女優の尾野真千子が8日、都内で行われた映画『ミニオンズ フィーバー』(7月15日公開)の日本語吹替版完成会見に、笑福亭鶴瓶、市村正親とともに出席した。「ミニオンズ」シリーズ最新作となる本作では、1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語を描く。『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から主人公グルーの声を務めてきた鶴瓶が続投。新キャストとして、グルーが憧れる最強悪党チーム ヴィシャス・シックスの元リーダー、ワイルド・ナックルズ役を市村正親、ヴィシャス・シックスの女リーダー、ベル・ボトム役を尾野真千子が務めた。尾野は「家族、姪っ子、甥っ子たちが『ミニオンズ』が大好きで、私も大好きで、この作品に関われたことを本当にうれしく思っています。幸せです」と笑顔でコメント。「世界的に有名な作品で、一番喜ぶだろうなと頭に浮かんだのが姪っ子、甥っ子たち。この子たちに私がこういう仕事をやっているんだよって言えることが……やっと胸張れるやんって。家族孝行、姪っ子甥っ子孝行できるなと。いつもいっぱい助けてもらっているのでうれしかったです」と喜びを語った。タイトルにかけて“この夏フィーバーしたいこと”についてもトーク。尾野が「近くに畑を借りて畑をしたいなと。あと、バドミントンやキックボクシングしたい」と話すと、鶴瓶は「キックボクシングだけはせんほうがええよ。それ以上強くなったら。畑だけにしたほうがいい」と笑いながらストップをかけていた。
2022年06月08日落語家の笑福亭鶴瓶が8日、都内で行われた映画『ミニオンズ フィーバー』(7月15日公開)の日本語吹替版完成会見に、市村正親、尾野真千子とともに出席した。「ミニオンズ」シリーズ最新作となる本作では、1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語を描く。『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から主人公グルーの声を務めてきた鶴瓶が続投、新キャストとして、グルーが憧れる最強悪党チーム ヴィシャス・シックスの元リーダー、ワイルド・ナックルズ役を市村正親、ヴィシャス・シックスの女リーダー、ベル・ボトム役を尾野真千子が務めた。12年にわたってグルー役を務める鶴瓶だが、「1回1回が初回みたいな感じ。僕は下手で、アフレコすごい長いことかかるんです。10何年やっているんですけど、まだ馴染まない」とのこと。また、「監督にめちゃめちゃ怒られるんですよ。この年になってこんな怒られることが……。『もう1回やってください』とか『違う』とかよう言われるので、恐怖なんですよ。いまだに慣れない。ずっと慣れないんですよ」と苦笑しながら打ち明けた。
2022年06月08日俳優の市村正親が8日、都内で行われた映画『ミニオンズ フィーバー』(7月15日公開)の日本語吹替版完成会見に、笑福亭鶴瓶、尾野真千子とともに出席した。世界中で“ミニオンブーム”の社会現象を巻き起こした「ミニオンズ」シリーズの最新作となる本作は、1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語を描く。最新作でも主人公グルーの声は笑福亭鶴瓶が続投し、新キャストとして、グルーが憧れる最強悪党チーム ヴィシャス・シックスの元リーダー、ワイルド・ナックルズ役で市村正親、ミニオンたちの前に立ちはだかるヴィシャス・シックスの女リーダー、ベル・ボトム役で尾野真千子が参加した。市村は「憧れの『ミニオンズ』に参加することができてとても幸せです。つい先日、次男と一緒に見たんですけど、『パパやったね』って。非常に鼻が高いです。次は長男と見に行こうと思います」と誇らしげ。「お兄さんに見せると、きっとまた僕の価値が上がると思いますよ」とにやりと笑った。オファーを受けたときの心境を聞かれると、「ずっと鶴瓶さんのグルーを見ていて、いよいよ声の出演ができると思ったときは、やったーと思いました」と答え、「ワイルド・ナックルズは親分肌の悪党。俳優生活50周年かけて声優に取り組みました。本当にうれしかったです」と語った。タイトルにかけて“この夏フィーバーしたいこと”についてもトーク。市村は「この夏は子供たちと……上が14歳、下が10歳なので、男3人でフィーバーしたいなと思います。ゴルフの打ちっぱなしとか、乗馬とか、キャンプ、グランピングとか、そういうのでフィーバーしようと思っています」と話した。また、主人公の少年グルーと同じ年齢の頃の自身の写真もお披露目した。
2022年06月08日ベトナム戦争末期を舞台に描かれる、ベトナム人少女キムと米兵クリスのロマンスと別離、キムの子タムへの愛、混乱の中を逞しく生き、何が何でも夢のアメリカ行きを目指すエンジニア……。心に響く歌で綴られ、実物大のヘリコプターやアメ車も登場。ミュージカルの金字塔『ミス・サイゴン』が2020年の全公演中止を経て、待望の上演となる。世界が混迷を極める今こそ観たい本作。30周年記念となる今回、初演から長きにわたってエンジニア役を務めるレジェンド・市村正親が率直な想いを語る。ザザ、エンジニア、スクルージの3役を演じる2022年市村はこれまで主演級の役を長く務めてきた。『ミス・サイゴン』が92年、『ラ・カージュ・オ・フォール』が93年、『スクルージ』は94年から。その他、『モーツァルト!』や『屋根の上のヴァイオリン弾き』など、今なお繰り返し上演される名作ミュージカルが多いのは注目に値する。「『ミス・サイゴン』は初演が1年半の長丁場で、当時はやり切った感もあり、しばらくは上演できないだろうと思っていました。だから再演が決まった時は心臓が口から飛び出るくらい、嬉しかったですね。『ラ・カージュ〜』はザザが一幕最後に歌う《ありのままの私》が希望に満ちた素晴らしい曲で、お客さんに愛されてきた作品です。劇団四季で一緒だった鹿賀丈史と夫婦役になり、再演を続けることができました。『モーツァルト!』のレオポルトあたりからお父さん役が来るようになって、『屋根の上のヴァイオリン弾き』のテヴィエの話が来た時は、森繁さんがやっていた役を僕に?とびっくりしたけど、髭をつけたらテヴィエそのもの(笑)。『スクルージ』に至っては完全におじいさん。全然違う役だけど、どれもいい役でね」2022年はザザ、エンジニア、スクルージの3役に取り組んでいる。どのように切り替えるのか、不思議になるが。「自然と役に入っていくんでしょうね。役の気持ちが分かっちゃう。四季にいた頃は変幻自在なアメーバみたいとか、蝉の抜け殻みたいと言われていました。市村を真似ようと思うな、市村は役が変わるごとに脱皮して、違う動物になっているって(笑)。ブロードウェイに行った時、『オペラ座の怪人』と『ミス・サイゴン』のポスターが並んでいたんですよ。それを見て、僕は両方やったなと嬉しくなりました。ファントムとエンジニア、そしてザザをひとりの俳優がやるなんてBWでは珍しい話。タイプがあまりにも違うからね。その意味で言うと、こんなにバリエーションに富んだ役をやれるのは日本ならでは。日本人で良かったなぁって思いましたし、僕はこの商売、役者という生き方が心底好きだなぁって」役を演じるのではなく、役を生きる舞台上で演じるのではない、生きることが好きなのだと市村は断言する。「『ミス・サイゴン』の《アメリカンドリーム》、あれだって歌というより、エンジニアの想いを吐露する感じだから。「インチキはうんざりだ♪」「無駄にゃしないこの才能♪」って、自分が今まで生きて来た人生、役の魂そのものの叫びなんです。どの役にもそれぞれの魂、生き方があって、それを自分の中で掘り下げて生きる。だから、演じることが好きなんじゃない。その役を生きることが好きなのね。役を生きるのは、お客様にも残るということ」市村が30年間取り組んできた『ミス・サイゴン』。まさに彼の代表作のひとつだが、年齢を重ね、今回はまたひと味違うエンジニアを見せてくれそうだ。「《アメリカンドリーム》だって、以前は自分がリードしてガッツリ踊っている俺を見て!という感じでしたが、今回は踊らされているエンジニアも面白いかもしれないなぁ。今の僕の年齢ならあり得るんじゃないかな。今、思いついたことだから、もちろん稽古次第なんだけど」年齢相応の変遷を重ねながらも、市村のベースにあるエンジニア像は、オリジナルキャストであるジョナサン・プライスだ。「ロンドンやブロードウェイで観て、彼の目の使い方や心の在り方は、今も常に鳴り響いています。と言っても、それぞれの年齢での役との出会い方がありますから、今この歳になって演出家と作り、稽古場で相手とやり取りすることで、新しいエンジニアが生まれると思います。どうなるかはやってみないと分からない。今回エンジニアとして新たに参加する伊礼(彼方)君や東山(義久)君は僕からどんどん盗めばいいし、盗んでいくうちにイマジネーションが膨らんで彼らの色のエンジニアになるでしょう。僕はそれを本番で観るのを、楽しみにしています」人生全てが、役者の糧になる。日課であるペットの世話も、市村にとっては発想の源だ。「インコ、モルモット、猫、犬の世話をしていると、姿形はもちろん、考えてることもみんな違うんですよ。ピーピーピーピーとにぎやかなインコ、無口なモルモット、甘えてきて抱こうとするとプイッといなくなる猫。キャンキャンキャンキャン懐いてくる子犬。毎朝、トイレをきれいにしながら、そうか、この臭さをゴミ溜めのような場所で力強く生きているエンジニアに活かせばいいのか!って(笑)。いつか僕もインコやモルモット、犬猫の役をやるかもしれないし(笑)、何事も前向きに捉えて、どんどん糧にしていけばいいんじゃないかな」30年前とは違う、今のエンジニアを世界が混沌としている今、特に市村が『ミス・サイゴン』にぶつけたい想いとは何か。「戦争、コロナ禍、災害など人間にとって辛く苦しい状況は誰にでも起こり得ること。そうなった時、人はどうやって生きていくのか。そこで大切なのは、その人の持つ根源的なパワーなんだと思う。エンジニアを見ているとね。そんなパワーを、見せつけたいです。もちろん、僕だって本当に苦しいと思うことはあります。そんな時は我慢します。とにかく耐える。耐え切る力もパワーだと思う。舞台の良さは、花に水をあげるのと一緒なんですよ。花って毎日ちゃんと水をあげれば、ちゃんと咲いてくれるんです。舞台も毎日一生懸命稽古をすれば、絶対に何とかなる。中途半端ではダメ。逆にどんなに素敵な花だって、水をあげなかったら枯れちゃうでしょ?地道に積み重ねて、エンジニアとして大きな花を咲かせたい。僕自身、30年前とは違う、今のエンジニアをどういうふうに生きられるかが楽しみです。こういう混沌とした時期だからこそ『ミス・サイゴン』をご覧いただき、観客の皆さんに元気になっていただきたいです」取材・文=三浦真紀撮影=近藤誠司<公演情報>ミュージカル『ミス・サイゴン』2022年7月29日(金) ~8月31日(水) 東京・帝国劇場※プレビュー公演:7月24日(日) ~7月28日(木)9月以降全国ツアー公演あり※8月公演分チケットは5月21日(土) 10:00より一般発売開始!
