ・オットーがオルウィンを務め、時を超えて奇跡のコラボレーションが実現した。そして物語の関わる重要なキャラクターのオーク、ロットを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』ドミニク・モナハン演じるメリアドク・ブランディバックの日本語吹替を担当した村治学。そしてローハンの従者リーフに、『ヒックとドラゴン』ヒック役や、神山健治監督『東のエデン』にも出演する田谷隼が決定した。【編集部MEMO】『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』のストーリー……騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られていた。しかし突然の攻撃を受け、王国の平和が壊されていく。すべての運命は、一人の若き王女ヘラに託された。最大の敵はかつて共に育ったヘラの幼馴染ウルフ。果たしてヘラは、国の民の未来を救えるのか!? “あの指輪”をめぐる壮大な冒険へと繋がる、まだ誰も知らない伝説の戦いの幕が開ける。(C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2024年08月23日俳優の市村正親が、21日に都内で行われた映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)のジャパンプレミアに柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、堤幸彦監督とともに登場した。同作は、乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された同名コミックの実写化作。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。○市村正親、中1息子と夏休みの宿題を巡り攻防「あの手この手を使って……」冒頭の挨拶で市村は「何が嬉しいってね、いつも優弥とか大志とか若いメンバーたちの名前が(書かれたボードやうちわが)たくさんあるんですけど、あそこに市村さんってあるんです! 初めてです! 嬉しいです!」と大興奮。隣に立つ中川に「見える?」と語り掛ける姿も見られた。ボードには「夜ご飯選んで! 刺身かケバブ」と書かれており、丸山の呼びかけでこれに気が付いた市村は「刺身!」と回答するファンサービスで盛り上げた。また、イベントでは、作品にちなみ「○○に狂わされたこと」をテーマにトークが展開すると、市村は「今は夏休みですよね。子どもの宿題に狂わされています」と回答。「いろんなものを提出しなきゃいけないのに時間がどんどん少なくなってきている。全部クリアさせるためにあの手この手を使って……中学1年生なのでだいぶこっち(しゃべり)もたつようになってきてごまかされちゃう」と苦労をにじませていた。最後には全国の父親に向けて「がんばりましょう!!」と呼びかけ、笑いを誘った。
2024年08月21日息子から見た父は「寂しがりや」!?市村正親さんは2005年に俳優・篠原涼子さんと結婚、24歳差の年の差婚が話題になりました。2008年には第一子となる長男、2012年に第二子となる次男が誕生。59歳でパパになり、2021年に離婚して以降は正親さんが主に2人の息子を育ててきました。番組には長男の優汰さんとともに出演。父のことを聞かれた優汰さんは、「ちょっと手がかかる。本当に寂しがりやなんですよ」と言い、幼少期から行っていた寝る前のハグを高校生になった今もしているとまさかの告白。また、夜遅くまでゲームをして怒られた親子喧嘩のエピソードもある一方で、最近は喧嘩になっても言い返さない父が心配だと明かしました。ただ、正親さんいわく、「言いたいんだけど、1言うと5くらい返ってくる。ママにそっくり。弟もそう。1言うと10くらい返ってくる」と、息子たちの性格は篠原さん似なのかもしれません。舞台では饒舌な正親さんも家では口達者な息子たちに勝てないようで、「人のセリフだったら言えるのに、自分から発するのが下手なんですね。人を怒るって難しい」と苦笑いです。しかし優汰さんの将来の夢は「お父さんみたいな俳優になること」。正親さんは満面の笑顔を見せ、「ママのお腹にいるときからミュージカルに触れていましたからね」とうれしそうです。しかも英才教育は1~2歳から始まっていて、その年齢で本格的な舞台観劇に連れて行き、3~4歳にはミュージカル界の最高峰・帝国劇場で舞台鑑賞し、「いつかここに立つんだぞ」と息子を舞台俳優の道へと導いていったのだというから驚きです。そんな父の想いが通じたのか、優汰さんが「俳優になるよ」と決意を告げたときは「しめた!」と心の中でガッツポーズをきめたという正親さん。優汰さんは13歳だった2021年にミュージカル『オリバー!』で正親さんと共演し、俳優デビューを果たしています。(※画像はイメージです)息子に送った手紙、すべて大事にとってあることを知り……正親さんは忙しい俳優業の傍ら、優汰さんの中学3年間は毎朝お弁当を作っていました。そのお弁当には必ず短い手紙を添えており、たとえば『オリバー!』公演初日には「初日おめでとう! 同じ舞台で幸せです」、喧嘩した翌日には「パパが悪かった。これからは忘れないようにするよ」など、気持ちをしたためていたといいます。父からの温かいメッセージが優汰さんは嬉しく、すべての手紙を大事に保管していました。てっきり手紙を捨てていると思っていた正親さんは、「それ見た時、鳥肌で……」と感極まってしまったそう。番組の最後には、優汰さんが父・正親さんへの手紙を朗読。「どんなに疲れていてもどんなに忙しくても、お父さんは毎日欠かさずにお弁当を作ってくれました。その一つ一つのお弁当が、僕にとってどれだけ支えになっていたか、言葉では言い尽くせません」「お父さんのおかげで僕たち家族は安心して過ごすことができています」息子からのメッセージに正親さんは感極まり、「生きててよかった。でもね、これだけ素敵な子を作ってくれたママに感謝です」と涙ぐみました。
2024年07月04日ドラマ「ビリオン×スクール」制作発表が6月27日(木)、都内にて行われ、主演の山田涼介、共演の木南晴夏、水沢林太郎、松田元太らが出席した。学生から事前に募集したお悩みに答えてもらうパートでは、「人前で話すのが苦手です。どうしたら緊張せず自信を持って発言できるようになりますか?」という質問が寄せられた。山田さんは「僕も得意ではなくて、緊張を楽しむようにしてます」と前向きな回答を提案。松田元太松田さんはというと「意外と緊張しませんね…」と答えた後、「山田くんとお会いすると、なぜか変な緊張スイッチが勝手にオンになる。目を見てくださるじゃないですか、自分が顔面強いってこと忘れないでください!もっと自覚持ったほうがいいですよ!」とじっと松田さんを見つめる山田さんに抗議。「何で」と困惑する山田さんに、松田さんは「顔面のレベチにやられすぎて具合悪くなりそう!かっこよすぎて!」と訴えると、隣に座っていた水野美紀も「本当だっ!!」と山田さんの顔面にやられたようだった。ドラマ「ビリオン×スクール」は、山田さんによる10年ぶりの学園ドラマかつ初の教師役を務める痛快・学園エンターテインメント。日本最大の財閥グループ企業「加賀美グループ」のCEOで億万長者=ビリオネアで発明家の加賀美零(山田さん)は、有能な秘書兼ボディガードの芹沢一花(木南晴夏)とともに、身分を隠して進学校である私立絵都学園に教師として赴任する。目的は超高精度の教育用AIプログラムの開発だったが…。撮影中のエピソードについて、山田さんは「生徒のみんなと向き合っているシーン、芹沢さんとのシーン、父とのシーンは全部色が違いすぎて、それぞれ別のドラマを撮影しているよう。本当に面白いドラマになるんじゃないかなと、その自信があります」と語る。市村正親零の父親を演じる市村正親は、山田さんと撮影の合間にトークしているそうで、「山田くんと、イタリアンのときはこういう飲み物、中華はこれが好きでって、食べ飲みする話がとても楽しい。親子だなって感じがしてます」とウキウキした表情で伝えた。山田さんも「ぺアリングの話をさせてもらっているので、すごく楽しいです。本番が始まると威厳のある父になるので、このギャップすごいなと勉強させていただいています」とメリハリのある現場であると話していた。なお、フォトセッションには大原梓、奥野壮、柏木悠、上坂樹里、倉沢杏菜、小宮山莉渚も参加した。「ビリオン×スクール」は7月5日(金)より毎週金曜日夜9時から放送スタート、初回15分拡大。(シネマカフェ編集部)
2024年06月27日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演新ドラマ「ビリオン×スクール」に、安達祐実、市村正親が出演することが分かった。本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公・加賀美零(山田さん)が、身分を隠して学校の教師となり、様々な問題に直面しながらも、生徒と共に成長していく学園コメディー。安達さんが演じるのは、加賀美が開発した超高精度動的教育用AIプログラム搭載の“ティーチ”。将来的にAIが教師に成り代われると考えている加賀美は、ティーチというAI教育プログラム=“AI教師”の研究・開発のために自らが教師となり、絵都学園に潜入する。市村さんが演じるのは、加賀美零の父で加賀美グループの会長(前社長)・加賀美治。加賀美にとっては畏怖の対象だが、父の厳しさは期待や愛情の裏返しでもある。また、誰も知らない加賀美のある秘密に関わっているという。安達さんは「学園ドラマのイメージ、AIのイメージを、良い方向で崩していけるドラマになると思います。お楽しみに!」と視聴者へ呼びかけ、市村さんは「山田涼介くんとは初顔合わせになります。お父さんを演じられるということで非常に楽しみだなぁと思いました」とコメントしている。「ビリオン×スクール」は7月5日より毎週金曜日21時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月18日東宝が明治座と提携し、俳優の市村正親が主演を務めるミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』が上演されることが15日、明らかになった。