中川晃教が二十面相、加藤和樹が明智探偵!乱歩の世界をミュージカル化
アッキーさんの歌にとにかく惚れているし、その上での芝居の作り方、さらに時として演技を超える感情がほとばしるところもすごい。今回はどんなアッキーさんが見られるのか、非常に楽しみにしています」と、こちらも共演を心待ちにしている様子だ。
演じるのは、中川が怪人二十面相、加藤が明智探偵。森雪之丞による脚本は「笑えるポイントもあり、面白く読み進めていったのですが、「えっ」となるところもある。何が正義か、何が真実かが曖昧になって、人の気持ちも行動も表裏一体なんだなと思わせられます」と加藤。続けて「演出の白井晃さんも、ミュージカルとしてのエンタテインメント性はなくさずお芝居を作りたいと仰っていました。その中で、芯となる僕らふたりの奥底にある本音や本質が見え隠れしたら面白いですよね」と期待を語った。
テーマ音楽は東京スカパラダイスオーケストラが担当し、作曲はWEAVERの杉本雄治が手掛けるのも話題。
「日本のオリジナルミュージカルで、しかも江戸川乱歩の世界という日本独自のコンテンツ。乱歩の世界はどこか淫靡で、乱れ崩れていく美しさがあり、さらにそれを美しいと思う自分の心は美しいのか……というところまで考えさせられる。