2022年05月20日シリーズ最新作『ミニオンズ フィーバー』の吹き替え版予告編が公開。市村正親、尾野真千子、渡辺直美が新たに参加することも分かった。市村正親が演じるのは、少年グルーが憧れる、世界で最も名高いヴィランのチーム「ヴィシャス・シックス」の創始者であり、少年グルーが敬愛する年老いた皮肉屋の悪党ワイルド・ナックルズ。「(ワイルド・ナックルズの)仲間を大事にする人情深さ、日本でいうと義理と人情の世界の意識を持った人間味のある雰囲気を演じたつもりです。声質はどちらかというと低めで演じましたが、途中で派手なアクションがいっぱいありますので、ワァ~みたいなセリフ(叫び声)は高い声を使っていたり、シチュエーションによって使い分けました」と収録をふり返っている。そんな「ヴィシャス・シックス」の新リーダーとして君臨する、クールで自信に満ちたカリスマ性あふれるベル・ボトム役には、作品を何度も鑑賞し、グッズもたくさん所有している“大のミニオンズ好き”の尾野真千子。「一番嬉しかったのは、私の親族、姉妹やその子どもに絶対に喜んでもらえるだろうと思って、本当に鳥肌が立つほど嬉しくて、今回絶対頑張ろうと思いました」と意気込んだ尾野さんは、「監督からビートを刻むような発声とセリフの言い回し、いつも踊っているようだけど気の強い、そんなセリフを聴かせてくださいとご注文がありまして。でも私の中にはビートとか踊っているようなものがなかなか見つからず苦労しまして、動きながらセリフを言ったりしました。(笑)人を見下すようなセリフが結構多いので、普通の立ち方でしゃべっていると、声が上からにならない(高圧的にならない)ような気がして、これは気持ちからだなと思って。その辺にあった椅子を持ち出し、乗って、結構高い位置から『ヘイ、ベイビー!』と演じてみたら、『いいんじゃない!?』とお褒めをいただいたので、『これだ!』と思ってお立ち台を貫きました」と独特のアフレコ方法を明かしている。そして渡辺直美は、普段はひっそりと鍼灸院を営み、あることをきっかけにミニオンたちの師匠となるカンフーの達人マスター・チャウの声を担当。キャラクターについて「かなり強くて、優しそうな見た目ですが、いざというときのカッコよさがハンパないキャラクターです。注目して欲しいところは動きや言葉ですね。こんなことが言える大人になりたいと思いました。本当に自分で言いながら勇気をもらったし、子どもたちだけじゃなくて大人も結構グッとくる言葉を、マスター・チャウが言ってくれるので。やる気がみなぎるし、彼女の教え方の中に素敵な言葉が入っているのが見どころですね」と魅力を語っている。また、パワーアップしたミニオンたちのハチャメチャが盛りだくさんな映像も到着。世界的大ヒット作『ジョーズ』を観に来たミニオンズと少年グルーだったが、あいにくの満席。そこで、オナラ爆弾を爆破させて劇場を占領するシーンからスタート。あるとき、彼らの前にヴィシャス・シックスが現れ、グルーが誘拐されてしまい、救出のため、ミニオンたちは鍼灸師でカンフーの達人マスター・チャウのもとで強くなるための過酷な修行を開始する。新ミニオン・オットーの三輪車大爆走やパイロットになって飛行機を操縦したり、空手の板割にチャレンジしたりと、今回も大忙しのミニオンズたちの様子が垣間見え、ラストでは、燃え盛る街中で怪物とのバトルシーンも登場している。修行、飛行機操縦、飛んで…変身!?『ミニオンズ フィーバー』は7月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミニオンズ フィーバー 2022年7月15日より公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2022年04月11日1993年から市村正親の当たり役のひとつとして上演を重ねてきたミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール籠の中の道化たち』。2008年からはジョルジュ役に市村の劇団四季時代からの盟友・鹿賀丈史を迎え上演を続け、(鹿賀・市村ペアとしては)今回は5度目の再演となる。見どころは、何といっても“『ラ・カージュ』史上最高のコンビ”と名高い、市村と鹿賀の息の合った名演技。かれこれ50年来の仲という盟友2人が、本作の魅力を語ってくれた。2人が演じるのは、南仏のゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナー、ジョルジュ(鹿賀丈史)と、看板スターの“ザザ”ことアルバン(市村正親)。2人は、20年間同棲している事実上の夫婦でもある。ジョルジュには24年前の過ち(?)から生まれた実の息子がいて、アルバンは彼を母親のように愛している。そんなある日、息子が結婚を宣言。その相手がゲイクラブの取り締まりを主張する政治家ダンドン議員夫妻の娘だったことから家族に波乱が…というストーリー。「アルバンは少しわがままなところはありますが、ジョルジュにとってはそれさえも愛すべき存在。そんなアルバンを思う気持ちを前面に押し出して演じてきたのですが、今回は長年一緒に暮らし、深く知り合った間柄だからこそ生まれるルーズさも表現できればと思っています。一見、いい加減に見えるけれども、仕草や言葉の端々にアルバンへの愛や思いやりがにじみ出ている、そんなジョルジュを演じられれば」と役づくりについて語る鹿賀。市村も「初演のときは40代半ばで、僕が演じたアルバンも非常に元気で、華やいでいました。でも年を重ねた今では、年をとることは役を“よりリアル”にしてくれるものだと感じています。そして今鹿賀くんと夫婦役をやれることも運命的です。ジョルジュとアルバンには俳優としての僕らがダブってみえる場面もあるので、そのあたりも楽しんでいただきたいですね」と笑顔で応えた。“いっちゃん”“丈史”と呼び合う2人は、「いっちゃんの強い舞台愛と、表現することへの貪欲さは出会ったころからずっと変わらない。役者として、何ごとも“太く”進化している」、「丈史は昔から色気があって、華があって、大柄で、まるでステーキのような存在感」と、役者としても尊敬しあう仲。「ジョルジュとアルバンは20年一緒に暮らしてきた仲ですが、僕らは50年付き合ってきた仲。そんな2人にしか表現できない夫婦愛や、家族の絆をお見せしたい」と締めくくった。日本のミュージカル界を代表する2人が魅せる、華麗で楽しく愛にあふれるミュージカル。人を思いやる優しさが全編に詰まっていて、観れば元気になれること間違いなしだ。公演は、4月22日(金)~25日(月)福岡・博多座、4月29日(金・祝)~5月1日(日)大阪。梅田芸術劇場メインホールにて。その他、愛知、富山、埼玉を巡る。チケットは発売中。 ※博多座公演中の4月22日(金)・23日(土)17時公演は来場者イベントあり(詳細は博多座HP参照)。
2022年04月07日1983年にブロードウェイで初演され、初演版と2度のリバイバル版のすべてがトニー賞作品賞に輝くという快挙を成し遂げた作品であり、日本でも1985年の初演以来たびたび再演されている人気ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール籠の中の道化たち』。1993年からは市村正親がザザ役を、そして2008年からは鹿賀丈史がジョルジュ役を当たり役としており、不動のコンビとして観客に愛され続けている。今井清隆、森公美子、香寿たつきらお馴染みのキャスト陣に加え、新たに若手ホープの内海啓貴と小南満佑子を迎えた2022年版『ラ・カージュ』が3月8日、日生劇場で開幕。前日に行われたゲネプロを取材した。左から)鹿賀丈史、 市村正親舞台は南仏のゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」。オーナーのジョルジュと看板スターのザザことアルバンは、クラブとつながった家で20年にわたって事実上の夫婦として生活し、ジョルジュの息子ジャン・ミッシェル(内海)を手塩にかけて育ててきた。そんな最愛の息子が結婚相手に選んだのは、よりにもよって、ゲイクラブを厳しく取り締まるべきだと主張する政治家を父に持つアンヌ(小南)。彼女がそのダンドン夫妻(今井&森)を家に連れて来ることになり、ジャン・ミッシェルは一晩だけでも“マトモな家族”に見えるよう、ずっと会っていない実の母親を呼んでほしいとジョルジュに頼み込むのだが――?左から)鹿賀丈史、 小南満佑子、 内海啓貴、 森公美子、 今井清隆、 市村正親、 香寿たつき左から)鹿賀丈史、 香寿たつき、 市村正親……と、ストーリーは至ってシンプル。その中にある“家族の絆”という普遍的なテーマを、鹿賀と市村が鮮やかに、色濃く描き出していく。軽妙洒脱でエレガントな鹿賀ジョルジュ、男性として振舞うシーンが“男装”にしか見えない市村ザザとも、まるであて書きでもされているかのよう。左から)鹿賀丈史、 市村正親本作で長年コンビを組んできただけでなく、劇団四季時代からの盟友でもあるふたりが演じると、夫婦のシーンに本物の“20年もの”感が漂って味わい深い。内海ジャン・ミッシェルも、その屈託のない笑顔がジョルジュとザザから受けてきた豊かな愛情を物語り、“家族の絆”の表出にしっかりと貢献。キャスト陣ではまた、音大出身の歌姫といった印象のあった小南の、バレリーナと見紛うほどに華麗な舞も印象に残った。左から)内海啓貴、 小南満佑子普遍的なテーマに加え、華やかなゲイクラブのショーシーンもまた大きな見どころ。特に一幕終盤に畳みかけられる、きれいに踊れるから踊るのではない、私が私であるために、踊りたいから踊るのだ!と言わんばかりのダンスは胸に迫るものがある。オーケストラピットが、本ミュージカルだけでなくクラブのものでもあるという設定上、舞台と客席の間に存在感たっぷりに陣取っていることも手伝い、生の迫力が存分に味わえる作品だ。取材・文:町田麻子写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール籠の中の道化たち』東京公演は3月30日(水)まで日生劇場にてその後、4~5月に名古屋、富山、福岡、大阪、埼玉の全国5箇所にて上演予定
2022年03月09日2月9日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した篠原涼子(48)。“休日ルーティン”などの私生活を語ったが、昨年7月に離婚した市村正親(73)を「旦那」「主人」と呼ぶ一幕があった。現在、長男(13)と次男(9)が暮らす家に通っていると明かした篠原。“ある日の休日”として、次男のピアノレッスンに付き添い、その後も一緒に過ごしたエピソードを披露した。「息子さん達は親権を持つ市村さんと暮らしており、篠原さんは“元自宅”へ通う生活を送っているそうです。休日は夕食も息子さん達と一緒に取るそうで、篠原さんは息子さんのリクエストを中心に食事の準備をすると話していました。その際、市村さんの食事については『旦那さんが違うものを食べる』と説明。篠原さんは刺身や焼き魚を別で用意するものの、『主人は自分でなんでも作れる』と語っていました。炊飯器も2台使っているようで、『酵素玄米は主人が食べる用にして、白米は子供が食べます』と家族の健康に気を配っている様子でした」(テレビ誌ライター)離婚したことを忘れさせるような篠原の話しぶりに、Twitter上では動揺する声も上がっていた。《ん?篠原涼子って離婚してるんだよね?市村さんの事まだ主人って話してるけど》《TOKIOカケル見てて篠原涼子って離婚したよな?って不安になって調べて見たけどやっぱり離婚してて、でも番組見てたらよくわかんなくなってきた》《テレビつけたら篠原涼子さんが市村さんの話をしてて「主人」って言ってるから過去映像か?って思ったけど金魚妻の話もしてるから過去映像じゃないよな。離婚してもそれなりに良い関係ってことなのかな》■息子達を愛する元夫婦の“結束”2月14日から配信されるNetflixシリーズ『金魚妻』で主演するなど、女優業に邁進する篠原。一方で母親としての“息子愛”をたっぷり語ったが、その思いは市村も同じだという。「成長してきた息子さん達は市村さんの背中を追うように『パパのような役者になりたい』と望んでいるようで、市村さんも自宅では発声練習の指導をしていると聞きました。昨年10月から上演されたミュージカル『オリバー!』では、市村さんは長男と初共演。事前の公開稽古でも親子で登場し、大喜びの様子でした」(舞台関係者)そんな元夫婦だが、息子達だけでなく互いの存在も大切にし合っているようだ。『オリバー!』上演期間中だった昨年10月29日、東京都内の映画館で映画『そして、バトンは渡された』の初日舞台挨拶に出席した市村。篠原と離婚してからすでに3カ月が経っていたが、本誌は市村の左手薬指に結婚指輪が輝いていたことをキャッチしていた。さらに今年に入ってからは2月7日に「NEWSポストセブン」で、1月28日に誕生日を迎えた市村を祝うために篠原が駆けつけたことが報じられたばかり。篠原はラフな姿で息子達が暮らす家へ向かい、5時間ほど滞在したという。そんな2人は、休日や誕生日も家族揃って過ごすことにこだわりを持っているようだ。「夫婦関係は解消しましたが、息子さん達を愛していることには変わりはありません。互いに“同志”として結束しながら、育児に励んでいます。市村さんは離婚時、篠原さんと出会えたことを『人生最大の喜び』と表現するほど彼女を尊重してきました。その思いは今でも変わらないでしょう。『TOKIOカケル』では、長男が家族で温泉に行った思い出を工作にした作品を紹介する一幕もありました。市村さんと篠原さんは、休日や旅行、誕生日などの節目は家族で過ごすことを心がけているようです。子供達の前では“仲の良い両親”であろうとする意思の表れなのでしょう」(芸能関係者)離婚当時、《これからはそれぞれ役者として、親として、新たなカタチのパートナーとなり、子どもを支えていきたいと思います》とコメントした市村。篠原が今でも「主人」と呼ぶのは、“新たなカタチ”の表れなのかもしれない。