東宝は明治座と、複数年並びに複数月に亘る貸館契約を締結したことを発表。帝国劇場は2025年2月をもって再開発のために一時休館することがすでに明らかになっていたが、創業150年を超える日本有数の名門劇場である明治座と提携することとなった。本契約を受けて、2025年3月の明治座において、1967年帝国劇場での日本初演以来、半世紀以上にわたり受け継がれてきた名作ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』を上演。同社は「この度のご協力により、相互の知見を相乗的に高め合い、より一層お客様に楽しんでいただけるよう、さらに演劇製作興行に邁進する所存でございます」とコメントしている。ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』は1964年にブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞など7つもの賞を獲得、日本では1967年に森繁久彌により初演を迎えた。帝政ロシア時代の寒村で酪農業を営むユダヤ人一家の父親・テヴィエ(市村)と、妻・ゴールデ(鳳蘭)、そして娘たちの結婚をめぐる家族の物語が描かれる。ブロードウェイでの上演は72年まで8年間も続き、3,242回という、当時としては記録的なロングランを達成。日本初演は1967年秋、帝国劇場での2カ月公演で幕が開きました。森繁久彌のテヴィエ、越路吹雪のゴールデ以下、豪華キャストが顔を揃え、その後の再演を含め、森繁テヴィエは通算上演900回を達成し、有終の美を飾った。1994年の再演からは、エネルギッシュで愛嬌のある西田敏行のテヴィエが登場。そして、2004年からは“21世紀版”『屋根の上のヴァイオリン弾き』と銘打ち、市村がテヴィエを務めている。2004年、2006年、2009年、2013年、2017年、2021年に続き、今回で市村テヴィエは7演目の公演に。相手役の妻・ゴールデは、市村にして“最強の女房”と言わしめた鳳蘭が、2009年以来の「名コンビ」で届ける。2人の愛すべき娘たちである、長女・ツァイテル役には美弥るりか、次女・ホーデル役には前回2021年公演から続投する唯月ふうか、三女・チャヴァ役には大森未来衣が決定。長女と相思相愛だが貧乏な仕立屋・モーテル役は2021年公演に引き続き上口耕平、次女・ホーデルと恋に落ちる学生・パーチック役は内藤大希、三女・チャヴァと駆け落ちするロシア人青年・フョートカ神田恭兵が2017年、2021年に引き続き出演する。娘の歳ほど差がある長女・ツァイテルとの結婚を望む金持ちの肉屋・ラザール役には、2017年公演以来久々に今井清隆が出演し、脇を固める。東京公演は2025年3月に東京・明治座、全国ツアーとして4月に富山 オーバード・ホール大ホール、愛知 愛知県芸術劇場、静岡 富士市文化会館ロゼシアター、大阪 梅田芸術劇場メインホール、5月〜6月1日にかけて広島 上野学園ホール、福岡 博多座、宮城 名取市文化会館、埼玉 ウェスタ川越大ホール。○■市村正親 コメント明治座は西村晃さんの付き人時代に、三木のり平さんのお芝居で2度ほど出演しています。ただ、新しい劇場になってからは機会がなかったので、ついに明治座に登場か!という気持ちです。初めて出演した時は”町人その1”のような役でしたが、時を経て、『屋根の上のヴァイオリン弾き』で明治座に乗り込むことができます。人形町の食べどころも楽しみにしています!明治座をこよなく愛しているお客様に、素敵な作品の『屋根の上のヴァイオリン弾き』をお届けいたしますので楽しみに待っていてください。○■鳳蘭 コメント今の時代に失われつつある、家族の強い絆と愛情、近隣で暮らす人達との交流と友情、その様な人が生きていく上で支えとなる大切なものがギュッと詰まったミュージカルが『屋根の上のヴァイオリン弾き』です。私はこの公演で5回目のゴールデです。今回明治座での上演ということで、初めての劇場ですので、心も新たに市村パパに寄り添って、愛と優しさと可愛さのある、ちょっぴり口うるさいゴールデを演じたいと思います。
2024年05月15日『Endless SHOCK』堂本光一 単独主演記録2000回達成記念カーテンコールが22日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、中村麗乃(乃木坂46)、前田美波里らが登場した。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■堂本光一 単独主演記録2000回達成を井上芳雄、市村正親が祝福この日2000回の節目を迎えた堂本に、ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』でW共演し、プライベートでも友人だという井上芳雄からビデオメッセージが届く。井上は「会場にいるお客様、ファンの皆様、スタッフの皆様、共演者の皆様、オーケストラの皆様、とにかく皆様おめでとうございます。皆さんが光一くんを支えてくださったからこその今日の記録で、僕の立ち位置がよくわかりませんけど、嬉しい気持ちでいっぱいです」と会場を笑わせる。さらに井上は「『SHOCK』は1回やるだけでも大変な公演というのは、僕も光一くんからもいろんな話を聞いてわかっているんですけど、それが2000回。光一くん、こんなに2000回もやってるのに、毎回『今日、できるかな』と思うらしいんです。楽屋の大好きなお風呂に『これからSHOCKやるけど、できるかな、できないかな、できないかもな』とか思いながら入って、一生懸命やって、終わって、また大好きなお風呂に入って『今日もできたな』と思うと。僕、この話飲みながら5回ぐらい聞きました」とエピソードも。「その1回1回が積み重なっての2000回なので、本当におめでとうという気持ちしかないです」と称えた。「僕も『SHOCK』の回数が1個1個増えるたびに、光一くんへの思いも1個1個増えてます。思いがあふれちゃってすいません」と続ける井上。「とにかく素晴らしい楽しい祝祭の時間になることをお祈りしております。僕も帝劇『SHOCK』中にお邪魔したいなと思いますし、またお風呂でのお話聞かせていただきたいと思います」とメッセージを終え、堂本は「井上くんも、何度も観に来てくれて」と感謝していた。一方、この日花束を持って堂本を祝いに駆けつけた市村正親は「芳雄はビデオで参加でしょう?」と対抗心。「僕は今、『スウィーニー・トッド』の公演中なんですよね。昨日川越でやって、今週大阪行くんです。でもやっぱり僕はビデオじゃなく。光一のためならなんだってついていく!」と宣言していた。
2024年04月22日数々の賞を受賞してきたミュージカル『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』が、2024年3月9日(土) に東京・東京建物Brillia HALLで初日を迎えた。ミュージカル界の巨星、スティーヴン・ソンドハイムの代表作にして問題作と名高い『スウィーニー・トッド』は、18世紀のロンドンに実在したという恐怖の理髪師スウィーニー・トッドの痛快で哀しい復讐の物語。日本ではソンドハイムと深い親交を持つ宮本亞門が演出を担い、市村正親、大竹しのぶのふたりがコンビを組んで2007年に日本初演されると、2011年、2013年、2016年と再演を重ね、今回が5度目の上演となる。主演のスウィーニー・トッド役を市村、ミセス・ラヴェット役を大竹が演じるほか、物語の鍵を握る乞食女役でマルシア、若き水夫アンソニー役で山崎大輝と糸川耀士郎、そのアンソニーと恋に落ちるトッドの娘ジョアンナ役で唯月ふうかと熊谷彩春、トッドをどん底に突き落とし復讐に狂わせる元凶となるターピン判事役で安崎求と上原理生が出演。また、ターピン判事の部下ビードル役は、こがけん、トバイアス役は武田真治と加藤諒が務める。宮本は初日を迎えるにあたって、「私の人生の中で最も好きで、最も愛している作品がこの『スウィーニー・トッド』です。5度目になりますが、また再演できるんだという喜びがあります。稽古場で、このふたりがこれまでと全く違う意気込みでこれでもかと稽古をする時間が本当に大変でもありますが、たまらなく面白いです。今回でやっと完成したと言えるくらい、細かいところまで丁寧に作りこみました」と自信を覗かせた。また市村は「今回が5回目の上演になりますが、ようやくソンドハイムが目指すところまできたんじゃないかなという気がします。年齢に負けず、復讐の鬼となってこの舞台を暴れ回っていきたいと思います」、大竹は「今回が再々々々演ということで前よりも何百倍も上手くなりたいと思ってやってきましたし、こんなに新しい面もあったんだという新鮮な気持ちでお芝居に挑みたいと思っています」とそれぞれ意気込みを語った。(撮影:渡部孝弘)(撮影:渡部孝弘)東京公演は2024年3月30日(土) まで同所で上演。その後、4月12日(金) から14日(日) に宮城・東京エレクトロンホール宮城、4月19日(金) から21日(日) に埼玉・ウェスタ川越 大ホール、4月27日(土) から29日(月・祝) に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。上演時間は1幕90分/休憩20分/2幕65分(計2時間55分)予定。■演出:宮本亞門 コメント私の人生の中で最も好きで、最も愛している作品がこの『スウィーニー・トッド』です。5度目になりますが、また再演できるんだという喜びがあります。稽古場で、このふたりがこれまでと全く違う意気込みでこれでもかと稽古をする時間が本当に大変でもありますが、たまらなく面白いです。今回でやっと完成したと言えるくらい、細かいところまで丁寧に作りこみました。この作品は最高の反戦作品だと思っています。戦争だとか格差社会だとか、そういったものを社会的にしっかりと訴える力を作品に入れ込みました。楽しいエンターテイメント以上の凄みみたいなものを感じていただけると思いますし、是非皆さんに観ていただきたい作品になったと思います。■スウィーニー・トッド役:市村正親 コメント今回が5回目の上演になりますが、ようやくソンドハイムが目指すところまできたんじゃないかなという気がします。年齢に負けず、復讐の鬼となってこの舞台を暴れ回っていきたいと思います。観客の皆さんにお見せするのが非常に楽しみでワクワクしております。