くらし情報『「挑んでよかった」ヨーロッパ企画は20周年ツアー中!』

2018年9月7日 16:05

「挑んでよかった」ヨーロッパ企画は20周年ツアー中!

と笑顔を見せる。

2作品を交互に上演する毎日。石田が「『ブルース』が意外と難しいんですよ」、酒井も「感情の変化が今の僕らと違うから、一瞬ついていけないときがある」と明かすと、上田は「『ブルース』は元気なんです。作家って、続ければ続けるほど書く筋肉がついて作品の尺が長くなるもので、昔は僕も1時間の劇が精一杯でした。そこからだんだん書けるようになってきて、新作の『ワンスモア』は2時間半あります。だから若いときに書いた『ブルース』は、ストーリーの量は少ないのですが、その代わりに筆が元気にあちこち走っている。まだ書き方をわかっておらず、あっち行っても楽しいしこっち行っても楽しいしという“書くのを楽しんでる感じ”がすごくあって。いい意味でも悪い意味でも無駄な台詞がすごく多いんです。
逆に『ワンスモア』は無駄がない。すべてに意味があるし物語としても深くなっています」と根本の違いを語る。その違いが、演じるうえでは「『ブルース』は元気で『ワンスモア』はテクニカル。両方違う部分で大変なのですが、それがいいですよね」(酒井)とよい緊張感に繋がっているのだそう。

「20年やって、やっとわかってきたことがあり、最近いろんな歯車が合い始めた感覚もある」

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