上北健
シンガーソングライター上北健が、4月12日に2枚目のミニアルバム『LAYERED』をリリースする。最新作について話を聞いた。
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タイトル“LAYERED”とは、“(大地などの)層状”という意味。「生まれてからいまに至るまでのたくさんの経験が、その人の“層”。僕の中にある“層”を切り開いて6曲を作りました。改めて、自分の中にもいろんな感情があるんだなって感じました」という上北。
ボーカリストKK(ケケ)として活動していた上北が、シンガーソングライターとして活動をスタートした2015年のアルバム『SCOOP』の頃は、「自分のモヤモヤした部分をエネルギーにして曲を書いていた」という。「それが違うもの」へと変化していったのは、「自分を俯瞰で見られるようになり、曲を聴いてくれる人を意識して曲を作るようになった」から。
リード曲『笑って咲いて』は、「自分自身に足りない部分を感じている人たちへ向けた曲」と話す。誠実さと優しさを湛えたその歌声で、“笑え、笑え”とエールを贈っている。
さらに、この6曲のイメージを物語にしたコンセプトブックも同時リリースする。これは前作『TIDE』からの試みだ。