ろうそくは消えかかる瞬間が一番輝くと言いますが、今回の舞台がまさしく僕が消えかかる前にバアーッっと輝くような……(一同笑い)まあ、そういう輝きを見せたいと思います。■ミセス・ラヴェット役:大竹しのぶ コメント8年ぶりにこのミセス・ラヴェットとミスター・トッドに会えたことを本当に嬉しく思います。初演時は初めてのミュージカル出演だったので毎日居残り稽古をさせてもらって、「いつかできるようになるよ!」とみんなに励まされながらやったことが忘れられず、今回が再々々々演ということで前よりも何百倍も上手くなりたいと思ってやってきましたし、こんなに新しい面もあったんだという新鮮な気持ちでお芝居に挑みたいと思っています。絶対に面白いので観に来てください。<公演情報>ミュージカル『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム脚本:ヒュー・ホイラー演出・振付:宮本亞門翻訳・訳詞:橋本邦彦訳詞:中條純子、宮本亞門音楽監督:山下康介スウィーニー・トッド:市村正親ミセス・ラヴェット:大竹しのぶ乞食女:マルシアアンソニー:山崎大輝/糸川耀士郎(Wキャスト)ジョアンナ:唯月ふうか/熊谷彩春(Wキャスト)ターピン:安崎 求/上原理生(Wキャスト)ビードル:こがけんトバイアス:武田真治/加藤諒(Wキャスト)石井雅登、榎本成志、小原和彦、下村将太、高田正人、高柳 圭、俵 和也、茶谷健太、山野靖博、岩矢紗季、川合ひとみ、北川理恵、鈴木満梨奈、高橋 桂、永石千尋、福間むつみスウィング:西尾郁海、大倉杏菜安立悠佑【東京公演】日程:2024年3月9日(土)~30日(土)会場:東京建物Brillia HALL【宮城公演】日程:2024年4月12日(金)~14日(日)会場:東京エレクトロンホール宮城【埼玉公演】日程:2024年4月19日(金)~21日(日)会場:ウェスタ川越 大ホール【大阪公演】日程:2024年4月27日(土)~29日(月・祝)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報:()公式サイト:
2024年03月11日俳優・市村正親の長男・市村優汰が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」に出演した。2021年に本格舞台デビューを飾り、ドラマや舞台など活躍の幅を広げている市村優汰がTGCに初出演。スタイリスト・長瀬哲朗氏が手掛けるスタイリングショー「TGC SPECIAL COLLECTION 2」に登場すると、クールな表情でランウェイを歩き、抜群のスタイルで存在感を放っていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月02日●父に憧れ芸能界へ演技のやりがいも実感俳優・市村正親の長男で、2021年に本格舞台デビューを飾った市村優汰。現在放送中のテレビ東京『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』で初のレギュラードラマ出演を果たすなど活躍の幅を広げ、177cmという高身長を生かしてモデルとしても活動している。3月2日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演する市村にインタビューし、仕事に対する思いや父からのアドバイス、今後の抱負など話を聞いた。――芸能界に入ろうと思ったきっかけを教えてください。もともとお父さんに憧れて、お父さんみたいになりたいという思いがあったのですが、お父さんと『オリバー!』という舞台をやらせていただいて、本格的に芸能活動を始めようと決めました。――お父様のどんなところに憧れていますか?家で台本を真面目に読んでいる姿もかっこいいなと思いますし、舞台に立つと役になりきって誰よりも輝いているので、それがもうかっこよくて、とても憧れています。そして、同じ舞台に立った時に、「本当に自分のお父さんなのかな?」と。迫力もすごくて、家にいる時のお父さんと舞台に立っているお父さんが全然違って、切り替えがすごいなと思い、さらにかっこよく感じました。――俳優のお仕事をスタートされてから、演じる楽しさややりがいを感じていますか?すごく楽しいですし、いろんな人と仲良くなれたり、演技を褒めてもらえたりした時にやりがいを感じます。――どんなことを褒めてもらいましたか?『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』で長文のセリフがあるのですが、一発撮りでOKをもらって「すごくいいね!」と褒めてもらった時に、頑張ってよかったなと思いました。――俳優のお仕事に関して、実際にやってみてイメージと違ったなと思うことはありましたら教えてください。視聴者としてドラマなどを見ていた時は、皆さんすんなりと演技されているので、俳優って簡単なのかなと思っていたんです。でも、いざ自分がやってみると役を自分のものにするのは難しいですし、何回も同じシーンを撮影したり、いろんな場所に行ったり、時間もかかって大変なんだなと思いました。○目標は『ラ・カージュ・オ・フォール』での親子共演――将来的にどうなっていきたいと考えていますか?父のような俳優になって、たくさん活躍できるようになりたいと思っています。――具体的に掲げている目標は?お父さんとも「絶対やりたいね」と話しているのは、『ラ・カージュ・オ・フォール』という舞台で、僕がジャン・ミッシェル、お父さんがザザの役をやって、共演したいなと。――いつ頃実現できたらいいなと考えていますか?ジャン・ミッシェルは20歳くらいの役だと思いますが、18歳頃で大人のように見せて、演技も大人っぽくして、ジャン・ミッシェルのオーディションを受けたいと思っています。――お父様から言われた言葉で大切にしているものがありましたら教えてください。「役にしっかりとなりきること」というのをお父さんから言われていて、それは大切にしています。台本を読んで、こういう役なんだなとわかったら、その役を自分なりに考えて演じるようにしています。●モデル業のために体作りも“氷生活”で4キロ減――モデルとしても活動され3月2日にはTGCに初出演されますが、意気込みをお聞かせください。元気よく歩いて皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたいなと思っています。――昨年、GirlsAward(ガールズアワード)でランウェイデビューされましたが、堂々と歩かれていましたね。出演前は緊張しますが、出たら緊張もほぐれてすごく楽しいです。――好きなファッションも教えてください。サグクラブとかバレンシアガみたいなストリート系の少しダボっとした感じの服をよく着ています。以前は韓国系のピチッとしたファッションでしたが、最近ストリート系に目覚めました。――すごく痩せられたそうですが、どれくらい変わったのでしょうか。13歳頃は身長162cmで体重46kgぐらいでしたが、今15歳で身長177cmあって体重45kgなので、けっこう痩せたなと思います。――痩せようと思ったきっかけは?全然痩せようとは思ってなくて、普通にご飯を食べていたら、身長が伸びていくと同時に胃が小さくなって自然にという感じでした。それに加え、ガールズアワード出演が決まった時にダイエットをして痩せました。――どんなダイエットを?朝ヨーグルトを食べて、昼と夜は氷だけという“氷生活”をして、1週間で4kgぐらい落ちました。ガルアワのあとは普通の食生活に戻しましたが、体重はずっとキープしています。――今回のTGCに向けてはもうダイエットは必要なさそうですよね。このままでもいいかなと思いつつ、もうちょっと痩せたいなという気持ちもあり、あと2キロくらいは落とせたらと思っています。――成長期だと思いますし、栄養はしっかり摂ってくださいね!今日も卵やウインナーをたくさん食べて栄養はしっかり摂っているので大丈夫です!――お仕事を始めて表に立つようになってから、見た目に対する意識が高まったのでしょうか。そうですね。モデルのお仕事をさせていただくからには太っていたらダメだなと思い、頑張ろうと思うようになりました。○憧れのモデルは中条あやみ「尊敬しています」――憧れているモデルさんはいますか?女性の方ですが、中条あやみさんのスタイルがとても素敵だなと思っていて、憧れています。とてもスリムで、自分が女性だったらなりたいなと思うスタイルで、尊敬しています。――中条さんと直接やりとりされたことはありますか?直接話したことはないです。今回のTGCも出演されるので、楽屋挨拶に伺えたらと思っています。初対面になるので緊張しそうですが、いつも応援しているということは伝えたいと思っています。――男性だと筋肉のついた体を目指す方もいますが、それよりもスリムな体が理想なのでしょうか。筋肉は少しつけたほうがいいと思っていますが、筋肉ムキムキすぎる体ではなく、筋肉もつけつつスタイルもいいというスリムマッチョな体を目指しています。――スタイル磨きのためにトレーニングなどしていますか?高校生からジムに通えるようになるので、ジムに通おうかなと思っています。――ちなみに中学で部活動は?中1の3学期くらいまでラクロスと茶道をやっていましたが、お仕事が入ってきて続けられなくなり辞めました。●4月から高校生に「学生の青春生活ができたら」――モデルのお仕事にもやりがいを感じられているようですが、俳優業を軸にしつつ、モデルとしても雑誌やイベントで活躍していきたいというイメージでしょうか。そうですね。モデルは俳優とは違って、素の自分を出せる感じがしていて、着ている服を皆様に見ていただくというのも楽しいなと感じています。――雑誌だと『NYLON JAPAN』での親子共演が話題に。ハグなどいろいろなポーズをされていましたが、いかがでしたか?なかなかああいうことをして撮影することはないので、いい経験になりました。ハグしている写真を今、家に飾っていて、「あ~いいなあ」と思っています。――4月から高校生に。ジムに通う予定だとおっしゃっていましたが、ほかに高校生活で楽しみにしていることはありますか?学生の青春生活を、俳優業をやりながらでもできたらいいなと思っています。あと、今ヒップホップをやっていて、ダンスもたくさんやりたいなと。それがお仕事にもつながるといいなと思っています。○動物が大好き「相棒という感じがしています」――最近ハマっていることも教えてください。動物がとても好きで、今、家に猫2匹と犬、鳥もいて、癒やしにもなるし、相棒という感じがしています。隣にいつもいてくれて、寂しい時も一緒にいてくれるので親密度が上がっている気がします。――動物番組もいろいろあるので、そういった番組で動物と共演する姿を見てみたいです。『天才!志村どうぶつ園』にお父さんが昔出ていて、とても好きで見ていたので、僕もそういった番組に出られたらうれしいです。――最後に、今後の活躍を楽しみにしている方と、TGCのステージを楽しみにしている方にメッセージをお願いします。まだまだ未熟ですが、これからどんどんドラマなどに出演して、いっぱい活躍していけたらいいなと思っているので、応援よろしくお願いします! TGCも頑張りますので、ぜひ足を運んで楽しんでいただけたらと思います。■市村優汰2008年5月10日生まれ、東京都出身。2021年、ミュージカル『オリバー!』で本格舞台デビューし、2022年に父・市村正親と同じホリプロに所属し、本格的に俳優業をスタート。2023年にBS-TBS『天狗の台所』でドラマデビュー。現在放送中のテレビ東京系ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』にレギュラー出演中。今後は3月26日スタートのTBSドラマ『からかい上手の高木さん』に出演。8月8日~12日に上演される『プリンス・オブ・マーメイド~海と人がともに生きる~』では舞台初主演を務める。
