「オリンピック、ワールドカップ、そして4Stars!」(城田優)
城田にとって英語は第3言語、まさしく不利な戦いだった。さらに「僕はネガティブで、本番になると怖気づいちゃう」という彼だったが、「3人はいつも支えてくれた。愛にあふれる方たちでした」と話す。特にシエラの「証明しようとせず、共有すればいい」というアドバイスに、大きな気づきを得た城田。言葉の壁を越え、リスペクトし合った前回を経て4年、シエラやラミンとの交流を続け、絆はより一層深まっていた。「もう一度、やりたい」と訴えたのは彼自身。タイミングも合い実現となった今回、目指す先は「4年間の成長や経験を存分に生かしつつ、形にしたい。3人とスペシャルな時間を共有し、お客さんにもそれを届けて、みんなで楽しい最高の時間を過ごすこと」。
メンバーは「家族思いで、おちゃめ。でも、すごい喉を持っている」ラミン、「まっすぐでピュアで、日本が大好き」なシエラ、そして「モンスター級の歌唱力を持つ人」パティーナ。「フレンチミュージカルや、僕らの持っているアイデンティティを生かした曲を歌いたい」と言う城田は、日本語で、また前回好評だったスペイン語の歌も披露してくれるかもしれない。新たな演出の中、『エリザベート』の“闇が広がる”をラミンとふたりで歌うことを楽しみにしている。