「追い込まれる人間をリアルに」西銘駿が語る『ダンガンロンパ3』
学級裁判で主人公がどんどん論破していく姿は気持ちがいいし、次は何が起きるんだろうという緊張感も面白いです」と語る。その中で今作は「これまでの2作と違う世界観になります。学級裁判はなくなり、描かれるのは人間同士の裏切り合い、騙し合い、探り合い。追い込まれる人間の姿はリアルなものになると思うので、そこを観てほしいですね。だけどただ暗いだけではなく、ラストはスカッとしますよ!」
登場人物の多くは“元・超高校級の○○”という特別な才能を持った高校生が集まる「私立希望ヶ峰学園」の卒業生。 西銘演じる主人公・苗木誠は「超高校級の希望」を持つ。「苗木くんは僕に近い普通の男の子なので、その感じを出していけたらいいなと思っています。登場人物が全員個性的な中でひとりだけ普通の存在ですが、そんな彼がつくりだす希望だからこそ、観ている人たちにも希望を与えられると思う」。
演じるうえでは「誰かが傷つくくらいなら自分が、という性格は共感できる部分」と言い、「みんなが裏切り合っている中でもひとり“みんな仲間だ”という思いがあるし、自分よりみんなのことを考える人で、そういうところから希望が繋がっていくんだなと感じました。