2024年02月29日桐谷健太主演の新ドラマ「院内警察」が来年1月から放送されることが決定。瀬戸康史、長濱ねる、市村正親も出演する。日本有数の大病院・阿栖暮総合病院。院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。院内交番室長・横堀仁一と共に2人きりで交番を運営していたが、そこに交番事務員として川本響子が配属されることに。そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介がドイツから帰国。事あるごとに武良井は榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗に粘着。警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、阿栖暮総合病院に来たのも榊原との関係に理由があるのか――。本作は、2021年より「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」を原作とした医療エンターテインメント。院内交番を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と、天才外科医の正義がぶつかり合う、“刑事モノ×医療モノ”2大王道ジャンルのハイブリッド作品だ。院内交番は、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織で、病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う。フジテレビの連続ドラマ初主演となる桐谷さんが演じるのは、プロファイリングスキルをもつ敏腕院内刑事・武良井治。人たらしな一面もあり、医師や患者から院内の情報を収集する一方、歯に衣着せぬ無頓着な物言いで様々なトラブルを起こすことも。警視庁捜査一課のエリートだったが、警察を辞し、院内交番勤務に志願した、何やら訳ありな様子。桐谷さんは「病院の中で働く刑事の物語なので、いろいろな人間模様があります。その中でも武良井の過去に何があったのか、そして彼がどういう思いを内に秘めているのか…という部分は序盤では謎のまま進んでいきます。それが少しずつ明かされていく中で描かれる、患者さんや病院内のスタッフのストーリーがとても魅力的」台本や原作を読んだ印象を明かし、「今までのドラマにはない、一風変わったドラマになると思います」「いろいろな角度から楽しめる作品になっていると思います、是非ご覧ください!」とメッセージを寄せている。同じく阿栖暮総合病院で働き、ライバル役となる天才外科医・榊原俊介を演じるのは、桐谷さんとは朝ドラ「まんぷく」以来、約5年ぶりの共演となる瀬戸さん。次期外科部長の座も期待されている一方で、常に無表情で感情が読めず、なぜか難易度の高い手術ばかり便宜されることが多く、同僚からはあまり良く思われていない。初の外科医役を務める瀬戸さんは「演じるのが楽しみです」と期待を寄せ、桐谷さんとの共演については「久しぶりにお会いしたのですが、あまり変わっていませんでした(笑)。ただ今回は、前回とは全く違う役どころでご一緒することになるので楽しみな反面、桐谷さんは普段から周りを楽しませてくれる方なので、変にツボに入らないように気をつけたいと思います」とコメント。そして、新しい交番事務員・川本響子を、「ウソ婚」での好演が注目を集めた長濱さんが演じる。破天荒気味の武良井の行動や言動にツッコミを入れることが多い真面目な響子は、枯れ専で上司・横堀仁一を推している。そんな響子の“推し”、院内交番室長・横堀仁一は、市村さんが演じる。長濱さんは「原作を読むと、川本響子という役が物語には絶対に欠かせない存在な気がしたので、自分に務まるだろうかと不安を感じました。武良井さんに振り回されたり、院内警察という特殊な部署で働き始める川本が“普通代表”として視聴者の皆さんと一緒に物語を楽しんでいく役割なのかなと思いました」とキャラクターの印象を語り、市村さんは「今までの僕の役ではないような温厚な役ですが、ドラマ自体は少しハード系な部分も感じています。そのハードな中で、横堀さんは雑草の中に咲く華麗な一輪の花のような存在でありたいので、今まで見せてこなかった部分を出していけたらなと思っております」と話している。監督は、「リーガル・ハイ」シリーズ、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の石川淳一が務める。「院内警察」は2024年1月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日‘21年7月に市村正親(74)との離婚を発表して2年あまり。篠原涼子(50)が「美ST」10月号で語った“新しい家族の形”が話題を呼んでいる。「Yahoo!ニュース」に配信された記事には、2400件を超えるコメントが投稿された。《かつては一日中ジムにいるなんて考えられなかった特別なことが今はできる。感謝しなければいけないなと思っています。(略)離婚後、私は家を出ましたが、ほぼ毎日家に戻り、形は違うけれど、2人で子供たちを育てていることに変わりはありません》(篠原)篠原は25歳年上の市村と’05年に結婚。’08年に長男、’12年に次男が誕生したが、’21年に離婚した。息子たちの親権は市村が持っている。「仕事と育児の両立に疲れ切ったという篠原さんは、市村さんと話し合いの末に離婚をしました。慰謝料や財産分与はなかったそうです。長男の優汰さんは2年前に俳優デビューし、すでに父子共演も果たしています」(スポーツ紙記者)同誌のインタビューでは息子たちへの思いや最近の関係についても語っている篠原。新しい家族のあり方に、読者からは多くの反響が寄せられている。《夫婦の愛情がなくなっても2人は子供たちの親として、互いを頼り大事にしあっている姿は子供達にとって不幸なことではないと思います》《どんな形だろうが本人達が良いならそれで良い。父親も母親も子供も一人の人間であることは変わらない。子度はいずれ巣立つわけだし母親や父親がそれぞれの幸せの為に色んな選択するのはその人達の自由。再婚しようが恋人が出来ようが好きに生きたら良い》《同じ世代ですが、これはまさにいいとこどり!ですね》《市村正親さんの『生きる』という舞台が素晴らしく、息子さんと一緒にいるからこそ一層活き活きとされている気がしました。離婚ではないですが妻に先立たれて息子家族と孤独を感じながら同居する役だったので。無理をして篠原さんと家庭を築くよりも男同士で暮らして一緒にミュージカルに出たりもして本当に楽しそうです》
2023年10月18日俳優・市村正親の長男で俳優の市村優汰が9月30日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER」に出演した。ファッションショー初出演となった市村は、「Top of the Hill」のステージに登場。シャツにニットを重ね、個性的なパンツ、そしてコートを羽織ったコーディネートでランウェイを歩き、先端ではかわいらしい笑顔を見せていた。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。24回目の開催となる今回のテーマは「美美樂樂(びびらくがく)」という造語で、ファッション・ビューティー・音楽が集う日本最大級のイベントを楽しんでほしいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年10月01日9月から10月にかけて東京・大阪で上演されるミュージカル『生きる』の製作発表が都内某所で開催。市村正親、鹿賀丈史、村井良大、上原理生、高野菜々、実咲凜音、福井晶一、鶴見辰吾が登壇し、劇中より6曲を披露した。『生きる』は、黒澤明監督の名作をミュージカル化した意欲作で、再々演となる今回は新たなキャストも迎えて上演される。残りの人生をかけて市民のために公園を作る主人公・渡辺勘治を市村と鹿賀が演じるほか、男手ひとつで育ててくれた渡辺勘治とうまくコミュニケーションがとれない息子・光男役を村井、本作の語り手で重要な小説家役を平方元基と上原が務める。また、渡辺勘治に再び生きる力を与える女性・小田切とよ役で高野、光男の妻・一枝役で実咲、公園作りを妨害するヤクザ組長役で福井、本作の登場人物の中でもっとも腹黒い人物の助役役で鶴見が出演する。製作発表の冒頭では、劇中より「人生の主人になれ」「ワクワクを探そう」「二度目の誕生日」「あなたに届く言葉」「金の匂い」「最後の願い」の6曲が続けて披露された。■人生の主人になれ/上原理生:小説家役(ダブルキャスト)自らの余命が短いと知った渡辺勘治は、自暴自棄になり向かった小さな飲み屋で、売れない小説家と出会う。小説家は、金の使い方も遊び方も知らないという勘治に対して、自分が金の使い方を教えてやろうと、勘治を夜の街に誘い「もっと人生を楽しむべきだ」と説く、小説家のソロナンバー。