2022年02月11日日本初演30周年を迎えるミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表会見が2月7日、都内で行われた。7月、8月の帝劇公演を皮切りに、11月まで全国9都市で計116公演を予定。会見にはエンジニアを演じる市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が出席し、2020年公演中止の悔しさをバネに意気込みを語った。『レ・ミゼラブル』のクリエイティブ・チームが手がける第2弾公演として製作され、日本では1992年から1年半の帝劇ロングラン以来、通算上演回数1463回を重ねる大ヒット作。ベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、エンジニアの経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人の少女キムと米兵クリスの愛と別離、運命的な再会、そして、キムの子タムへの究極の愛が、すべて歌で表現される。足かけ30年間、エンジニアを演じる市村は「これが最後とは言いません。足腰立つまで、車椅子に乗りながらでも(笑)、エンジニアを演じていきます。しがみついて離さない。それがエンジニアの生き方ですから」と“生涯エンジニア”宣言。「孤独にひたむきに。あの時代を生き抜いた男を、今の年齢で演じてみたい」と73歳でのエンジニア役に闘志を燃やし、「戦争が生み出す悲劇を目の当たりにしていただき、世界に漂う危ない雰囲気が少しでもなくなってくれれば。コロナ禍ですけど、劇場もしっかり感染対策していますし、みんなで頑張って乗り切って、最高の舞台を見せたい」と役柄そのままに、エネルギッシュな熱弁でチームを結束させた。そんな市村の姿に、3度目のエンジニア役に挑む駒田も「僕もどこか同じ気持ち。しがみついて、生き延びていかなければ」と決意表明。伊礼と東山は2020年の公演中止を経て、初めてエンジニア役を務めることになり「2年前は30代でエンジニアをやれると興奮したが、先日40歳になりまして。40歳にして30周年の作品ということで、神様が試練を与えてくれたと前向きに取り組みたい」(伊礼)、「夢のようにスタートした稽古が中止になってしまい、夢の終わりのようで、心に穴が開いてしまった。この2年の経験で、エンターテインメントは絶対に必要だと誇りに思えるようになり、(2年前とは)全然違う気持ちで舞台に立てている」(東山)と話していた。一方、キム役を演じる新キャストの高畑は、やはり2年前の公演中止に対する悔しさ・寂しさを明かし「せっかく2年延びての30周年なので、パワフルな公演になると思うし、しなければ。最後まで走り切れたら、最高」と背筋を伸ばす。キャスト3人がキムを演じることについても「すばらしい」と語り、「あの時代はキムのような女性がたくさんいたはずで、それぞれが違うキムになる。昆ちゃん、屋比久ちゃんを見ているだけでインスピレーションが湧くし、刺激を受ける。自分が演じるキムが、どんなものになるかも楽しみ」と声を弾ませた。2014年公演に続き、キムを演じる昆は「キム同士、お互いに良いところを見つけながら、仲を深めて、各々のキムを作って楽しんでいただければ」とアピール。新キャストの屋比久は「ただの純愛ストーリーではなく、あの時代に生きた女性の生きざまや選択を深く理解し、愛しながら、強さと弱さ、美しい部分、汚い部分も含めてすべてを表現したい」と思いのたけを語っていた。取材・文・写真=内田涼【公演スケジュール】2022年7月29日(金)~8月31日(水)(プレビュー公演7月24日~7月28日)東京:帝国劇場2022年9月9日(金)~9月19日(月)大阪:梅田芸術劇場メインホール2022年9月23日(金)~9月26日(月)愛知:愛知県芸術劇場大ホール2022年9月30日(金)~10月2日(日)長野:まつもと市民芸術館2022年10月7日(金)~10月10日(月)北海道:札幌文化芸術劇場 hitaru2022年10月15日(土)~10月17日(月)富山:オーバード・ホール2022年10月21日(金)~10月31日(月)福岡:博多座2022年11月4日(金)~11月6日(日)静岡:アクトシティ浜松 大ホール2022年11月11日(金)~11月13日(日)埼玉:ウェスタ川越 大ホール
2022年02月07日ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本で上演を重ねるミュージカル。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。2020年公演を予定していたが新型コロナウィルスの影響を受け中止となり、2022年の上演が決定した。感染の広がる状況を受け、登壇者陣は全員作品のマスクで登場し、フォトセッションに至るまでマスクを着用したままとなった。中止となった前回の公演について、高畑は「めちゃくちゃ楽しみだったんですけど、稽古が本当にままならなかったんです。海外スタッフが来てくださっていたから、いつ帰らなきゃいけないのかヒヤヒヤしてる状況で助け合いながらやっていたので、このまま幕が開いてもけっこう不安が多いのかも、とそわそわしながら稽古して。中止となった時に、悲しかったんですけど『今じゃなかったのかな』と、意外と落ち着いた気持ちだったんです」と振り返る。「しばらくしてから再演ができるかもと聞いて、このタイミングを待ってたのかもと思って、そこまでにちょっとでも成長出来ていたらと思いましたし、定期的にCDを聞いたり、稽古場の録音を聞いて懐かしさに浸ったりして、すごくポジティブな気持ちで、またあのカンパニーで一緒にやれる、楽しみという気持ちが今は強いです」と意気込んだ。さらに高畑は「歴史的な背景も勉強できるタイミングが合って、キムという人が、キャラクターではあるけど、"ある女の子"の話なんだなと。あの時期はああいう状況がたくさんあって、ある女の子がどういう選択をしていくかという話なんだなと思ったので、キムが3人いるのも素晴らしいことだと思っていて。それぞれがやることで全然違うキムになるし、昆ちゃんとか屋比久ちゃんをみてるだけでインスピレーションが沸いたり刺激をもらったりしている」と明かす。作品の長年のファンだという昆は「仲が良く、キム同士でもお互いのいいところとか、こういうキムになるんだろうなというところが垣間見えたところで中止になってしまったので、2020年の稽古を思い出しながら、各々のキムを作ってお客様に楽しんでいただける作品にしたい」、屋比久は「2年経った今、私自身が経験してきたことが意識しなくても違う形になって、キムの見方だったり歌い方だったり感じ方だったりが変わってくると思うので、まっすぐになりすぎず、力みすぎず、純粋な気持ちで今の自分なりのキムを演じたい」とそれぞれに思いを表した。初演から30年エンジニア役を演じ続ける市村は「他のエンジニアがあまりたいしたことないのかも。僕だけ変わんないわけだから」とジョークを飛ばす。そんな市村に対し、駒田は「どんなにマネをしても市村さんにはなれないので、駒田の何かを作らなければいけないのを感じているので、すごい先輩であり、師匠であり、仲間だと思っております」と尊敬を示す。伊礼は「歴史ですよね」と言いながら、「僕ら若い世代もいるってことも忘れないでいただきたいですね。僕らは市村さんが初演を演じられた時の年齢の40代。まだギラギラしてます。貪欲です。なので市村さんに負けないようにとにかく努力して。生で初演からずっと演じてる方とご一緒できる機会って、どんなに大枚を払っても得られないですよ。こんな貴重な経験はできないので、先輩の背中を追わせていただいて、自分のオリジナルのエンジニアを作らせていただきたいと思います」とコメントする。東山は「舞台役者として神。僕も2年前に初めて会わせていただいたんですけど、目が合わせられないし、やっとあいさつするくらいで。最初に『ニジンスキー』で見た時の市村さんの狂気を自分に宿してる姿が強烈に印象にあって、僕たちの先の先を言ってる素敵な表現者の方」と称賛。「まだ1回もエンジニアを演じたことがないので、たいしたことないと言われないように何とか務めていきたいと思います」と語った。同作は7〜8月の東京・帝国劇場公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉での公演を予定している。
2022年02月07日ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本で上演を重ねるミュージカル。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。2020年公演を予定していたが新型コロナウィルスの影響を受け中止となり、2022年の上演が決定した。初演から30年エンジニアを演じている市村は「前は『市村さん、今回これを最後と宣伝してくれませんか』と東宝さんから言われて、やったあとに『やっぱりもう1回やってください』と。今回、これが最後とは言いません。足腰が立つ限りエンジニアをやっていきたいと思っています。年は年ですけど、かなりまだ元気な73歳で〜す」と意欲は十分。さらに「傾斜の舞台からフラットになったので、半永久的にやれるんじゃないかな。車椅子に乗りながら、それでもしがみついてやる。これこそがエンジニアの精神なので、どんな状態でも『この役を離すものか』と」という市村に、伊礼が「もしそうなったときに僕はその車椅子を押させていただきたいくらい」、駒田が「その前に俺が押す」と取り合いになっていた。また、昆は市村について「キムが息子のタムを呼ぶシーンで、必死に『ターム!』と呼んでいたんでたんですけど、母親として『呼び方にいろんな表現がある』とアドバイスを抱いたのを覚えている」と感謝。実際に2人の息子を持つ市村は「キムの叫びは、セリフなんだけど、その一言でテーマを背負ってるくらいの言葉。僕も2人子供がいますけど、子供は生きがいだし、この子のために『命をあげよう』って、僕もそう思ってますよ」としみじみし、「子供に対する気持ちは持ってみて初めてわかるけど、持たないでも作品の中ではイマジネーションの世界で表現として出せると思うので」と気遣う。ミュージカル『オリバー!』では長男・市村優汰との共演が話題になったが、「『ミス・サイゴン』でもいつか共演の希望は?」という質問に、市村は「(『ミス・サイゴン』の)クリスの前に、『ラカージュ』(『ラ・カージュ・オ・フォール』)のジャン・ミッシェルで共演したい」と希望する。「下の子も一生懸命歌の勉強をしてるし、そのうち親子3人でドサ回りでもやろうかなと思っています」と語った。同作は7〜8月の東京・帝国劇場公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉での公演を予定している。
