くらし情報『KERA新作・瀬戸康史「おもしろいと自信を持って言える!」』

KERA新作・瀬戸康史「おもしろいと自信を持って言える!」

KERA新作・瀬戸康史「おもしろいと自信を持って言える!」

瀬戸康史 撮影:源賀津己


ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が作・演出を手掛ける「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~」が11月にKAAT神奈川芸術劇場で開幕する。出演者の瀬戸康史に話を聞いた。

KERAの書き下ろし最新作である本作は、『失踪者』『審判』『城』に続くカフカ4作目の長編小説の遺稿が発見され、舞台化するというもの。つまりKERAが愛するカフカの長編を捏造し、戯曲化する。

そんな本作ついて瀬戸は「やっぱりKERAさんの発想はおもしろいなと思いました。ただ、カフカってちょっと難しいじゃないですか。僕も『城』と『変身』を読みましたが、まったくと言っていいほど意味がわかりませんでした。だからもしかしたら観る人も『難解な作品になるのかな』と思っているんじゃないかと思いますが、KERAさんなのでめちゃくちゃおもしろいと思います。
それだけは自信を持って言えます!」と語る。

それほどKERAに信頼を寄せる瀬戸が、KERA作品に出演するのは2017年の『陥没』(KERA作・演出)以来2作目。その際に演じた役はこれまでの瀬戸の印象とは違うもので、俳優・瀬戸康史の実力を知らしめた。

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