夏川りみ
夏川りみが、デビュー20周年を記念して1月11日(土)、NHK大阪ホールで「20th Anniversary Tour 2019 『みーふぁいゆー』 ファイナル」を開催する。タイトルは“ありがとう”という意味。「111と並ぶおめでたい日に、感謝を込めてみんなで楽しくお祭り騒ぎをしたい」という夏川に思いを聞いた。
「夏川りみ」チケット情報
今年8月、「愛」をテーマにした5年ぶりの新アルバム『美らさ愛さ(ちゅらさかなさ)』をリリース。同名曲では、ウチナーグチ(沖縄の方言)は話せないが、「島の美しさを表現するには方言のほうがしっくりくる」と、夏川が方言の専門家とやりとりしながら歌詞を手掛けた。歌の最後には琉歌(沖縄諸島などに伝わる短詩形の歌)が入り、切なく幻想的だ。「琉歌は泣きとも言われるんですが、本当に難しくて。方言を含め20周年記念のいい経験になりました」。
また、激しいエレキギターのイントロが印象的な『マモリウタ』では、「『歌でしか言えずごめんね』というフレーズが自分らしくとても気に入っているんです。最後には『わたしの歌であればいい』と結び、ファンにはひとりじゃないよと伝えたい」