今回のリリースをベストにしようと言ってもらえたときに、15周年のときにそれより前の分は出したので、増子さんにお世話になった10年間のあとに、今のライブで演ってる曲がメインになるベストを作れるというのは結構いいなと思って。以前の音源じゃなくて、今の私たちが演っている音源として聴いてもらえるのもいいと思ったし、願ったり叶ったり(笑)」(すずき)。結成以来不動のすずき、笈川が、メンバー交代のあったリズム隊の旭司(b)、ヤマダヨウイチ(ds)という“今の4人”で録音することに大きな価値を感じている。「アレンジは特に変える必要はないんじゃないかと。その代わり今の4人で演奏したときに、どういうふうに走らせるのかに集中しましたね」(笈川)
そして11月19日(日)には東京・CLUB QUATTROで“100パーセント ナイス!”と題したワンマン・ライブに挑戦するという。「現状、私たちがQUATTROでワンマンするのはすごくたいへんだから、いくら20周年とは言え、そんなに無理せず、他にもやりたいこと、やれることもあるし、という意見もあったんだけど、メンバー全員が『いや絶対トライした方がいい』って。そういう意見がバンドから出てくるのがすごくよかったなと思えた」