『「ドラゴンクエスト」ウインドオーケストラコンサート』試奏の模様
昨年、誕生30周年を迎えた『ドラゴンクエスト』。記念イベントが続々と行われているが、昨年10月には吹奏楽による演奏会『「ドラゴンクエスト」ウインドオーケストラコンサート』が開幕した。いよいよ、これまで誰も生で聴いたことのない“吹奏楽編曲”によるシリーズ“VII”“VIII”“IX”のコンサートが、初お披露目となる。先日、初めて音を出す“試奏”がおこなわれ、そこで指揮者の大井剛史と永峰大輔に話を聞いた。
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これまで、“I”から“VI”までのコンサートを手掛けた大井は、「ドラクエコンサートはお客さんとの一体感に特別なものがある。僕もそうだけど、音楽が体に染みついているんですよね。こちらも一緒に楽しんでいる感じがあって雰囲気がいいんです」とその魅力を語った。永峰も、「組曲の中には、マッシュアップ(複数の曲を編集してひとつの曲にする)されているものがあって、街やフィールド移動などゲームをしている感覚を思い出します。
ゲームでは場面が変わると音楽が切れちゃいますけど、最後まで聴けるのもおもしろいですよ」と他の演奏会にはない楽しさを語った。