2022年02月07日ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』の製作発表記念会見が25日に都内で行われ、鹿賀丈史、市村正親が登場した。同作は、南フランスのナイトクラブを舞台に、ゲイカップルの夫婦愛と一人息子への愛情を巡って巻き起こる珍騒動を通して、愛の尊さ、温かさをハートフルに描いたミュージカル。1985年の日本初演から30年以上も愛され続ける人気作品となっている。2008年からナイトクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」の経営者・ジョルジュを演じる鹿賀は「5回目の出演なんですけど、自分自身いい年になりましたから、前回までは黒いカツラをかぶってたりしましたけど、『カツラをかぶってる場合じゃないだろう』ということで今回は地毛で色々な芝居を考えている」と明かす。また1993年からナイトクラブの看板スター・ザザを演じる市村は「約30年前は非常に元気で、非常に美しく、非常に華やいでおりました。年が経つというのは役をもっともっとリアルにしてくれるなと最近は思ってます。今回また鹿賀くんと夫婦をやれるということは運命的なものを感じるし、30年前では出せなかったくらいの、よりザザに近いザザができるんじゃないかなと期待で胸がふくらんでいるところです」と期待し、「去りゆく美しさをどこまで自分の手元に置くことができるか。メイクの技術も発展しておりますので、色んな方からメイクの技を盗んで、つかの間の嘘の輝きを放っていけたら」と意気込んだ。ザザの魅力について、鹿賀は「けっこうわがままな奥さんなんですけど、そのへんがかわいかったり」と表し、役者・市村については「20代は一緒に劇団四季でやっていて、市村正親という俳優の魅力は最初から知ってます。1番言えるのは芸の幅が非常に広いということ。それと舞台ならではの芝居の押し出しが非常に強くて、的を外さない役者だなと思ってます。長く付き合ってると言うこともありますけど、息が合うというのはやってて非常に面白い、気持ちのいいものです」と称賛する。一方、市村は鹿賀ジョルジュの魅力について「やっぱりザザのわがままを全部聞いてくれるところ。それとダンディで品があって大人で、全部支えてくれるところに惚れてるんじゃないかな」とのろけ、鹿賀については「24で劇団四季のオーディションを受けた時から常に舞台のセンターに立っていた。『ジーザス・クライスト=スーパースター』でもセンター、『ウエストサイド物語』でもセンター、『ヴェローナの恋人たち』でもセンター、『カッコーの巣をこえて』でもセンター」と畳み掛け、会場を笑わせる。さらに市村は「(鹿賀は)常にセンターに立って、とてもいい声でいいファルセットでいい低音を出して、僕はいつもその横で小バエのようにぶんぶんぶんぶん言いながら生きてきた男。なんとか丈史と夫婦になって、最近ではWキャストもやって、市村もずいぶん頑張ってきたな、と。四季の最初の頃から僕にとっては憧れの丈史がいたからやって来れたかな」と振り返り、「ジョルジュとザザに鹿賀丈史と市村正親がダブってくるところがあるので、幕切れの2人が後ろで手を組んで歩く姿なんて、もう私らの若い頃を知ってるお客様には涙、涙の世界じゃないかな」と予想。鹿賀は「そんなに褒めなくていいですよ」と苦笑していた。東京公演は日生劇場にて3月8日~30日、愛知公演は愛知県芸術劇場 大ホールにて4月9日〜10日、富山公演はオーバード・ホールにて4月16日~17日、福岡公演は博多座にて4月22日~25日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて4月29日~5月1日、埼玉公演はウェスタ川越 大ホールにて5月7日~8日。
2022年01月26日ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』の製作発表記者会見が1月25日、都内で行われ、“ラ・カージュ史上最高カップル”としてファンに愛され続ける鹿賀丈史(ジョルジュ役)と市村正親(ザザことアルバン役)が同コンビ5度目の公演に意気込みを語った。トニー賞に輝くブロードウェイミュージカルの日本版。南仏サントロペのゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」オーナーのジョルジュ(鹿賀)と、看板スターの“ザザ”ことアルバン(市村)の夫婦が、ジョルジュの実子であるジャンの突然の結婚宣言に翻ろうされる。結婚相手のアンヌは、ゲイクラブを厳しく取り締まるべきだと主張する政治家ダンドン議員夫妻の娘だった。市村が1993年からザザ役を演じ、2008年からはジョルジュ役に市村の劇団四季時代からの盟友・鹿賀を迎え、2008年、2012年、2015年、2018年と再演を重ねている。鹿賀は「こういう状況だからこそ、人と人とのつながり、大切な人への愛情、他人を思いやる気持ちといったお客様に訴えかけるものがある。問題提起もあり、それを楽しみながら考えてもらえる。いつも以上に上演することにインパクトがあるはず」と力強くアピール。一方、市村は「この作品に出会って約30年。月日の流れが役柄をリアルに見せてくれるので、期待に胸を膨らませている。去りゆく美しさを表現し、つかの間のウソの輝きを放てれば。鹿賀くんとまた夫婦を演じられるのは運命を感じるし、皆さんに愛と喜び、感動を与えられたら」と声を弾ませた。劇団四季時代から、50年近い親交がある鹿賀と市村。会見では「芸の幅が広いし、舞台ならではの芝居の押し出しが強く、的を外さない。何より表現することに非常に貪欲。長い付き合いというのもありますが、息が合うので非常に面白い」(鹿賀)、「僕が24歳で劇団四季のオーディションを受けて、その時から常に舞台のセンターにいたのは鹿賀丈史。自分はいつも横でコバエのようにぶんぶん飛び回っていたが(笑)、鹿賀丈史という憧れがいたから、ここまで来られた。そんな二人の関係性が、役にダブる瞬間もあるはず」(市村)と互いの魅力を再確認する姿も披露した。取材・文・写真=内田涼ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』作詞:ジェリー・ハーマン作曲:ジェリー・ハーマン劇作・脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン原案・原作:ジャン・ポワレ翻訳:丹野郁弓演出:山田和也振付:スコット・サーモン出演:鹿賀丈史 / 市村正親内海啓貴 / 小南満佑子 / 真島茂樹 / 香寿たつき / 今井清隆 / 森公美子 / 花井貴佑介 / 林アキラ / 日比野啓一 / 園山晴子 / 他【東京公演】日生劇場2022年3月8日(火)~30日(水)【27回公演】【愛知公演】愛知県芸術劇場 大ホール2022年4月9日(土)・10日(日)【2回公演】【富山公演】オーバード・ホール2022年4月16日(土)~17日(日)【3回公演】【福岡公演】博多座2022年4月22日(金)~25日(月)【5回公演】【大阪公演】梅田芸術劇場 メインホール2022年4月29日(金・祝)~5月1日(日)【4回公演】【埼玉公演】ウェスタ川越 大ホール2022年5月7日(土)~8日(日)【2回公演】
2022年01月26日鹿賀丈史と市村正親が“夫婦”を演じるミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』が2022年3月、日生劇場で上演される。ゲイクラブオーナーのジョルジュ(鹿賀丈史)と看板スターのザザ(市村正親)は、事実上の“夫婦”として生活していた。ジョルジュには、過去の過ち(?)から生まれた最愛の息子ジャン・ミッシェルがおり、アルバンが母親代わりに育ててきた。そんな息子が突然結婚を宣言してーー。今回、ジャン・ミッシェルを初めて演じる内海啓貴に話を聞いた。「やはり緊張しましたが、今はそれを上回る楽しみの気持ちでいっぱいです。歴史ある作品に出演できること、偉大な先輩方と共演できることがとても楽しみ」と出演にあたっての思いを語る内海。2016年に上演された映像を観たことがあるといい「華やかで視覚的にも楽しめる作品。話が進めば進むほど、いろいろな愛の形が詰まっていて。メッセージ性がありつつも、明るく面白い作品だなと思いました」という。主演の鹿賀と市村は劇団四季からおよそ50年の付き合いで、本作では08年から共演し、“最高のコンビ”と称されている。内海は「セリフを喋らなくても、立っている佇まいだけでその役が存在するし、役の年輪を感じさせますよね。本当に素晴らしい。勉強になります」と2人の印象を語った上で「緊張はしますが、舞台上では“親子”なので。ジャン・ミッシェルとしての思いを素直にお芝居でぶつけたいです。お二人の掛け合いや仕草の一つひとつを間近で何度も観られるのは貴重な時間。たくさん学びたいですね」。ちなみに、内海にとっての“戦友”は、ミュージカル『GREASE』でも共演した三浦宏規だという。「ミュージカル『テニスの王子様』からの付き合いなので、もう5、6年になりますか。僕の芸歴の半分以上、一緒にいる(笑)」。1月16日で27歳。今後の俳優としての目標を尋ねると「本当にいろいろな役をできることが役者冥利だなと思っています。30歳に向けて、『ラ・カージュ〜』もそうですが、いろいろなことを、いろいろな人や作品から吸収していけたら」と話す。今までは「素直な好青年」の役柄が多かったが、今後は「舞台上に出た瞬間に緊張感が張り詰めるような役をやってみたい」とも。最後に観客へのメッセージとして、内海は「『ラ・カージュ〜』は僕も元気づけられたミュージカル。本当にハッピーな作品なので、楽しんで帰っていただけたら嬉しいです。ぜひ劇場の方へ足を運んでいただけらと思います観て頂きたいです!」と語った。東京公演は3月8日(火)〜30日(水)。そのほか愛知、富山、福岡、大阪、埼玉を巡る予定。取材・文:五月女菜穂
2022年01月13日市村正親が主演を務めるミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』が、2022年12月東京・日生劇場にて上演されることが決定した。本作は、英国の国民的作家チャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』を原作としたクリスマスシーズンミュージカルの決定版。1970年12月にイギリスとアメリカで上映され、日本でも同時期に『クリスマス・キャロル』の邦題で公開された英国産ミュージカル映画『スクルージ』がもとになっている。ミュージカル版『スクルージ』は1992年イギリス・バーミンガム アレクサンドラ・シアターで初演され、スクルージ役を演じたのは脚本・音楽・作詞のレスリー・ブリカッスの盟友アンソニー・ニューリーだった。日本での初演は1994年。この公演で市村正親が主演して以降97、99年、2013年に新演出版、2015年、2019年と市村自身ライフ・ワークとして再演を重ねている。人嫌いのけちで意地悪な金貸しの老人だが、どこか滑稽で、愛嬌がある主人公・スクルージ。クリスマスイブの晩、亡くなったかつての親友・マーレーの亡霊とクリスマスの精霊たちが現れた。彼らはスクルージを過去、現在、未来の旅へと連れていき、泣いたり笑ったり感動したり、スクルージは一夜の夢の中でその心根と運命を変えていく。全編に息づくあたたかなクリスマスの情景も本作の魅力の一つ。舞台となる19世紀のロンドンで、年齢や身分は関係なく誰もが心を躍らせて、年に一度のクリスマスを祝う中で展開する、愛すべき人々の物語となっている。公演は日生劇場にて上演。 ツアー公演はなし。チケット発売情報詳細は決まり次第公式HPにて発表されるので、引き続き注目してほしい。<コメント>■市村正親チャールズ・ディケンズの代表的な作品といえば「クリスマス・キャロル」「オリバー・ツイスト」です。 今月まで『オリバー!』でフェイギンを演じていました。その『オリバー!』を経て、『スクルージ』に戻れるということは非常に光栄ですし、『スクルージ』としてますます人生観をたっぷりと、彼の生き様を出せるのかなと思うと今からワクワクしています。また『スクルージ』の世界のキャラクターとお会いできるのは楽しみです。 特にクラチット一家に会うのをとても楽しみにしています。■井上尊晶(演出)市村スクルージが日生劇場に帰ってきます。前回公演の2019年から3年。その間、 世界は変わってしまいました。 未だコロナは終息していません。 この2年でコロナで亡くなられた方、 コロナでなくても亡くなられた方との別れは、 いつもと違う想像以上の悲しみに包まれたと思います。 どんなに辛い事だったでしょう。 死は誰にでも訪れます。 しかし死者はいなくなったわけではない。 生きている人々の記憶に必ず存在しているはずです。原作は1843年にチャールズ・ディケンズによって書かれた不朽の名作「クリスマス・キャロル」。 この物語はクリスマスの夜、 「死者」と出会い「死」と向き合う事で人生を見つめ直し奇跡が起きます。舞台も一瞬の一夜の儚いものですが、 観た人の記憶に永遠に残るものです。この『スクルージ』を、 この時代に、 気持ちを新たに、 市村正親さんと共に作りたいと思っています。そして観客の皆さん、 一緒に奇跡を起こしましょう。劇場でお待ちしています。【公演概要】ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』<東京公演> ※ツアー公演なし期間:2022年12月会場:日生劇場主催:ホリプロ企画制作:ホリプロ<キャスト>市村正親ほか<スタッフ>原作:チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』より脚本・音楽・作詞:レスリー・ブリカッス演出:井上尊晶主催・企画制作:ホリプロ上演協力:劇団ひまわり公式HP: 公式Twitter:
