望海風斗 撮影:三上富之
宝塚歌劇団雪組新トップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)の、宝塚大劇場お披露目公演初日が近づいている。2003年に初舞台後、色濃い役まで自在にこなし、特に表現力豊かな歌唱力で魅了してきた望海が、世界的な作曲家、フランク・ワイルドホーンの全曲書き下ろしミュージカル『ひかりふる路(みち) ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』に主演する。望海自身、大きなギフトをもらったような感慨があるといい、「ワイルドホーンさんの『一緒にやろう』というお気持ち、温かさに感謝しています」と顔をほころばせる。
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本作は無名の弁護士からフランス革命の中心人物の一人となり、恐怖政治を進めたロベスピエールの生涯を描いた物語。仲間との絆、運命的なロマンスなどを通し人類の歩むべき路を問いかける意欲作だ。「彼は弁護士でもあったので、理想のために闘う、というところがすごい人。上を目指して進むという部分は自分と似ていると思います」。
制作発表会の前にワイルドホーン氏から「感じたまま作りこまず、音楽に身を委ねて歌ってほしい」とアドバイスを受けた。
「(ワイルドホーン氏のピアノ)