いくらでも模索できるし、追求出来る作品なので、今回も葛藤をしながら楽しんでやれたらなと思います」と語った。『死神』の最後で見せた余韻が印象的だった宮下は、「組み合わせによってまったく話が変わってみえる所が、ハンサム落語の面白さであり、見所だと思います。僕自身もすごく楽しみなので、お客様に届くよう、毎公演しっかり届けたいと思います」と話した。『明烏』でのお堅い坊ちゃん、『芝浜』での女房役とタイプの違うふた役を個性たっぷりに演じた磯貝は「本物の落語と同じように老若男女、親しまれるように頑張っていきたいと思っております」と語った。
宮下、磯貝と並び、一幕より出演している平野は「第十幕までやってくることができたということに感謝しつつ、驕らず。『ハンサム落語』という根底には、言葉で楽しみたい、楽しんで頂きたいという気持ちがあるので、今回の第十幕も今までと根底は変わらず、どの演目を観て頂いても楽しい公演になると思います」と作品への自信を見せた。「ハンサム落語」は東京公演が11月13日(火)まで、東京・CBGK シブゲキ!にて。東京公演の前売りチケットは完売しており、当日券を販売予定。
また大阪公演は、11月16日(金)から18日(日)まで大阪・シアター朝日にて。大阪公演は現在チケット発売中。