2021年12月27日チャールズ・ディケンズの長編小説『オリバー・ツイスト』を原作にしたミュージカル『オリバー!』が、東京公演を経て関西に初登場する。初演は1960年。トニー賞とオリヴィエ賞を受賞した名作を、『レ・ミゼラブル』など多くの傑作を手掛けるプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュが超大作ミュージカルに仕立て上げた。舞台はビクトリア朝時代のロンドン。孤児のオリバーがスリ集団を束ねるフェイギンと出会い、仲間と共に数々の困難を乗り越えながら家族の愛を求めて生きる姿を描いた感動作。フェイギン役にはマッキントッシュ直々の指名で市村正親。そして市村とダブルキャストを務める武田真治が来阪、意気込みを語った。ミュージカル『オリバー!』チケット情報“みんなで筋肉体操”やサックス演奏など、多彩な活動で注目される武田。「紅白歌合戦のステージは望んでもできない本当に貴重な経験で、人生のご褒美のように思いました。今回こんな素晴らしい役に出会えたのも人生のご褒美です。舞台は自分にとって闘いのリングだと思っています。ここで行われることが自分の血や肉になるんだという意識でしょうか」。今回の役を、武田は慣れないオーディションで勝ち取った。「『スウィーニー・トッド』以来この15年、市村さんとの共演の度に多くを学ばせていただいたので、絶対に自分がオーディションを勝ち取って恩返しをするべきだと死に物狂いで取り組みました。合格の返事をいただいて涙が出るほどうれしかったです」。市村とは互いに“弟”“師匠”と慕う間柄だ。70歳の老人を演じるにあたり、市村は武田に「全然違うフェイギンになっていい」と伝えた。「偉大な先輩と同じ役を作っていく過程を見られるのは贅沢なことで、なるべくコピーしたいと思っていたのですが、おっしゃる通り全然違うフェイギンになっていきました」。東京公演は「子供たちと一緒に歌ったり踊ったり、お芝居するのがとても楽しく、あっという間に1か月が終わってしまいました。産業革命時代の最下層に生きる人々を少年オリバーの目線で描いた作品ですが、力強い登場人物たちなので演じるたびに自分が元気になります」。子役は東阪あわせて総勢66名。大阪公演では12人の関西の子供たちが出演する。「暗くて重い物語をイメージされるかもしれませんが、会話はどれもウィットなジョークにあふれていて、どんな怖い人物でも楽しかったりおもしろかったりする。そんな100年以上前に書かれた原作のユーモアを、大阪の方にはすごく楽しんでいただけるのではないかなと思っています」。大阪公演は12月4日(土)から14日(火)まで、梅田芸術劇場メインホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2021年11月30日10月29日、東京都内の映画館で映画『そして、バトンは渡された』の初日舞台挨拶に出席した市村正親(72)。「映画の主演は永野芽郁。その母で、何度も夫を変える女性・梨花を石原さとみが演じています。市村は、梨花の2番目の夫役ですね」(芸能関係者)プライベートでは7月に篠原涼子(48)と離婚を発表したことでも話題になった市村。しかし、それから3カ月たつというのに、彼の左手薬指にはリングが輝いていたのだ。ちなみに市村は‘19年の「旭日小綬章」受章会見でも同じと思われる指輪をつけている。彼が結婚指輪を外さない理由について、夫婦問題研究家の岡野あつこさんに聞いた。「もし、ただのファッションリングでしたら、あえて左手薬指にはつけないでしょう。市村さんは“演じること”においては最高峰の立場にいる方ですから、無造作につけているということもないと思います。一般的な結婚指輪を外さない理由としては、“離婚したという事実を知られたくない”ということが多いです。しかし市村さんの場合、篠原さんとの離婚を2人で公表しているわけですから、このケースにはあてはまりません。そこで考えられるのは2つの理由です。1つはお子さんたちへのアピールです」市村と篠原には、13歳と9歳の2人の男児がいる。「世間がどう言おうとも、パパとママは仲良しなんだよ、気持ちはつながっているんだよ、というメッセージをお子さんたちに発信しているのかもしれません。もう一つの理由として考えられるのは元妻である篠原さんへのメッセージですね」7月、市村はこんなコメントを公表していた。《私と涼子は言うまでもなく父として、母として可愛い子どもたちと繋がっています。そして同業だからこそ理解し合えること、また何より私も女優篠原涼子の一ファンとして、彼女がより一層女優として輝き、母としても生きていく道を歩ませたいという思いに至りました。》岡野さんが続ける。「つまり、篠原さんに対して“いまもあなたを応援し続けています”と伝えているのかもしれません。さらに言えば、いつか篠原さんが市村さんのもとへ戻ってくることがあるのなら、彼女を受け入れようという気持ちもあるのでしょう」元夫の大きな包容力に篠原が気づくことはあるのかーー。
2021年11月19日市村正親10月7日から上演されているミュージカル『オリバー!』。主演を務める市村正親の72歳とは思えない圧巻のパフォーマンスに、多くの観客が魅了されている─。「武田真治さんやソニンさん、市村さんの長男の優汰さんが出演しています。息子さんはオーディションを勝ち抜いて出演が決まりました。彼はこの作品を機に本格的に芸能界デビューするようです」(スポーツ紙記者)市村といえば、7月に篠原涼子と離婚したことを発表した。夫婦で別々の道を歩き始め、市村はシングルファーザーとして奔走している。「中学生と小学生の2人の子どもの親権は市村さんが持ちました。仕事終わりに、買い物をするなど、家のことも疎かにしません。彼はもともと家事をするのが苦にならないタイプなので、仕事と家庭を両立していますよ」(芸能プロ関係者)そんな市村が座長を務めるミュージカルには、多くの観客が足を運んでいるが、やはり新型コロナウイルスの影響はまだ残っていて─。「子連れのお客さんも増えていますが、2000人収容可能な大きな劇場なので空席が目立つんですよ。特に、平日の客入りが少なく、チケットが3~4割程度しか売れていない日もあるといいます」(同・芸能プロ関係者)市村は今作が101回目のミュージカル出演となる。そんな演劇界の“重鎮”の舞台でも、すぐに元どおりとはいかないのだろう。■息子と舞台に立つのが夢だった連日公演に追われる中、彼の心の癒しは息子だ。「親子共演は初めてですね。ただ、優汰さんが2~3歳のころから自分のミュージカルを見せるなど、かなり期待していました。今回、同じステージに立てるのがうれしいみたいで、市村さんは“こんなふうに息子と一緒に仕事できるなんて夢みたいだよ”と頬が緩みっぱなし(笑)」(舞台関係者)舞台裏では、息子の指導に熱を入れている……わけではない。「基本的なマナーや礼儀について教えることはありますが、芝居に関してはあまりアドバイスしていませんよ。市村さんとしては、経験を積める貴重な機会なので、父親の自分とばかり話すのではなく、ほかの出演者や演出家とコミュニケーションをとってほしいのでしょう」(同・舞台関係者)そんな父の思いは届いているようで……。「優汰さんは演出家にも積極的に質問しています。単に言われたことをやるのではなく、自発的に行動しているんです。13歳で初めてミュージカルをやるとは思えない彼にみんな感心しています。ただ、ときどきお父さんがセリフのニュアンスを変えると彼が遠慮なく指摘するので、ちょっとヒヤヒヤするみたいですけどね(笑)」(前出・芸能プロ関係者)わが子の成長は、父親にとってこれ以上ない“サプライズ”に違いない!
2021年10月28日チャールズ・ディケンズの長編小説を原作としたミュージカル『オリバー!』が2021年10月7日(木)より東急シアターオーブにて開幕する。開幕に先駆け4日(月)に行われたプレスコールの模様をレポートする。本作は、英国の文豪チャールズ・ディケンズの傑作小説『オリバー・ツイスト』を原作に、『メリー・ポピンズ』や『レ・ミゼラブル』を生み出した名プロデューサーであるキャメロン・マッキントッシュ率いるクリエイティブチームが贈る、超大作ミュージカル。日本では帝国劇場にて1968年に招聘版、90年に日本人キャスト版が上演され、約30年を経た今回、新演出版として上演される。プレスコールで披露されたのは、「彼に必要とされる限り」(As Long As He Needs Me)、「ポケットからチョチョイと」(Pick A Poket Or Two)、「これが人生」(It’s A Fine Life)、「必ずここへ帰れ」(Be Back Soon)、そして本作の代表曲とも言える「信じてみなよ」(Consider Yourself)の5曲。いずれもキャストを入れ替えながらの上演で、「別のキャストがやったらどうなるのだろう?」と思ったり、「目がいくつあっても足りない!もう一度見たい!」と願ったり。舞台となるヴィクトリア朝イングランドの扮装や、舞台セットなどが合わさることで、本番への期待と想像がより一層膨らんだ。この日は、新型コロナウイルス感染予防の観点から囲み取材は行われず、コメントムービーが各社に配信された。フェイギン役を演じる市村正親は「初日が近づいてくると、僕もドキドキドしてきます。逆にいうと、ワクワク感があります」と話す。そして、フェイギンのギャング団の一員として出演する市村の長男である市村優汰(13)と共演することについても触れ、「ときどき役として目があったりするんですけども、不思議な気分になりますよね」。その上で「みんなギャングの子たちはそれぞれ個性的で、いろんな形の金平糖があるみたい。みんなに負けないぐらい、僕もパワーを出して、頑張りたい」と語った。同じくフェイギン役をWキャストで演じる武田真治は「ここが希望のはじまりです。この劇場から生まれるエネルギーがこの世の中の新しい希望のエネルギーになるようにしたいと思います」と力強いコメント。ナンシー役を演じる濱田めぐみは「みんなすごく緊張すると思うんですけども、温かい目で迎えてください。そして、我々と一緒に『オリバー!』の旅をしましょう」と語り、同じくナンシー役をWキャストで演じるソニンは「今、多分、もう生きていてしんどいとか、やる気が出ない人がたくさんいると思うんですけど、ナンシーの生き様をみて、そんなこと言っていられないというぐらいタフに生き抜きたい」と力強い言葉で締めくくった。東京公演は11月7日(日)まで(※プレビュー公演は9月30日〜10月6日)。大阪公演は12月4日(土)〜14日(火)、梅田芸術劇場メインホールにて。取材・撮影・文:五月女菜穂『オリバー!』チケット情報
2021年10月05日ミュージカル『オリバー!』の公開稽古が4日に東京・東急シアターオーブで行われ、市村正親、武田真治、濱田めぐみ、ソニン、エバンズ隼仁、越永健太郎、小林佑玖、高畑遼大らが登場した。同作はチャールズ・ディケンズの長編小説『オリバー・ツイスト』を原作とした大作ミュージカル。トニー賞最優秀楽曲賞含む3部門を受賞し、オリヴィエ賞に輝いたほか、映画版はアカデミー賞最優秀作品賞を獲得した。今回31年ぶりに新演出版として日本人キャストで上演される。公開稽古では「彼に必要とされる限り」「ポケットからチョチョイと」「これが人生」「必ずここへ帰れ」「信じてみなよ」のシーンを披露。武田は「ここが希望の始まりです。本当にそう思ってます。本当にそうしたいと思います。この劇場から生まれるエネルギーがこの世の中の新しい希望のエネルギーになるようにしたいと思います」と意気込む。また、濱田は「稽古を経て、ようやく皆様の前にお見せする作品になったと思います。皆緊張してると思うんですけど、温かい目で迎えてください。そして我々と一緒に『オリバー!』の旅をしましょう」とコメント。ソニンは「演じるナンシーはあの頃のタフに生きた女性代表だと思うので、私も魂をかけて作品に注ぎたいと思っています。今、たぶん『はあ、もう生きててしんどい』とか、『なんかやる気が出ない』という人もたくさんいると思うんですけど、ナンシーの生き様を見て、『そんなこと言ってられない』という気持ちになるくらい、タフに生き抜きたい」と力強く語る。市村は子役のエネルギーを讃えつつ「ギャングの中にスネイクという役で長男の市村優汰 が出てきます」と親子共演に触れる。「役だから時々目が合うんですけど、不思議な気分になりますね。息子なんだけど、スネイクだ。不思議な部分があるので、それは僕に与えられた特権なのかなと思っています」と嬉しそうな様子。「他のギャングの子達もそれぞれが個性的で、色んな形の金平糖があるみたいで、一人ひとりが素晴らしい才能を持ったチャーミングな子供達です。初日に皆のパワーに負けないくらい僕もパワーを出して頑張りたいと思っています」と期待を煽った。公演は東京・東急シアターオーブにて10月7日〜11月7日(※プレビュー公演 9月30日~10月6日)、梅田芸術劇場メインホールにて12月4日~12月14日。撮影:泉山美代子
2021年10月04日『キャッツ』『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『ミス・サイゴン』『メリー・ポピンズ』など、数々の世界的メガヒットミュージカルを生んできた泣く子も黙る超大物プロデューサー、英国のキャメロン・マッキントッシュ。その彼の“原点”とも言える『オリバー!』が、本日9月30日(木)に東急シアターオーブにてプレビュー公演の幕を開ける。文豪チャールズ・ディケンズ(『クリスマスキャロル』『二都物語』)による長編小説『オリバー・ツイスト』を原作に、ライオネル・バートの脚本・作詞・作曲によって1960年に舞台化され、オリヴィエ賞とトニー賞を受賞。このロンドン初演版を13歳の時に観劇したマッキントッシュは、5年後には早くもその舞台に参加、そして1977年以降はプロデューサーとして何度となくリバイバル公演を手がけてきた。今回は、過去の英国プロダクションを基に、近年の『ミス・サイゴン』日本版演出補として知られるジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイが手がける“新演出版”となる。舞台はビクトリア朝時代のロンドン。救貧院に暮らす孤児オリバー(クワトロキャスト・エバンズ隼仁、越永健太郎、小林佑玖、高畑遼大)は、「お代わりをください」と申し出たことで怒りを買い、葬儀屋に売り飛ばされてしまう。そこでも酷い扱いを受けたオリバーは逃げ出し、辿り着いたロンドンの町でスリのフェイギン(Wキャスト・市村正親、武田真治)と出会い、彼の組む少年泥棒グループの一員に。果たして、運命の荒波に翻弄されるオリバーに待ち受ける結末とは……?マッキントッシュからの信頼厚い市村を筆頭に、フェイギンの元教え子ナンシー役の濱田めぐみとソニン、彼女が愛する悪党ビル・サイクス役のspiと原慎一郎ら、約30年ぶりの日本公演にあたって実力派キャストが結集。またフェイギン一味の少年役として、川口調や佐野航太郎、中村海琉、日暮誠志朗、河井慈杏ら『ビリー・エリオット』出身の子役たちが多く出演しているのも見逃せない。彼らが奏でる、《愛はどこに?》《信じてみなよ》《As Long As He Needs Me》といった名曲の数々は必聴だ。文:町田麻子ミュージカル『オリバー!』【プレビュー公演】2021年9月30日(木)~2021年10月6日(水)【本公演】2021年10月7日(木)~2021年11月7日(日)会場:東京・東急シアターオーブ、大阪公演ありオリバー役:越永健太郎フェイギン役:市村正親、ドジャー役:川口調フェイギン役:武田真治、ドジャー役:大矢臣ナンシー役:濱田めぐみナンシー役:ソニン、ドジャー役:酒井禅功