■ワクワクを探そう/高野菜々(音楽座ミュージカル):小田切とよ役渡辺勘治は、夜の街で遊び回ってみたものの、人生の楽しさを見つけられずにいた。そんな時に偶然出会ったのは、同じ部署で働く部下の小田切とよ。彼女は、退屈な時には、同僚にあだ名をつけて楽しんでいたのだと、明るく語る。「ワクワクを探せば毎日が楽しくなる!」心が元気になる、溌剌としたナンバー。■二度目の誕生日/鹿賀丈史:渡辺勘治役(ダブルキャスト)渡辺勘治は、エネルギーに溢れる小田切とよからのある言葉を聞き、残りの自分の人生でまだ何かできるのではと考えはじめる。まだ遅くはない、今日から生まれ変わるんだと、新たな人生への決意を誓うナンバー。■あなたに届く言葉/村井良大:渡辺光男役勘治の1人息子・光男。勘治の病気のことを知らない光男は、毎日遅くまで帰らずどこで何をしているかも分からない父親に、混乱の中で怒りをぶつける。どうすれば届くのか、昔のように戻れるのか。息子が父親への想いを吐露する1曲。■金の匂い/福井晶一:組長役勘治は市民のために公園をつくると決意し奔走するが、ヤクザたちは、その場所に赤線をつくって金を儲けようと、勘治たちを阻止しようとする。危険な香り漂う、迫力の1曲。■最後の願い/市村正親:渡辺勘治役(ダブルキャスト)公園を創るという夢の実現まであと一歩というところで、勘治は再び、身体に強い痛みをおぼえる。人生の意味をやっと見つけた今、最後までこの命を生きぬいてみせる。「生きる」ことへの喜び、強い想いが込められた1曲。演出・宮本亞門&登壇者のコメント■演出:宮本亞門(※映像より抜粋)いよいよ、再再演、ミュージカル『生きる』が始まります。私は本当にこの作品が好きで、毎回心が洗われる、生きるための根源が詰まっている作品だと思っています。今ようやく、コロナ禍も明けてきました。次の未来へ向けて、何を大切に、何を軸に生きていくか、そんなテーマも入っている作品です。そして勿論、今回も主役は、市村正親さんと鹿賀丈史さんです。再演ごとに深くなっていくお2人、今回はどんなアプローチでくるのか。見逃すことのできない、一瞬一瞬感動にみちたドラマが繰り広げられると思います。新しいキャストも増え、新たな生きるが生まれます。劇場でお待ちしております。■市村正親:渡辺勘治役(ダブルキャスト)2018年の初演時は毎日少しずつ台本が上がってくるようなスリリングな稽古をしていて、いざ本番が開いてみるとお客様から爆発的な拍手をいただき、ああやっぱりこれは素晴らしい作品なんだなと思いました。20年はコロナ禍でしたが、コロナに痛めつけられている状況の中で上演するのも、それはそれでまたこの作品に合っているような気がしました。今年はまた新しく濃いキャストの皆さんが揃っていますので、僕も霞まないようにやっていきたいと思います。■鹿賀丈史:渡辺勘治役(ダブルキャスト)オリジナルミュージカルの三度目の上演という喜びに浸っております。一度目は初演ということで緊張感もあり、台本の直しも多く大変な稽古場でした。二度目はコロナの最中でしたが、我々は運よく中止にならずに上演することができました。それから3年、世界の勢力地図というものもずいぶん変わりまして、我々はまさに直面する「生きる」ということに戸惑っている時期だと思います。これ以上シンプルで深いテーマはありません。ぜひ皆さん、感動と生きる力というものをお持ち帰りいただければと思います。■村井良大:渡辺光男役前回はキャストも舞台袖でギリギリまでマスクをしていたり、客席も50%の収容人数で始まったりと、毎日公演ができる喜びを感じながら、まさに一公演ごと「生き切る」ように演じていました。無事ひとりも欠けることなくゴールできた感動を今でも覚えています。僕の演じる渡辺光男は、その後の日本の混沌の中でも力強く、家族の幸せを願いながら生きていく青年です。本当に老若男女、すべての皆さんに響くメッセージのある作品ですので、ぜひ2023年版の『生きる』をお客様の心に届けたいと思います。■上原理生:小説家役(ダブルキャスト)再演を拝見した際に、あの黒澤明監督の作品を見事三次元の舞台に作り上げられていることと、オリジナルミュージカルとしてのクオリティの高さに感動し、素晴らしい作品だなと思いました。戦後7年の日本、まだ復興の途中でもっと豊かになっていきたいという中で本当に大切にしなくてはならないことは何かを投げかけてくれる作品だと思います。小説家は渡辺勘治とは180度違う人生を歩んできた役だと感じていますので、勘治の生きる姿勢を浮き彫りにするような、光と影の影の部分を描いていければと思います。■高野菜々(音楽座ミュージカル):小田切とよ役私はオリジナルミュージカルを上演する音楽座ミュージカルに15年所属しています。今回音楽座ミュージカル以外の作品に初めて出演させていただくこととなり、オファーをいただいた時はすごくびっくりして身が引き締まる思いでしたが、物語の一部になっていけるよう精一杯頑張ります。死生観がテーマの作品でありながらも、歌ありダンスありのエンターテイメントにあふれた華やかな世界になっているのがこの作品の魅力だと思います。とよは渡辺勘治に大きなきっかけを与える女性ですが、大切なものは日常にこそ転がっているんじゃないかということを自分自身大切にしながら演じさせていただければと思います。■実咲凜音:渡辺一枝役日本の名作を原作にしたこの作品に参加させていただけることを光栄に思います。こうして初めての作品に向き合う時は、新しい役、新しい共演者の皆さん、新しい自分の課題に出会えることにいつもワクワクします。初演を拝見した際、観終わった後に自然と涙が流れていて、私は毎日一生懸命生きているのかなと自分自身に問いかけたのを覚えています。渡辺一枝はしっかりと自分自身を持っている意思の強い女性だと思います。個人的にはとよ役の高野さんとは同い年なので仲間がいてすごく嬉しいなと思いますし、対照的な女性像を作っていけたらと思います。■福井晶一:組長役役者仲間の評判を聞いて初演を拝見しましたが、評判通り素晴らしい作品でした。黒澤明監督の映画がミュージカルになると聞いた時は驚きましたが、エンターテイメント性と同時にしっかりとしたテーマ性もあり、こんなにもミュージカルに適した題材だったんだと思いました。個人的には市村さんと鹿賀さんという、劇団時代の大先輩と初めて共演させていただけることを本当に嬉しく思いますので、色々なことを学びたいです。命を燃やして生きる、というすごく温かいメッセージが込められている作品だと思いますので、たくさんの方にお届けできればと思います。■鶴見辰吾:助役役初演時には市村さん版を、再演時には鹿賀さん版を拝見しました。関係者席に座らせていただいたのですが、その席にいながら涙が止まらず、それが恥ずかしくて、カーテンコールになってからタイミングをずらしてそっとハンカチで拭きました。それくらい感動的な作品でした。黒澤明監督が亡くなられて、ああ自分はもう黒澤作品には出演できないんだなと寂しく思いましたが、いまこうやってミュージカルという形で携わることができるのは、自分の夢が叶ったようですごく嬉しいなと思っています。市村さん鹿賀さんのパワーに負けないようにしっかり悪役を演じたいです。ミュージカル『生きる』宮本亜門 コメント撮影:引地信彦<公演情報>ミュージカル『生きる』原作:黒澤明監督作品『生きる』(脚本:黒澤明 橋本忍 小國英雄)作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド脚本&歌詞:高橋知伽江演出:宮本亞門【キャスト】渡辺勘治:市村正親/鹿賀丈史(ダブルキャスト)渡辺光男:村井良大小説家:平方元基/上原理生(ダブルキャスト)小田切とよ:高野菜々(音楽座ミュージカル)渡辺一枝:実咲凜音組長:福井晶一助役:鶴見辰吾佐藤誓重田千穂子田村良太治田敦、内田紳一郎、鎌田誠樹、齋藤桐人、高木裕和、松原剛志、森山大輔あべこ、彩橋みゆ、飯野めぐみ、五十嵐可絵、河合篤子、隼海惺、原広実、森加織、安立悠佑【東京公演】9月7日(木)~24日(日) 新国立劇場 中劇場チケット料金:S席:14,000円/A席:9,800円(全席指定・税込)【大阪公演】9月29日(金)~10月1日(日) 梅田芸術劇場メインホールチケット情報:関連リンク公式サイト::
2023年06月22日《鼻と口が特にめちゃくちゃ篠原涼子だわ!》《めっちゃ篠原涼子なんよ》《母ちゃん6割、父ちゃん4割位?》(原文ママ)ネット上でこんな反応が起こったのは、市村正親(74)の長男で俳優の市村優汰(15)の近影について。所属するホリプロのインスタグラムアカウント「ホリプロActor」に投稿されたものだが、以前より成長して大人びた優汰の顔立ちについて、’21年に離婚した母・篠原涼子(49)に“よく似ている”と、多くの人が反応していた。優汰は、‘21年9月に父が主演を務めるミュージカル『オリバー!』で本格俳優デビュー。’22年12月には父と同じホリプロに所属することが発表された。「市村さんと篠原さんには2人の男の子がいて、次男は現在11歳。篠原さん自身が、“長男は篠原さん似で次男は市村さん似”だと話していたことがあります。次男も俳優を目指しているそうです」(スポーツ紙記者)離婚後、親権は父の市村が持つことに。市村自身の強い希望だったといわれている。市村は最近のインタビューで、役者業と2人の息子との子育てを両立する生活について次のように話している。《両立?普通ですよ、普通! 今日は朝6時に起床して、犬に餌をあげて、子供たちと自分の分のお弁当を作りました》(『FRIDAY』2023年2月24日号より)「息子たちの存在が、市村さんの原動力になっているといいます。テレビでも息子さんのためのお弁当づくりについて語っていたことがありますが、前の晩の夜に下ごしらえをきちんとしているそう。もともと料理好きなので、まったく苦ではないようです」(前出・スポーツ紙記者)一方の母・篠原涼子のほうはというと、4月で出演したラジオ番組で「子どもは育ってくれます。育てられているような気がします、子どもに」と2人の息子への感謝の気持ちを語っていた。「市村さんと息子さんたちと、篠原さんの関係性は離婚後、良好なようです。篠原さんが休みの日に家に来て、食事をしたり、みんなで遊びに出かけたりしているといいます」(前出・スポーツ紙記者)新しい家族の形をとる一家のなかですくすくと成長する、長男・優汰の今後に期待!
