稽古に潜入!西川大貴作・演出の新作ミュージカルが間もなく開幕
ミュージカル「(愛おしき)ボクの時代」
新作オリジナルミュージカル『(愛おしき) ボクの時代』が、11月15日(金)からの2期に渡るプレビュー公演期間を経て、11月30日(土)から本公演が上演される。その稽古場に潜入した。
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日本発のミュージカルをオフ・シアターから育てていくというプロジェクトでもある本作。脚本・演出は、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』などでは俳優として活躍し、脚本家・演出家としても作品を精力的に発表する西川大貴。音楽は、ジャズピアニストの桑原あい。振付は、ダンサーで振付師の加賀谷一肇という同世代の3人。そして、日本では『ゴースト』などを演出したダレン・ヤップが、スーパーバイジング・ディレクターを務める。出演者は400名を超えるオーディションで選ばれた風間由次郎ら17名。
この日は稽古開始から4週目という頃。来日したダレンも参加し、二幕の稽古が行われていた。取材時は、共に旅をする4人(風間由次郎、塩口量平、関根麻帆、溝口悟光)と天狗(猪俣三四郎)による芝居パートの稽古中。まず全員のキャラが濃く、小さなやり取りにも笑ってしまう。キャスト達はシーンを繰り返す毎に芝居でトライをしていて、そこにカンパニーの空気の良さも感じた。