2021年09月30日左から辻仁成、市村正親、有村昆キャリア志向の母親、イクメンの父親が増えてきたことで離婚後、これまで当たり前と思われていた子どもの親権の行方に変化が。父親が子どもを引き取る、そのための最適な方法とはーー。■父親が親権を持つのは「厳しい」現実子どもの親権を手にする芸能人パパが増えている。イクメンで知られるココリコ田中や辻仁成。最近では72歳の高齢で2人の子どもの親権を持った市村正親や、浮気発覚で騒がれた有村昆のケースも話題になった。そもそも、親権とはどういった権利なのだろうか。離婚問題に詳しい高橋裕樹弁護士は、「親権には法律上2つの要素があって、ひとつは子どもの財産を管理する財産管理権。もうひとつは親として一緒に住んで面倒を見たり教育をする身上監護権。例えば大学に入る資金については財産管理権で、どの大学に進むかは身上監護権。相互に関わってくるので、この2つをはっきり分けるのは難しいです」親権というとかつては母親が持つイメージが強かった。だが、昨今は父親側の親権獲得が増えているのであれば、その背景には、どんな理由があるのだろうか?「一般には父親が親権を持つのはなかなか厳しいのが現実です」というのは、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美さん。「幼い子どもがいる場合、裁判所で争うとほぼ100%母親側に親権が認められます。母親側に有利なのが日本の法律。父親は養育費を払うことで離婚後の母子を経済的に支えるケースが多いです」高橋弁護士も、「母性優先的な発想が日本の裁判所にはある」と指摘しつつ、「親権獲得の判断材料となるのが、子どもの養育の状況や子どもとどれだけ一緒にいるか、懐いているかという部分。特に子どもが小さい場合、母親と接する時間が長いため、養育に適しているのは母親だと判断されるケースが多い。実際に判決を見ていても、裁判所が父親の親権を認める例は非常に少ないです」では、芸能人の場合が特別なのか?父親側に親権が渡るのはどんな事情がある場合だろうか。「母親が親権者として争わない場合と、争うことができない事情がある場合。父親側が親権を得るのは主にこの2つが考えられます」(池内さん)とりわけ近年増えているのが前者、権利を放棄するケース。子どもがいると仕事がしにくい、経済的に厳しいというのが主な理由で、時には新しい男性の存在があることも……。「離婚の成立には長い時間がかかります。その間に浮気相手の存在がバレるとスムーズに離婚ができなくなる。加えて不倫をしているということで慰謝料を請求されてしまう」(池内さん)後ろ暗いところがある場合、ヘタに争えば不都合な真実が表沙汰になる。スクープの危険にさらされる芸能人ならなおさらで、父親に親権が渡った芸能人夫婦の多くは母親側にこの事情が当てはまりそうだ。しかしより深刻なのは後者、争うことができないケースだと池内さんは話す。「父親側が経済的、あるいは社会的に強大な力を持っていて、母親が親権を主張することを許さない。跡取りが欲しいために父親が子どもを取り上げてしまう。私自身、相談を受けてきた中で、こういう男性はモラハラ的なタイプが多いので、そこで争うと嫌がらせをされるおそれがある」■親権者の変更は条件により可能親権を手にした有名人パパを振り返ると、跡取りが必要な家系が目立つ。強大な権力の前では母親も手出しができず、泣き寝入りを余儀なくされるというわけだ。ただし、「1度親権が相手側に渡ったとしても、両者の話し合いまたは裁判所の決定により、親権者を変更することは可能です」(高橋弁護士)親権の取り戻しという手段に訴える道もあるのだ。安室奈美恵がその例で、離婚時は父親のSAMに親権があったが、3年後に安室が申し立てを行い、親権を獲得している。安室の場合、SAMが多忙なことと、彼が再婚することが変更の理由だった。しかし一般に親権者変更申し立ての理由になりうるのが、親権者側に虐待や精神疾患、経済面などの問題が発覚した場合。さらに離婚時の状況も申し立ての要素のひとつになるという。「夫のDVに妻が完全に支配された状態で別れ、強引に親権を奪われるケースがままあって。こうした場合は是正を認める余地はあるでしょう」(高橋弁護士)このケースは問題が根深く、いざ訴えても解決が困難な側面も。高橋弁護士はこう続ける。「元夫が怖くて申し立てまで時間がかかってしまうと父親との生活に子どもがなじんでいることがある。例えば小学生なら転校させるのかという話になり、最初は父親が強制的に得た親権だとしても、裁判所として介入する状況ではないという判断になりえます」親権を決める必要があるのは19歳までの未成年。婚姻中は父母の双方が親権を持つが、離婚時はどちらかを親権者として離婚届に記載する必要がある。親権が決まらなければ離婚もできず、親権の行方は話し合いか、決着がつかなければ裁判所の判断を仰ぐことになる。「親権が一方に渡ると、もう一方が子どもに会える日=面会交流が双方の話し合いにより決められます」(池内さん)ただこれもすんなりとはいかないようだ。「母親が親権者になると父親と子どもの面会は比較的穏やかにいくが、父親が親権を持つと母親は子どもにほとんど会わせてもらえなくなるのが実情です」(池内さん)どちらか一方が全親権を持つのが通常の例。ただ芸能界では、財産管理権を父親、監護権を母親が持つことで決着をつけた雛形あきこのケースもある。「一般の方にもこうした判断をされる人はいます。ただ裁判になった場合はまず分散させず、一方に親権を与えます。そもそも夫婦関係が悪いから離婚するわけで、権利を分けると結局のところまた揉める。一方が管理したほうがトラブル回避になります」(高橋弁護士)■共同親権導入に立ちはだかる“壁”また、親権問題で近ごろ耳にするのが共同親権という言葉。2人の子どもを台湾人の元夫との共同親権にした福原愛や、棋士の橋本崇載が子どもの共同親権をSNSを使い訴えるなど、著名人の言動も注目を集めるきっかけになった。「共同親権を求める男性は最近非常に増えています。全面的に子どもの面倒を見るのは大変だけど、母親だけが親権を持つのはズルイと主張する。これからの時代を象徴するケースですね」(池内さん)とはいえ日本では離婚後は単独親権、つまりどちらか一方が親権を持つよう法律で定められている。実際、「今年2月に母親の単独親権は違憲だと訴えた男性がいましたが、裁判所はこれを退けています」(高橋弁護士)争ったところで勝ち目はまずないようだが、世界には共同親権を採用している国は多い。日本でも導入が叫ばれているが、池内さんは「少なくともあと10〜20年は導入されないでしょう」と予測する。「導入の壁は戸籍の問題。離婚すると子どもは一方の戸籍に入りますが、共同親権となると戸籍法を変える必要がある。伝統や慣習など意識を根底から変えなければならず、日本人にはそぐわないのでは」(池内さん)高橋弁護士は現実面の問題について言及する。「共同親権となった場合、子どもの住む場所や金銭面など実際の生活をどうするか。父母の意見が分かれると、子どもが板挟みになる危惧がある。まだ具体的な提言は少なく、議論の余地は多分にあると思います」芸能界で広まる父親の親権獲得の動き。一般には父親が親権を持つのは現状では難しいというが、今後はどうなっていくのだろう。「一般にもこの傾向は広がっていきます。なぜならいくつになっても恋愛したい、働きたいと思う女性が増えているから。キャリアアップを考えたとき、子どもがいると難しい。人生をやり直したいと願う女性がいる一方、イクメンの増加や少子化の影響で男性の子どもに対する思い入れが強くなっている。男女双方の意識の変化が背景としてある」(池内さん)高橋弁護士も同じように、時代とともに変わっていくだろう、と語る。「以前は父親の多くが親権を主張してもダメだとハナから諦めていましたが、男性も主張していいんだという風潮が生まれてきている。母親の親権優先という裁判所の基本的な判断は変わらなくとも、話し合いの中で父親が親権を持つ可能性が増えていくことは考えられます」父親側の親権獲得のハードルは日本ではまだまだ高い。しかし子育てに対する父親母親双方の意識の変化は顕著で、複雑化する状況に合わせた法整備などが必要になりそうだ。(取材・文/小野寺悦子)
2021年09月03日子どもの幼稚園入園式に現れた篠原涼子(’17年)市村正親(72)が8月23日に、主演するミュージカル『オリバー!』の歌唱披露イベントに登場した。7月に篠原涼子(48)と離婚してから初の公の場となったが、離婚について言及することはなく、長男の市村優汰(13)も出演するとあって終始笑顔を見せていた。■市村は息子のデビューに笑顔、篠原は……市村にとって101作目の公演となる本作は、19世紀のイギリスを舞台に、孤児院を追放されロンドンに行き着いた少年オリバーと、子供だけのスリ集団を束ねる老人・フェイギンの交流を中心に描いたミュージカル。市村が演じるフェイギンは子供ギャング団の元締めで、優汰はその一味の1人、スネイク役で出演している。優汰は2018年に、市村が座長を務める平成市村座に出演しているが、今回がミュージカル初出演で、これが本格的なデビューになる。「市村さんの長男が秋のミュージカルで親子共演するという噂は7月の初めごろから、ファンの間で話題になっていました。子どもたちは2人とも小さいころから市村さんの舞台を観に行くのが大好きで、特に長男はミュージカルが好きで『パパみたいな役者になりたい』と言っていました」(舞台関係者)親子共演のうわさがささやかれていた数週間後に市村と篠原は離婚を発表。子どもたちの親権は市村に、だが親としてお互い協力することを約束したという。「最終的に子どもたちも離婚を認めたから、こういう形になったのですが、市村さんは離婚のコメントで『人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました』と言っていますが、子どもたちは最初から離婚になった場合は父親と一緒にいたいという意向だったそうです。それは、父親としてはもちろん、俳優・市村正親をリスペクトしているということ。偉大なる先輩役者のそばで、いろんなことを学びたいということなのでしょう」(同前)だが、離婚後ほどなく篠原と韓流アイドル『SUPERNOVA(旧・超新星)』のメンバーで、14歳年下のグァンスとの「不倫疑惑」が報じられた。「中学生と小学生の男の子にとって、母親が若い男と不倫しているという報道は真偽のほどはともかく、やはりショックだったと思います。マスコミも“母としてより、女としての生き方を選んだ”という論調で報じましたからね。でも、子どもたちとは毎日のように連絡を取り合っているそうですから、親子関係は別居していた時とそれほど変わらないのかもしれません。10月の舞台は、篠原も観劇するそうですし、もしかしたらその頃には“不倫疑惑”もなかったことのようになっているかもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)不倫疑惑について篠原は未だに釈明することなく、CMなどにも影響はでていない。「篠原にとっては、別れても円満家族を強調することでしかイメージ回復する手立てがありませんから。まさか、子どもの初舞台をそれに利用するつもりはないと思いますが……」(女性誌記者)