2023年05月26日9月に新国立劇場 中劇場で上演されるミュージカル『生きる』の公演詳細とメインビジュアルが公開された。『生きる』は黒澤明監督の名画を世界で初めてミュージカル化した意欲作。今回は新たなキャストを迎え、3度目の上演となる。今年役者生活50周年を迎えるミュージカル界のレジェンド・市村正親と鹿賀丈史が、残りの人生をかけて市民のために公園を作る主人公・渡辺勘治を演じる。また、男手一人で育ててくれた渡辺勘治とうまくコミュニケーションがとれない息子を演じるのは、再演から引き続き好演だった村井良大。本作の語り手で重要な小説家役を平方元基と上原理生がダブルキャストで担当する。さらに渡辺勘治に再び生きる力を与える女性・小田切とよ役を高野菜々、光男の妻・一枝役を実咲凜音、渡辺勘治の公園作りを妨害するヤクザ組長役を福井晶一、登場人物の中でもっとも腹黒い人物の助役を名優・鶴見辰吾が務める。東京公演は9月7日(木) から24日(日) まで。その後9月29日(金) から10月1日(日) に梅田芸術劇場メインホールで上演される。<公演情報>ミュージカル『生きる』原作:黒澤明監督作品『生きる』(脚本:黒澤明 橋本忍 小國英雄)作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド脚本&歌詞:高橋知伽江演出:宮本亞門【キャスト】渡辺勘治:市村正親/鹿賀丈史(ダブルキャスト)渡辺光男:村井良大小説家:平方元基/上原理生(ダブルキャスト)小田切とよ:高野菜々(音楽座ミュージカル)渡辺一枝:実咲凜音組長:福井晶一助役:鶴見辰吾佐藤誓重田千穂子田村良太治田敦、内田紳一郎、鎌田誠樹、齋藤桐人、高木裕和、松原剛志、森山大輔あべこ、彩橋みゆ、飯野めぐみ、五十嵐可絵、河合篤子、隼海惺、原広実、森加織【東京公演】9月7日(木)~24日(日) 新国立劇場 中劇場チケット料金:S席:14,000円/A席:9,800円(全席指定・税込)【大阪公演】9月29日(金)~10月1日(日) 梅田芸術劇場メインホール関連リンク公式サイト::
2023年04月20日ミュージカル『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』が、2024年3月に東京建物Brillia HALLで再演されることが決定した。ミュージカル界の巨星、スティーヴン・ソンドハイムの代表作にして問題作と名高い『スウィーニー・トッド』は、18世紀のロンドンに実在したという恐怖の理髪師スウィーニー・トッドの痛快で哀しい復讐の物語。トニー賞8部門受賞をはじめとして数々の賞を受賞しており、2023年春からはブロードウェイでも上演が開始している。今回はスウィーニー・トッド役で市村正親、ミセス・ラヴェット役で大竹しのぶが出演するほか、演出は宮本亞門が担当。この3人による上演は5度目で、2016年以来8年ぶりとなる。なお東京公演上演後、仙台、川越、大阪でツアー公演が予定されている。■演出:宮本亞門 コメント最もクレイジーでおぞましく、映画『ジョーカー』にも似た狂気を潜む『スウィーニー・トッド』。極限の格差社会から生まれたヒーロー、トッド役の市村正親さんと、トッドを笑いながら悪へと導くラヴェット役の大竹しのぶさん、それに実力派のキャスト・スタッフたちと8年ぶりにスパークします!ブロードウェイミュージカル史上、最も恐ろしく愛おしいスティーヴン・ソンドハイムの名作、サイコスリラーミュージカルをどうぞお見逃しなく。■スウィーニー・トッド役:市村正親 コメントもう一度、『スウィーニー・トッド』をやれる喜び、そしてしのぶちゃんと『スウィーニー・トッド』をやれる喜びを噛み締めています。今回が本当に最後になるのかなと思うので、一回一回、丁寧に首を切らせていただきます(泣笑い)。■ミセス・ラヴェット役:大竹しのぶ コメントまた市村さんと歌えるなんて!またミセス・ラヴェットに逢えるなんて!ミュージカルの楽しさを教えてくれたこの作品に再び挑戦が出来ること、幸せとしか言いようがありません。オープニングのあのワクワク感。私の役者人生の中でもトップ3に入ります。自分にとっても勿論ですが、お客様の心に生涯残る作品になるよう頑張るのみです。それだけ素晴らしい作品なのですから。あー、今から楽しみです。<公演情報>ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』2024年3月 東京建物Brillia HALL※仙台、川越、大阪公演あり作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム脚本:ヒュー・ホイラー演出:宮本亞門【キャスト】スウィーニー・トッド役:市村正親ミセス・ラヴェット役:大竹しのぶほか関連リンク公式HP::
2023年04月13日市村正親が1997年に旗揚げした市村一人の劇団、『市村座』。市村の役者生活50周年の集大成であり、5年ぶり10回目となる本作が、2月26日(日) に初日を迎えた。「市村座のテーマ」を軽快に歌いながら、客席通路からに市村が登場。この曲を聴くと自然とテンションが上がる。客席からも手拍子が起こり、市村も満面の笑みだ。口上では裃姿の市村によるご挨拶と演目紹介。その後、市村二世として長男・優汰さんと次男さんが登場し、それぞれ立派に口上を述べた。「父のこと、よろしくお願いいたします」と話す二人、見守る市村の優しい目が印象的だ。左より)市村正親、市村優汰次に披露されたのが一人芝居仕立『死神』。『死神』は三遊亭圓朝作の落語で、かつて市村が付き人をしていた西村晃がミュージカルで演じたこともある。今回の『死神』では男が市村座を見逃すわけにはいかないと金を使い果たし、市村の追っかけだった妻は、亭主の散財に腹を立て、家から追い出してしまう。男は悔しくて死のうとすると、そこに死神が……。何役も務める市村は、実に軽妙で達者、芝居心とコメディセンスが光る。ラストは劇場が驚きと笑いで包まれた。幕間を挟んで、「五十年間全作品人気楽曲披露」。なんと、市村が出演したミュージカル40曲以上、デビュー作「ヘロデ王の歌」(『イエス・キリスト=スーパースター』)から始まり、劇団四季時代から退団後の今に至るまでのナンバーを、思い出の画像やエピソードと共に披露するという。各曲ワンフレーズずつ歌う程度だろうと思っていたら、これが大違い。曲によってはガッツリ歌い切り、振付もつく。途中からこれは凄まじい挑戦だと気づき、楽しみながらも手に汗握って応援する気持ちになった。「ワン」(『コーラスライン』)ではステップを踏みながら歌い踊り、3役を務めた『キャッツ』ではミストフェリーズとスキンブルシャンクスの両曲を歌うサービス精神。『オペラ座の怪人』『ラブ・ネバー・ダイ』ではその伸びる歌声はまさにファントムが降りてきたようで、一気に物語へと連れて行かれた。エンジニアとして泥臭く「アメリカンドリーム」(『ミス・サイゴン』)を歌ったかと思えば「マスカラ」(『ラ・カージュ・オ・フォール』)ではお化粧や身支度をする可憐なサザがいる。「心を鉄に閉じ込めて」(『モーツァルト!』)で天才ヴォルフガングの父としての想いを吐露し、牛乳屋テヴィエとして「もし金持ちならば」(『屋根の上のヴァイオリン弾き』)で軽やかに舞う。「マイ・フレンズ」(『スウィーニー・トッド』)ではカミソリを手に復讐心を燃やし、「最後の願い」(『生きる』)では市民課長・渡辺勘治として再生を決心する。役の幅広さたるや、市村は一体どれだけの表現、引き出しを持っているのだろう? 市村が歌うとその場面がパーッと目前に広がる。きっとどの人物にも真摯に魂を吹き込んできたのだろう。間違いなく役者になるために生まれてきた人なのだと胸に迫るものがあった。お子さん二人もパフォーマンスに参加。優汰さんと次男さんは『コーラスライン』の「ぼくって誰だ」をデュエット。また優汰さんは『キャバレー』の「ヴィルコメン」にのせて華麗なタップで場を沸かせた。次男さんは『人間になりたがった猫』の「自己紹介」や「青い鳥」を独唱、素直な美声でこの先が楽しみだ。ラストは市村座恒例の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃」。歌、語り、芝居、振り、浪曲が詰まったこの難曲、市村は今回も力強く高らかに歌い切ってみせた。またアンコールでは市村の役者人生を表した新曲「役者ほど素敵な人生はない」が披露された。市村の過去と現在、そして未来を詰め込んだ『市村座』。74歳、改めてすごい役者だと体感した。上演時間は1幕50分、休憩20分、2幕80分の計2時間30分予定。東京公演は2月28日(火) まで日生劇場にて上演。その後、3月3日(金) 大阪・NHK大阪ホール、3月4日(土)・5日(日) 福岡・博多座、3月8日(水) 埼玉・ウェスタ川越大ホール、3月10日(金) 仙台・仙台電力ホールにて上演。文=三浦真紀撮影=渡部孝弘<公演情報>市村正親ひとり芝居『市村座』『市村座』ビジュアル【スタッフ】作・演出:高平哲郎音楽:上柴はじめ【キャスト】市村正親●東京公演2023年2月26日(日)~2月28日(火) 日生劇場■当日券について本公演は劇場窓口での当日券販売はございません。残席がある限り、ホリプロステージで開演時間まで販売いたします。ホリプロステージ:●大阪公演2023年3月3日(金) 18:30 NHK大阪ホール問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土11:00~18:00)●博多公演2023年3月4日(土)・5日(日) 博多座3月4日(土) 19:003月5日(日) 12:30問合せ:博多座電話予約センター092-263-5555●川越公演2023年3月8日(水) 18:30 ウェスタ川越 大ホール問合せ:ウェスタ川越049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)●仙台公演2023年3月10日(金) 18:30 仙台電力ホール問合せ:キョードー東北022-217-7788(平日13:00~16:00 / 土曜日10:00~12:00 ※祝日を除く)公式HP:公式Twitter:
2023年02月27日2023年2月27日、俳優の市村正親さんと、市村さんの長男である市村優汰さんの親子ツーショットが、Instagramで公開されました。母に篠原涼子さんを持つ優汰さん。両親ともに誰もが知る人気俳優であり、優汰さんもまた、演技の道へと進んでいます。2021年には、ミュージカル『オリバー!』で俳優として本格デビューを果たし、また、同作の主演を務めたのが父である正親さんだったため、親子初共演でも話題に。今回公開された親子ツーショットでも、仲むつまじい姿を披露しています。 この投稿をInstagramで見る ホリプロ Actor(@horipro_official_actor)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る ホリプロ Actor(@horipro_official_actor)がシェアした投稿 キリッとした印象的な眉毛が、正親さんそっくり。また「背が伸びましたね」「イケメン息子」といったコメントも寄せられています。今後、優汰さんがどのような俳優に成長するのか、多くのファンが期待していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月27日日本のミュージカル界のトップを走り続ける市村正親(74)の役者生活は、1973年にスタートし、実に50年におよぶ。その記念すべき年の爽やかな初春に、市村正親を十二分に堪能できる『市村座』の幕が上がる(東京公演:日生劇場 2月26日〜28日、大阪公演:NHK 大阪ホール 3月3日、博多公演:博多座 3月4日〜5日、川越公演:ウェスタ川越 大ホール 3月8日、仙台公演:電力ホール 3月10日)。1997年に旗揚げされた『市村座』は、今回で10回目。つまり、役者生活50年と、『市村座』第10回が重なった形だ。本公演では、口上にはじまり、一人芝居仕立ての三遊亭圓朝の落語『死神』や、これまでに市村が出演してきた40を超えるミュージカル全作品を、MCを挟みながら振り返るという注目の柱が構え、役者生活50年を歌う新曲がラストを飾る予定だ。取材中もアイディアが湧き出し歌い始める市村の姿は、今なおバイタリティにあふれるが、「『市村座』をやるのは不安で不安でしょうがない」と意外な言葉もこぼれる。しかしそこには観客への強い思いがあった。そんな市村を作り上げ、50年の礎を築いた、付き人時代に培ったこととは? また、まさに日本のミュージカル界とともに歩んできた市村に、ここ20年ほどで急速に台頭してきた2.5次元ミュージカルの存在への印象も直撃した。○■市村正親らしい『死神』口上には息子たちも登場予定――市村座10回目とともに、市村さんの役者生活50周年も重なるアニバーサリーイヤー公演です。第1回の市村座は1997年。『ミス・サイゴン』や『スクルージ』『SHE LOVES ME』なんかをやってた頃に、500人入るか入らないかのホールでエネルギッシュに走って歌って踊ってやりました。そこからいろいろと形を変えながら、今回で第10回になるわけだけど、よくここまで来たなと。加えて50年ですから、普通に考えたら、だいぶしんどいはず。いや、しんどいんですよ。ははは! 去年、高橋真梨子さんのファイナルコンサートに行ったら、「ファイナルにしない」と言ってたんです。旅公演は最後にするけど、「東京ではまだやろうと思ってる」って。高橋さんのコンサートは彼女を好きな人が行ってるんだし、僕の『市村座』も、僕を好きな人が来てくれてるんだと信じて、頑張ろうと。この50年を歌いきってみようと思ってます。――これまでに歌ってきたナンバーと、市村さん自身の50年を歌う新曲もあるとか。50年で40本以上出演してきたんです。子供のミュージカルも大人のミュージカルも、いろんなものを含めて、MCを挟んで、僕自身の50年も振り返りながら披露しようかと。それだけで、あっという間に40~50分経つんじゃないかな。あと今回は、(落語の演目である)『死神』をやります。夫婦の愛情の『芝浜』、親子の愛情の『たらちね』、人情話の『文七元結』ときて、今回は少しハードなシェイクスピアみたいな部分も出せたらいいかなとかね。やっぱり、落語ではない、市村正親の『死神』ができたら面白いなと思ってます。――『死神』でも歌われるんですか?歌はないんだけど……。でも、別にないって決めることはないか。死神のセリフだけ歌にするとか。「お前は私との約束を裏切って~♪」(歌い出す)とか。「ついておいで~♪」と行った先に、ファントムが居そうな船があって、映像でろうそくの火をいっぱい揺らすとかね。うん、いいね。僕の『死神』を作ればいいわけだから。――市村さんご自身もアイディアを出されるのですか?僕もかなり考えますよ。東京公演には子供たちも口上で出るから、50年の振り返りナンバーにも出てもらおうかなとか。お兄ちゃんはいま変声期だから、歌じゃなくてタップを踊るとか、弟は「パパのやった役をやりたい」といつも言ってるから、どの役にしようかとか、一家3人で頑張ろうと考え中です(笑)○■3年間の付き人時代も大きな財産――『死神』は、市村さんがデビュー以前に付き人をされていた名優・西村晃さんの代表作でもあります。市村さんは今でもたびたびその頃のことを口にされますが、役者生活50年の前の3年間も大きな財産ですか?西村さんの付き人をやったということだけじゃなくて、西村さんがやった仕事を間近で見られたことが大きいです。最初は三木のり平さんと古今亭志ん朝師匠の『文七元結』を1カ月見ました。次は『雁の寺』を1カ月。木村光一さんが演出だったんだけど、水上勉さんと一緒に、僕にちょい役の場面を作ってくれたの。後に三田佳子さんと新橋演舞場で『越前竹人形』をやったときに、水上さんが来てくれたことがあって「あの頃のことよう覚えてまっせ。あんさんにちゃんとセリフ作ってあげたやろ」と。――しっかり覚えていてくださっていたんですね。僕が「西村さんの付き人を辞めてから劇団四季に入りまして、ミュージカルとか、シェイクスピアとか、フランス演劇とかいろいろやっていました」と言ったら、「ああ、ええねぇ、洋行帰りやな」って。いい外国旅行してきたねってことなんだけど。そういうことを水上先生とお話できたのも、西村さんの付き人をやって、ちょい役で出させてもらったから。ほかにも森繁久彌さんのテレビとか、勝新太郎さんの『座頭市』を目の前で見ていたし。歌舞伎座の『反逆児』では萬屋錦之介さんと十七代目 中村勘三郎さんを1カ月袖で見ました。西村さんの付き人を3年間やっているなかで、いろんな名優の実演を肌で感じたというのが、僕の大きな財産ですね。――一流の俳優たちの姿をすぐそばで見聞きしていたことで、特に染み込んでいることはありますか?愚痴を言わないことかな。二流三流の役者は愚痴が多いんです。楽屋に入ってきても、ブチブチブチブチず~っと愚痴を言ってる。「あいつより俺がやったほうが」とか「ギャラがどうだ」とか。そんなことばかり。――一流の方たちは違ったと。芝居の話しかしていませんでした。前向きに「ここはどうしよう」「あそこはどうしよう」と、とにかくよりいい芝居をするために、1歩でも1ミリでも前に行こうと考えていた。萬屋の錦にいも、のり平さんも、みなさんそうでした。○■2.5次元ミュージカルも「ひとつのジャンル」――ところで、演劇界全体の将来を見て、もっとお客さまを呼び込むためにはどうしていったらいいとお考えですか?うーん、いまもういろんな形のミュージカルがあって、みんな真剣に作っているからなぁ。――では、2.5次元といった新しい形のミュージカルにはどんな印象をお持ちですか?『テニスの王子様』とか『鬼滅の刃』とか、いろいろあるよね。それ自体ひとつのジャンルだと思っています。そこからさらに俳優として成長してくる人もいるし、ほかにも、名作といわれる作品が増えていて、いろんな俳優さんがチャレンジしている。僕らが日本オリジナルをやった『M.バタフライ』を内野聖陽くんがやったり、『ザ・ミュージック・マン』は坂本昌行くんがやるし。あれもなかなかハードなミュージカルだよ。日本でもいろんなミュージカルが増えてきていていいなと思っています。ただ、やたらナンバーが多いミュージカルはちょっとな、と思います。――ナンバーが多いというのは?たまに「この作品、うちの俳優にはナンバーがないんですけど」とか言う人がいたりするんですけど、満足させなきゃいけないのは役者じゃなくて観客。ナンバーってのは、ここぞというときに流れるからいいんです。でもそれもいま試行錯誤の時期にあるのかなと思っています。お客さんを納得させるためのものを作っていかなくちゃいけない。僕もそこへの不安感がある。『市村座』をやるのは不安で不安でしょうがないんですよ。楽しませることができるだろうかと。そのためにも、いつも好奇心と遊び心を持って。タフにね。■市村正親1949年1月28日生まれ、埼玉県出身。西村晃の付き人を経て、1973年に劇団四季の『イエス・キリスト=スーパースター』(『ジーザス・クライスト=スーパースター』)でデビュー。以後、ミュージカル、ストレートプレイ、一人芝居など様々な舞台に出演。1997年には『市村座』を旗揚げし、口上にはじまり、毎回さまざまな市村正親を見せている。映像のフィールドでも人気を博している。代表作に舞台『オペラ座の怪人』『ミス・サイゴン』『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』『スウィーニー・トッド』『生きる』、映画『テルマエ・ロマエ』(12年、14年)、『のぼうの城』(12年)など。ミュージカル『生きる』が9月に上演予定。