2021年08月25日ミュージカル『オリバー!』が2021年10月から東急シアターオーブほかで上演される。本作は、チャールズ・ディケンズの小説『オリバー・ツイスト』を原作に、『メリー・ポピンズ』や『レ・ミゼラブル』を生み出したキャメロン・マッキントッシュ率いるクリエイティブチームが贈る、超大作ミュージカル。1960年に英ウエストエンドで初演され、68年に映画化されるとアカデミー賞で6冠を獲得。日本では帝国劇場で68年に招聘版、90年に日本人キャスト版が上演され、約30年を経た今年、新演出版として上演される。8月23日、歌唱披露イベントと記者会見が都内で行われ、フェイギン役(Wキャスト)の市村正親、武田真治、ナンシー役(Wキャスト)の濱田めぐみ、ソニンほか、オーディションを勝ち抜いた子役たちが参加した。「Consider Yourself(信じてみなよ)」や「Where Is Love?(愛はどこに?)」など、劇中の5曲を披露。感染症予防対策のため、アクリル板の仕切りがあるなかではあったが、生パフォーマンスは見応えがあった。子役たちだけの場面も多かったが、堂々とした歌唱で、開幕への期待が高まった。今回、キャメロン・マッキントッシュ直々の指名を受けた市村は「子どもたちに『市村さんって大したことないじゃない』と言われないよう、お手本となるような演技がしたい。お客様を元気にできるような役づくりをしていきたい」と話す。その市村とWキャストを務める武田は「マッキントッシュの作品に出演するというのは、ミュージカルをやっている者にとってはひとつの“ゴール”」とした上で、「それと同じくらい市村さんと同じ役をやらせていただくことはすごいこと。背中をしっかり追う」と意気込む。役を演じる上で大切にしたいことを尋ねられると、濱田は「ナンシーが初めてオリバーに出会った時に感じた、真実を見つけたときのひらめき。そのポイントを自分の中でも探して、表現できたら」。ソニンは「子どもたちのナンシーに対する信頼感、母性、辛くても笑顔で乗り切るタフさ」を大切にしたいと語り、「稽古場で子どもたちとたくさんコミュニケーションをとって、毎日笑顔で過ごしている」と述べた。主人公のオリバー役を射止めたエバンズ隼仁、越永健太郎、小林佑玖、高畑遼大。そして、ギャングのリーダーであるドジャー 役の大矢臣、川口調、酒井禅功、本田伊織をはじめとする総勢54名の子役たちの活躍も含め、開幕が待ち遠しい。取材・文・撮影:五月女菜穂
2021年08月25日ミュージカル『オリバー!』の歌唱披露イベントが23日に都内で行われ市村正親、武田真治、濱田めぐみ、ソニン、エバンズ隼仁、越永健太郎、小林佑玖、高畑遼大らが登場した。同作はチャールズ・ディケンズの長編小説『オリバー・ツイスト』を原作とした大作ミュージカル。トニー賞最優秀楽曲賞含む3部門を受賞し、オリヴィエ賞に輝いたほか、映画版はアカデミー賞最優秀作品賞を獲得した。今回31年ぶりに新演出版として日本人キャストで上演される。この日はキャスト陣が「これが人生」(It’s A Fine Life)、「愛はどこに?」(Where Is Love?)、「何でもやるよ」(I’d Do Anything)、「ポケットからチョチョイと」(Pick A Pocket Or Two)、「信じてみなよ」(Consider Yourself)の5曲を披露した。市村は「(キャメロン・)マッキントッシュさんからご指名ありまして。毎日子供たちにパワーをもらっています。がんばるぞ!」と誰よりも元気に意気込み。武田は市村とWキャストということに「すごいことなんですよ」としみじみとし、「翻訳台本が市村さんを通すとこういう風に変わっていくのかというのを日々感じています。作品の大事なピースになり、市村正親さんの背中をしっかり追って進みたいと思います」と意欲を見せた。多くの子供達が出演するため、市村は「とにかく子供達に『市村なんてあんまりたいしたことないな』と言われないようにお手本となるような演技をしたいのと、お客さんを元気にさせるような役作りをしていきたいと思います」と語る。またオリバー役の4人には「演出家から言われて心に残っているアドバイス」という質問が飛ぶも、まだ振り付けの段階のため「ちょっとお時間をいただいてもいいですか」「ごめんなさい」と4人が次々と回答を先延ばしにするという珍しい出来事も。最終的にはソニンや武田がフォローする中、思いついたものから挙手していき、「どういう風に演技をすればいいのかなという時に、とってもわかりやすく『オリバーはこういうことがあって、こういう反応をしてたから、こういうタイプなんじゃないの』と言ってくれるのが、とってもいいところ」(エバンス)、「『何回公演を重ねてもすべてが初めてなんだよって教えてくれて、それがすごく心に残っています。やる時もそれを心がけたいです」(小林)といった回答が上がっていた。この日は、市村の長男である市村優汰もフェイギンのギャング団・スネイク役として登場し、「ポケットからチョチョイと」(Pick A Pocket Or Two)で父との初共演となった。退場時には親子共演について聞かれた市村が「最高!」と笑顔で去って行く姿も。公演は東京・東急シアターオーブにて10月7日〜11月7日(※プレビュー公演 9月30日~10月6日)、梅田芸術劇場メインホールにて12月4日~12月14日。○出演フェイギン役:市村正親、武田真治ナンシー役:濱田めぐみ、ソニンオリバー・ツイスト役:エバンズ隼仁、越永健太郎、小林佑玖、高畑遼大アートフル・ドジャー役:大矢臣、川口 調、酒井禅功、本田伊織(※本田は会見に欠席)フェイギンのギャング団:20名チャーリー・ベイツ…中村海琉/日暮誠志朗ディッパー…河井慈杏/福田学人ハンドウォーカー…山口俊乃介/山下光琉スネイク… 市村優汰/河内奏人キング… 入内島悠平花井凛キャプテン… 佐野航太郎/髙橋唯人スティッチム… 杉本大樹/瀧澤拓未スパイダー… 高田夏都/田中琉己キッパー… 田中誠人 /平澤朔太朗ニッパー… 髙橋維束/渡邉隼人
2021年08月23日グァンスと篠原涼子市村正親との離婚を発表して以降、篠原涼子の身に毎週のように降りかかる“不倫疑惑”。その内容が、なかなかの赤面モノであった。『週刊文春』が報じたそのお相手は韓国のアイドルグループ・SUPERNOVA(元・超新星)のグァンス。 “婚約、結婚している”という意味をもつアンクレットをお揃いで巻いていると伝え、不倫関係を詳報するも両者ともに否定。すると次号では、《むろん、小誌は噂話を記事にしたのではない。二人の関係は1年以上前から“公然の秘密だった”》と怒りのトーンを隠すことなく、さらなる証拠を提出してきた。・モテるグァンスを“束縛”しようとLINEのアイコンを「男女の手繋ぎ写真」に変えさせた・やがて、女性関係を疑った篠原がLINEアカウントごと削除させたかつて『女が憧れる女上司』ランキングの1位に輝いたとは思えないほどの、中学生カップルみたいな実像である。記事には“固く結んだ手を空に掲げる”というティーンにのみ許される構図で撮られたLINEアイコンもデーンと載せられていた。勝手に世に出されたらたまったもんじゃないアンフェアな記事だが、どうしても続きが気になるゴシップ好きの性。■強烈な愛の形が好きで……篠原は周囲の人間に《私がグァンちゃんの彼女》とあっけらかんとし、グァンスも折に触れて《彼女が、彼女が》とオープンに語ったりで、関係を隠すこともなかったという。ふたりは同じマンションの別部屋を借り、篠原は二重生活を続けながらステイホーム愛を育んだらしいのだが、不倫関係、それも芸能人でそんなことはあり得るのか。何か手がかりはないかと、ステイホーム期間真っ只中の2020年4月に人知れず(失礼か)、グァンスがスタートさせていたYouTubeチャンネル(現在の登録者数は約4600人)をチェックしてみた。たびたびアップする料理動画に映り込む自宅のキッチン、これが例のマンションか……など想像を膨らませていると、《グァンス映画おすすめ》(2020年6月17日)とのタイトルがつけられた動画を発見。「今オススメしたいラブストーリー映画ベスト3」を紹介していた。そんな彼が、超名作『ライフ・イズ・ビューティフル』と並べて挙げていたのが、フランス映画『ベティ・ブルー愛と激情の日々』(1986年公開)、情熱的に愛し合う男女を描いた知る人ぞ知る名作である。これでもかというほど狂気的な行動をとる女性・ベティと、それをどこまでも受容する青年ゾルグ。かなり型破りなラブストーリーなのだが、これが偶然にも篠原がインタビューで答える「好きな映画」と同じ(『CREA』2019年12月ほか)なのである。篠原はウェブメディアの取材で「どこまでもポジティブな篠原さんが『ベティ・ブルー』をそんなに愛しているのは意外です!」と指摘されると、《ベティはゾルグを愛しすぎてどんどん狂っていくんですよね…。ゾルグも愛しすぎるが故にラスト彼女を殺してしまう。全部「愛」なんです。愛ですべてを物語っている、その強烈な愛の形が好きで…》(『PINT SCOPE』 2018年)一方のグアンスも、先のYouTubeでこのように映画を褒めちぎった。「すべてをかける恋……!主人公はすごくワガママなんですよ。変わっている女性だけど、恋する気持ちだけで一生支えていくんです。何があっても、彼女が何をしても。彼氏の手本」静かに興奮しながら、「本当の恋ってなんだろうって改めて考えてみたり。そういう時間になったんです、このあいだ観ながら」と話すあたり、初めてみたのもこのコロナ禍の時期だと思われる。篠原にオススメされたのだろうか。■“ステイホーム愛”の形跡はYouTubeにも兎角に、報道とふたりの映画への感想を照らし合わせると、このふたりは実生活でベティ・ブルーをやっていることがわかる。ベティほど無茶ではないにせよ、彼への愛情がエスカレートするが故に「LINEアイコンを変えさせ」「アカウントを消させる」のであり、それを容認するグァンスは“彼氏のお手本”であるゾルグに自分を重ねる。飾らず天然でちょっと隙があって──そんなかわいい大人なイメージのあった篠原だが、家族を投げ出してまで年下男に身を捧げるほど自由奔放だとは思っていなかった人も多いだろう。書かれていることがすべて本当であればの話だが。最後に、2020年6月30日にグァンスがYouTubeにアップした《超簡単料理!韓国鍋!プデチゲ!レシピ》動画に出てくる“豆腐”に注目したい。韓国メーカーの乾麺やコチュジャン、唐辛子とともに並んでいたのは「かちかち」と書かれた見慣れない銘柄の豆腐。こちら、もぎ豆腐店が販売する『三之助』というシリーズらしく、値段はなんと1丁357円(オンラインショップ『こだわりや』参照)、かなりこだわりが強い人しか買わなさそうな代物である。『文春』には篠原が“おうちデートで料理を教えていた”との記述もあった。もしや……。「篠原涼子豆腐」で検索。Googleが最上部に表示した一般人のブログを開くと、「2006年7月の『はなまるマーケット』で篠原涼子が三之助豆腐をオススメしていた」と書かれていた。ブログ主も買ったらしい。“公然の秘密”に誰でもアクセスできる時代になってしまったのか、ただの偶然なのかはわからない。それもこれも、全部「愛」ってことでお茶を濁したい。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2021年08月21日市村正親と離婚した篠原涼子世の中が東京五輪で盛り上がり始めた7月24日、あの夫婦が離婚した。市村正親と篠原涼子だ。ふたりはそれぞれ「夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました」(市村)、「未熟な私を常に導いて気遣ってくれる大切な存在です」(篠原)などとコメント。前向きで円満な選択であることを強調している。■篠原と市村、馴れ初めから離婚までその後、篠原と韓国人アイドル・グァンスとの交際が報じられた際も、市村は『週刊文春』の直撃に対し、《1回しかない女優人生をしっかり生きてほしいから、そういうこと(離婚)にしてあげたんだよ》と、コメント。一方、息子たちの親権は彼が持つこととなった。お互い、ウインウインというか、この離婚はあくまでふたりが役者として人間としてより輝くためのステップだという論法だ。しかし、この論法、ちょっときれいすぎはしないか。とにかく「役者同士」なのを利用して、男と女のドロドロ感をカムフラージュしている感もなくはない。そもそも、このふたり、最初からそういうところがあった。ふたりは2001年、舞台『ハムレット』での共演で知り合い、4年後に結婚。ただし、篠原の父は当初、猛反対していた。市村が25歳も年上で、出会った当時は妻帯者でもあったからだ。彼は1984年に同じ劇団の舞台女優と結婚。’03年に離婚した。昨年4月、篠原が『1周回って知らない話春の2時間SP』(日本テレビ系)の出演時、ふたりのなれそめが語られたが、そのあたりはスルー。1周回ってもよく知られた話だからだろうか。そのかわり、篠原がこんな第一印象を明かした。「イヤだなと思いました。この人とずっとやっていくんだと思って、ああ、イヤだな、こういう感じかって」実は彼女、これが舞台初挑戦。舞台っぽい芝居はやるのも見るのも苦手だったうえ、それを市村にいきなり稽古場で見せられ、ちょっと引いてしまったという。しかし、舞台の魅力にハマるにつれて、その一流の役者である彼にも好意を持つようになるわけだ。かと思えば、市村も彼女について《まったく舞台役者っぽくなくてナマな感じがあり》《本当に面白い女優さん》などと自著『役者ほど素敵な商売はない』に書いている。つまり、お互いが意外性から恋におちたのである。しかも、不倫やら篠原父の反対やら、障害まである。これで燃え上がらないわけがない。加えて、ふたりは結婚後、さらに飛躍していった。おかげで、役者同士の理想的な夫婦というイメージまで獲得したわけだ。とはいえ、恋の刺激は永遠ではない。前出の番組で彼女は、会話中、頻繁にダジャレを挟んでくる夫とのこんな近況も語った。「あのダジャレは言われると、ホントに私もうダメで。今もう何を言っても、笑えなくなっちゃってるんです。