2023年02月17日12月18日放送の『情熱大陸』(MBS・TBS系)に初登場した市村正親(73)。’73年に劇団四季の舞台でデビューし、俳優生活49年目を迎えた。番組では今年、日本公演30周年を迎えた舞台『ミス・サイゴン』に挑む市村に密着。’20年に新型コロナの影響で全公演中止となって以来2年ぶりだが、’92年の初演からエンジニア役を演じてきた市村にとって“卒業公演”となった。そんななか、注目を集めたのが市村の長男(14)と次男(10)の登場だ。本番組のInstagramでは、《市村の心身を支えるのが家族の存在だ。ふたりの息子たちはともに育ち盛りの十代。一緒に暮らす日々が、市村の原動力だという》との紹介文で、貴重な親子ショットも公開された。市村は05年12月に篠原涼子(49)と結婚し、2人の息子をもうけるも21年7月に離婚。息子たちの親権は市村が持つこととなり、日々ともに生活している。現在は休みがあればできるだけ息子たちと過ごすようで、番組内で休日に次男と愛犬の散歩をする様子が映し出された。地方公演で2週間ほど家を留守にすることから、「(お兄ちゃんと)2人でやってね」「(ペットの)ウンチもちゃんとやるんだよ、朝」と優しく声をかけていた。11月に迎えた千秋楽では、息子たちも劇場に駆け付けた。終演後に市村が「今日のお父さんどうだった?」と聞くと、次男は「やっぱり面白い」とはにかんだ。次に長男が「感動してなんか、途中泣いちゃった。カーテンコールうるってきた」と伝えると、市村は「俳優はね、泣かせるんであって、本人が泣いちゃいけないの」と教えたのだった。市村が見せた“親の顔”に、ネット上では《市村さん、息子さんたちとの会話が良いな》《息子さんも俳優をやるなら師匠の近くにいるべきだな》《ステキな親子関係だなぁってキュンとした》と感激する声が相次いだ。■“家族エピソード”で差が広がる元妻・篠原との現在地本誌も市村の子煩悩な姿を目撃している。篠原と別居していることを本誌が突き止めた20年7月下旬のこと。当時小学3年生の次男と一緒に学校の保護者同伴の説明会に向かった市村。正午過ぎに説明会が終わると、今度は送迎車から入れ替わりで当時小学6年生の長男を連れて再び説明会へ。説明会を終えると、市村はしっかりと長男の手を繋いで車に向かっていった。「息子さん達は『パパのような役者になりたい』と望んでいるようで、自宅では市村さんが発声練習などの指導をしているようです。昨年10月に上演されたミュージカル『オリバー!』では、長男と初の親子共演が実現。劇中でたびたび目が合うことに、市村さんは『不思議な気分になる』『ボクに与えられた特権なのかなと思ってます』と語っていました」(舞台関係者)いっぽう番組内では、市村が篠原との交流を明かす一幕も。2人で息子の習い事に同行したエピソードを披露し、「離婚したといっても、この親だからね。新しい形の夫婦だから」と協力し合っていることを強調していた。そんな篠原といえば、今年の『NHK紅白歌合戦』に28年ぶりに登場する。9月にセルフカバーした楽曲『恋しさと せつなさと 心強さと 2023』を披露する予定だが、94年のリリース当時のようにヒットとはならなかったこともあり、一部で物議を醸した。「篠原さんは現在放送中の人気ドラマ『silent』(フジテレビ系)で、目黒蓮(25)演じる想の母親役を好演しています。今年2月にもNetflixで配信されたドラマ『金魚妻』で主演するなど女優業は好調ですが、歌手活動は20年近くしていません。今年の注目度が高かったわけでもなく、唐突な紅白出場に『なぜ?』と感じた人も多かったようです」(芸能関係者)年末に差しかかり、メディア出演が続く市村と篠原。互いに第一線で活躍するいっぽう、“家族エピソード”では差がついてしまったようで……。「篠原さんは今年2月に出演したトーク番組で、息子たちの食事を作るために“元自宅”へ通ったり、旅行したりすることを明かしていました。しかし、夫婦関係を解消したはずの市村さんを『旦那』『主人』と呼び、一部視聴者の間では波紋が広がりました。かたや今回放送された『情熱大陸』では、次男が市村さんにドライヤーをかけてあげるなどの気遣い垣間見え、胸を掴まれた視聴者も多かったようです。日常生活や演劇を通じた父子同士の強い絆が、いっそう印象付けられたドキュメンタリーでした」(前出・芸能関係者)もはや貫禄すら感じさせる市村の“息子愛”を、篠原はどう見ているだろうか。
2022年12月20日黒澤映画を世界で初めてミュージカル化した意欲作、ミュージカル『生きる』が、再び上演されることが決定した。2018年の初演、2020年の再演に引き続き今回が3度目の上演となる。初演以来、主演の渡辺勘治を演じ続けるのは、日本ミュージカル界のレジェンド、市村正親と鹿賀丈史。役所の市民課に30年休まず勤め続ける課長・渡辺勘治をダブルキャストで演じる。2020年舞台写真 渡辺勘治役 鹿賀丈史演出を手掛けるのは、世界の舞台で活躍する演出家の宮本亞門。脚本と歌詞は『アナと雪の女王』などのディズニー映画の訳詞を多く手掛けるほか、劇団四季ミュージカル『バケモノの子』やミュージカル『COLOR』などのオリジナルミュージカルを次々と発表している高橋知伽江。作曲と編曲は、ブロードウェイで今年上演されたミュージカル『Paradise Square』の作曲で本年度のトニー賞優秀作曲賞にノミネートされた作曲家、ジェイソン・ハウランドが手掛ける。今回の公演では、2020年の再演時に勘治の息子・光男を好演した村井良大以外のメインキャストを一新。物語の語り手として重要な役どころである小説家をダブルキャストで演じるのは、平方元基と上原理生。 渡辺勘治に再び生きる力を与える女性・小田切とよ役には、音楽座ミュージカルのヒロイン・高野菜々が挑む。光男の妻・一枝に実咲凜音、渡辺勘治の公園作りを妨害するヤクザ組長に福井晶一など、ミュージカル界の豪華な面々集結。そして、本作の登場人物の中でもっとも腹黒い人物の助役を鶴見辰吾が演じる。そのほか初演から出演し、独特な存在感で本作の世界観を体現している佐藤誓、重田千穂子も続投する。ミュージカル版の見どころは音楽。閉塞感漂う戦後直後の日本、そこに流れ込んでくる開放的なアメリカ文化、未来に向かって日本が立ち上がろとする民衆の力、そして渡辺勘治という無骨な男の生きざまをブロードウェイの鬼才によるさまざまなタイプの音楽で表現。1幕ラスト、渡辺勘治が残りの人生を悔いなく生きることを誓う曲「二度目の誕生日」はミュージカル史上に残る名曲となっている。ミュージカル『生きる』は、2023年9月に東京公演を新国立劇場中劇場にて上演後、大阪公演を予定。チケットは来年6月に発売予定だ。■演出:宮本亞門 コメント『生きる』を演出して、私自身、生きている今を大切に輝くものにしようと思いました。コロナ禍を経て、生きる大変さや素晴らしさを感じた方も多いでしょう。そんなあなたに、この作品はミュージカルの枠を超え、人はいつになってもリセットができると背中を押してくれます。今回の再演は新たな素晴らしいキャストも参加して一段と深くなります。ぜひ劇場に足をお運びください。必ずや今までにない体験、体感をお届けします。<公演情報>ミュージカル『生きる』ミュージカル『生きる』メインビジュアル■東京公演期間:2023年9月会場:新国立劇場 中劇場※大阪公演あり【キャスト】渡辺勘治:市村正親/鹿賀丈史(Wキャスト)渡辺光男:村井良大小説家:平方元基/上原理生(Wキャスト)小田切とよ:高野菜々(音楽座ミュージカル)渡辺一枝:実咲凜音組長:福井晶一助役:鶴見辰吾佐藤 誓重田千穂子田村良太治田 敦/内田紳一郎/鎌田誠樹/齋藤桐人/高木裕和/松原剛志/森山大輔/あべこ/彩橋みゆ/飯野めぐみ/五十嵐可絵/河合篤子/隼海 惺/原 広実/森 加織【ストーリー】市役所の市民課に30年休まず勤め続ける渡辺課長は、早くに妻を亡くし息子夫婦と同居している。そんなある日、胃がんが発覚し、自分の人生が残り少ないことを知った渡辺は、生まれて初めて自分の人生の意味を探し始める。そして彼は市民のために小さな公園を作ろうと奮闘する。公式HP:公式Twitter:
2022年12月17日