(昔は)アハハハ、アハってってやってたのに」長年連れ添えば、よくある変化だが、そこで我慢できるかが一生添い遂げられるかどうかの境目だ。しかし、刺激を求めるタイプの篠原には無理だったのだろう。これに対し、市村もダジャレを笑ってくれなくなった妻が前ほど可愛く感じられなくなったのかもしれない。最初の妻とは19年、今回は16年で別れているので、それくらいが彼にとって同じ相手と夫婦でいられる長さにも思える。要はふたりとも、飽きちゃったということだ。むしろ、よく続いたというべきかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年08月17日7月24日に離婚を発表した篠原涼子(47)と俳優の市村正親(72)。離婚後の親権は市村が持つと明らかになったが、そうした決断を受けて篠原に対するネガティブな意見も見られた。だが世間の批判に、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「違和感」を感じたという。その正体とは、いったい何だったのか。近年、増える「卒婚」の正体について語ってもらった――。◆女優の篠原涼子さんと俳優の市村正親さんが、15年の結婚生活に終止符を打つと発表しました。離婚後の親権は、市村さん側が持つとのこと。今後は互いにそれぞれの立場で、父と母という役割を全うしていくようです。篠原さんは今後も女優業に邁進するようですが、日を追うごとにそのネガティブ報道は強まっているような……。そこには、思わぬ“思い込み”があるような気もするのです。■「親権は父親」に対する違和感の正体は今回の離婚報道が出た際、まず多くの人が首をかしげたのは「親権を持つのが市村さん側である」ということです。一般的に離婚後の親権は妻側になることがほとんどであり、今回のケースも「円満なのになぜ夫側が親権を?」と思った方も少なくなかったようです。筆者もこの選択には若干、引っかかる部分がありました。しかし、改めて考えると「むしろ円満な離婚だからこそ、親権を夫にする」という決断ができたのかなと思えなくもありません。離婚後に上がった篠原さんへの批判の声。そこには、私たちの中にまだまだ “母親バイアス”が掛かっているような気がしてならないのです。母親は子どもの親権を取るのが普通。母親なら恋愛にうつつを抜かすべきではない。などなど、当たり前に思っている節はないでしょうか。そういった思い込みと向き合いながら篠原さんや市村さんの選択を見ると、本当はより個人にフォーカスをした決断なのかもしれません。ここ数年、「卒婚」という言葉が一般的になりつつあります。結婚を卒業するという意味で使われますが、何を持って卒業とするかの定義は曖昧です。ただ「相手が嫌になった」というだけでなく、「自分のより良い人生を考えた結果、パートナーが必要ない」と考えたときに卒婚となるようです。そしてこの選択の多くは、子どもという真正面からエネルギーを向ける相手が成人したタイミングなどで起きやすいようです。篠原さんの場合、お子さんはまだ中学生と小学生。ふと考えると、これも1つの“卒婚の形”なのかなと思えてきます。篠原さんを“女優”や“母“として見るのではなく“1人の働く人”として見ると、違った見え方ができるからです。■不仲じゃなくても離婚する時代へ篠原さんは現在、47歳。企業の立ち位置で考えれば、脂が乗った働き盛りの時期です。20代と30代を走り続けて大きな成果をバンバン出してきたのであれば、40代はさらにもっと仕事がしたい、もっと成果を出したい、もっともっと自分を高めたい……。そんなふうに思う人も多いでしょう。しかし、そこに立ちはだかる2つの壁があるとしたら……。1つは子育て、もう1つは年上夫のサポートです。子育ては自分たちの選択ですから当然、向き合い続けるべきものでしょう。ただ年を重ねてきた夫のサポートとなると、話は別。愛し合ったパートナーだけど、気がつけば自分の進みたい道とは合わない。自分の望む自己成長とのスピード感も合っていない。そう考えたとき、今後の関係を見直そうと思うのは自然な流れではないでしょうか。また別居期間が1年と長かったのも、決断を後押ししたかもしれません。別居してみたら意外と家庭はきちんと回っているし、自分も子どもも関係が崩れるわけじゃない。そうなったときに「じゃあ離れた場所で子育てには今後もコミットし続け、普段は自分の役者人生にコミットしたい」と考えるのも、なくはないでしょう。とはいえ夫が自分よりも先に老いて、サポートが必要になること。そして夫と自分のエネルギッシュさにいつか差が出ることは、年齢差がある以上はわかっていたこと。それが現実になったとき、「やっぱり違った」と手放すのはややドライすぎるような気もします。ただそうした彼女に対するネガティブな考え方の根底にも、もしかしたら私たち一人ひとりの中にある“母親バイアス”があるのでしょうか……。(文:おおしまりえ)
2021年08月14日篠原涼子離婚原因は妻の不倫だったのか!?先日、市村正親との離婚を発表したばかりの篠原涼子。なんと、韓流アイドルと交際しているという報道が飛び出した。これには驚いた人も多い。『週刊文春』(8月12・19日号)が報じたところによると、篠原は韓国の男性アイドルグループ・SUPERNOVA(元・超新星)のグァンスと交際しているというのだ。ただし、この記事には同じマンションに住んでいるというふたりのツーショット写真はなく、両方に直撃取材をしたものの双方が交際を否定している。篠原にはかねてから江口洋介や年下イケメンなどとの密会報道が出ており、男性経営者の妻とトラブルになっていたという証言も報じられていた。■証拠がなければ“自白”に今回、夫婦が公表した離婚原因が今一つはっきりしていなかったことで、時間を置かずに決定的な離婚理由を示す報道が出るのではないかと語っていた記者もいた。「別居後に篠原が複数の男性と遊び歩いているという情報は、複数の週刊誌がキャッチしていました。彼女が暮らすマンションを張り込んでいたのは『文春』だけではなかったので、先に証拠をつかんだ雑誌が記事を出してくる思っていました。最初に報じるあたり、さすが『文春』といったところですね」(写真誌記者)ただ『文春』も決定打となる証拠写真は撮影できていないようだ。相手がグァンスで同じマンションに住んでいることを確認しているにも関わらずツーショットどころか、ふたりが別々にマンションから出入りする写真もない。「これ以上張り込んでいても写真を撮るのは難しいとなって、グズグズしていたら他誌に先を越される恐れがあり、一気に勝負に出たのではないでしょうか」(同・写真誌記者)“状況証拠”がなければ“自白”に頼るしかないといったところか、『文春』は篠原とグァンスに直撃取材を敢行する。しかしグァンスは友人関係であることを認めたものの、交際については認めなかった。一方の篠原も同様の対応だ。このままでは、噂の域を出ないあいまいな記事しか作れない。そこで、『文春』が掴んでいた“物証”が役に立つことになる。それは“アンクレット”をふたりがおそろいでつけているという情報だった。ともに左足首に付けていて、それには『恋人がいる』『婚約、結婚している』という意味があるというのだ。■食い違う“アンクレット”の出所左手の薬指に指輪をしている人がすべて結婚している、恋人がいるとは限らないので、アンクレットにしてもしかりと思うのだが、ここで篠原が墓穴を掘ってしまうことに。アンクレットがグァンスとお揃いではないのかという質問に対し、《違います。主人からいただきました》と、答えてしまったのだ。文春記者は“してやったり”と思っただろう。今度は市村から《(アンクレットについて)知らないよそんなもの。自分で買ったんでしょ?》とのコメントを引き出している。案の定、このアクセサリーが市村からのプレゼントではないことがわかり、疑惑は深まることに。このやりとりが生まれたことで「やっぱり不倫は本当か」と感じる読者も少なくないだろう。しかしたとえば篠原が、アンクレットに関して「自分で買った」と答えていたらどうなっていただろうか。あるいはそれ以前に、彼女がいっさい何も答えてなければ、この記事の重みはだいぶ違っていただろう。篠原はマスコミを避けることをせず、どんな時もいやな顔を見せず質問に答えてくれるという、その性格の良さはマスコミのあいだでは評判だった。無視すればいいものを……と思うかもしれないが、それでも立ち止まって話しに応じてしまうのが篠原涼子らしさであろう。《主人からいただいた》という答えはとっさに浮かんだのかもしれないが、市村とは不仲ではなかったということをアピールしたかったのかもしれない。しかしながら、この“渦中の人間に同時直撃する”というのは週刊誌取材の鉄則。両者(今回はグァンスも含めた3者)の話す内容の齟齬(そご)が重要な“証拠”にもなりうるし、時差のせいで生まれる“口裏合わせ”を防ぐことができるからだ。双方に配置された記者は直撃するタイミングをうかがいながら、電話などで連携をとりあう。今回について言えば、篠原の記者に対する彼女の優しさが仇(あだ)となってしまったか、文春記者の腕が光ったというべきか……。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2021年08月07日有村昆と丸岡いずみ「このたび、有村昆と丸岡いずみは、協議離婚したことをここにご報告させていただきます」映画コメンテーターの有村昆と、フリーアナウンサーの丸岡いずみの協議離婚が成立した。有村といえば、今年5月、週刊誌に『フライデー』でラブホ密会を報じられたばかり。このスキャンダルを受け、“けじめ”として有村から離婚を申し出たという。■有村に親権、丸岡を心配する声「3歳になる長男の子育ては、今後も協力しあってしていくとのこと。親権は有村さんが持つと聞いています。しかし、ネットでは“浮気した側が離婚を申し出て、親権を持つとか複雑”といった不満の声や、かつてうつ病を患ったこともある丸岡さんのメンタルを心配する声が多くあがっています」(芸能ジャーナリスト)“夫側に親権”で話題になったといえば、先日離婚を発表した市村正親と篠原涼子も同じだ。2人の息子の親権は市村が持つという。市村は72歳という高齢であるゆえ、こちらも意外に思った人が多いよう。親権は母親側が持つケースが多いが、「男性側が親権を持つというのも、決して珍しいことではありません」そう話すのは離婚問題に詳しい堀井亜生弁護士。男性側が親権を持つというのは、どういうケースが考えられるのか。「多い事例としては、お父さんの方がメインで子育てに手をかけてきたパターンです。その場合はそのまま男性側が親権を持つことが多いです。篠原さん、市村さんのご家庭もこのケースに当てはまるかもしれません」(以下、堀井弁護士)一部報道によると、篠原が子どもと夫のいる自宅マンションを離れる形で2人は別居。多忙な篠原に変わって、息子たちの学校の送り迎えといった子どもの面倒は、市村が率先して行っていたという。「離婚後も夫婦でいたときのスタイルを崩さず、親権は市村さんが持つことになったのかもしれません。“親権=母親”というイメージがあるのも、今までは“子育て=母親メイン”という家庭が多かったからでしょう。でも今は共働き夫婦も多く、お父さんがメインで子育てをしている家庭も少なくありません。そのため、親権を求める男性も増えています」■親権に「跡取り」事情有村、丸岡のケースはどうか。丸岡は2度の流産、不妊治療を経て、代理母出産で男児を授かっている。例え有村が子育てに協力していたとしても、不倫(未遂)をした夫に親権が行くのは納得がいかない気もするが……。「歌舞伎役者などの家系ではよくある話なのですが、丸岡さんたちのお子さんも男の子ということで、“跡取り”の事情があったのかもしれません」有村といえば、父親は藤村延魚氏で『チョイスホテルズインターナショナル』の元副社長兼日本支社長。これまで明かされたおぼっちゃまエピソードは数知れず。そんな家柄の一人っ子でもある有村にとって、子どもは確かに大事な跡取りでもある。「私がこれまで見てきたケースでも、お母さんが主に子育てをしてきたものの、夫側の家の子として育ったほうが、子どもにとっていいだろうという両親の判断で、親権は父親ということもいくつかありました。有村さんたちには世間からはさまざまな意見があるかもしれませんが、協議離婚で、親権を争った形跡もないので、不倫と親権については別のこととして考え、お子さんは有村さんの家庭で育ったほうがいいという判断がお2人の間であったのではないでしょうか」特に、芸能界では父親が親権を持つ割合が高いのでは、と堀井弁護士。「ココリコの田中直樹さんや中山美穂さんの元夫・辻仁成さんもそうですが、芸能人の方で親権を持ち、シングルファーザーとなった男性は他にもいらっしゃいます。芸能人の方は仕事の調整が比較的自由に出来ますし、お手伝いさんを雇う経済的な余裕がある人も多く、子どもを育てられる環境にあるため親権を取得するケースが多いのではないでしょうか」先月離婚を発表した福原愛は、台湾人夫ともに「共同親権」とすることを明かした。日本では離婚後は単独親権になると法律で決められているが、多くの国では父母両者が親権を持つ「共同親権」が認められている。もし日本でも認められたら、一般家庭でも芸能界でも、また新たな形の家族が生まれていくことだろう。子どもにとって最善の選択とは何か。市村と有村のシングルファーザーとしての活躍にも期待したい。
2021年08月03日